キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリアコンサルタント試験

第20回試験に向けて

本日、第19回の国家資格キャリアコンサルタント試験の結果が発表になりました。そして、同時に第20回に向けての本格対策が始まります。

残念な結果だった方、この結果は「過程」です。次回に向けて諦めずチャレンジを続ける限り”結果”ではありません。努力が報われなかった、自信がなくなった、もういいか・・・。こうしたネガティブな感情が後から後から湧き上がってくることでしょう。無理もないですね、頑張った証拠です。

ネガティブな感情はキャリアカウンセリングに付きものです。この感情に向き合い、信頼関係を築き、問題を見つけ、自立の道を支援していく。これがキャリアコンサルタントです。

このように考えた場合、今ここに、自分と言うクライエントがいる。こころの声をじっくり聴いてみてください。そしてそのまま受け入れてください。セルフケア、セルフカウンセリングですね。自分の声と自分の頭が協働して進むべき方向を見つける。「過程」ではいろいろなことが起きます。ですが、ゴールはどこですか? そこをしっかり見定めてください。

落ち込むことは決して悪いことではありません。むしろ落ち込んだりするのは当然で、そこから立ち上がることこそ価値があります。落ち込んだ時こそ新たなカードを手に入れるチャンスですね。だから、カードをたくさん持っているひとが本当のキャリアコンサルタントだと私は思うのですが、如何でしょうか。


さて、キャリコン実践研究会では第20回試験に向けて講座内容を見直しました。第1の目玉は論述試験対策の強化です。

ロープレ対策講座で面接試験対策のお手伝いをしてきましたが、基本が定まっていないケースが多く見られ、遠回りをしているのでは・・・。そこで、論述対策を強化し、論述&面接の合計点向上を目指すというのが今回の狙いです。そして以下の講座をご用意致しました。

1)(協議会向)オンライン論述ワークショップ NEW
定員:10名、講座時間:150分、受講料:5,000円、形式:オンライン(Zoom)
開催日:6月5日(日)10:00~12:30
⇒お申込はこちら・・・【お申込フォームへ
※恐れ入りますがホームページを経由して前提事項をご確認の上、お申込フォームに進む流れとなっておりますので予めご了承ください。

別枠で資格ホルダーや当会CCLabo会員にも参加して頂き、受験や論述対策への意見交換を行います。またグループで論述試験の解答を作ってみるなどのワークショップです。

これから本格的に受験対策をしよう、あるいは対策に行き詰っていてもう一度仕切り直ししようと思っている方に最適です。

尚、このワークショップはキャリアコンサルティング協議会向けの対策講座となります。講座終了時にはご参考として当会作成の第19回(協議会向)論述試験解答例を差し上げますので、20回試験対策スタート講座としてお申込頂ければと思います。

2)オンライン個別論述対策講座 NEW
マンツーマン、受講料:120分コース15,000円、形式:オンライン(Zoom)
⇒お申込はこちら・・・【お申込フォームへ
※恐れ入りますがホームページを経由して前提事項をご確認の上、お申込フォームに進む流れとなっておりますので予めご了承ください。

従来は「個別ロープレ対策講座」の中で、ご希望に沿って行っておりましたが、今回から独立させ、講師と2人で徹底的に論述試験対策を行うことにしました。

出題事例の分析の仕方、解答作成上の作戦、そしてロープレへの活かし方を受講者に相応しい形で作り上げていきます。それはご自身のノウハウになり、キャリアコンサルタントとしての第一歩につながるはずです。

また、ご作成頂いた論述試験の解答を講座内でコメントしたり添削したりもできます。当会の論述試験に関するノウハウは、テキスト『論述試験のポイント整理』(JCDA、協議会共通)にまとめていますのでご購読頂ければ論述対策も更に強化されると思います。

3)オンライン個別ロープレ対策講座
マンツーマン、受講料:60分コース9,000円 120分コース15,000円、形式:オンライン(Zoom)
⇒お申込はこちら・・・【お申込フォームへ
※恐れ入りますがホームページを経由して前提事項をご確認の上、お申込フォームに進む流れとなっておりますので予めご了承ください。

講師と2人で徹底的にロープレ対策を行います。第三者を気にすることなく、また納得がいくまで意見交換しながら実力を磨いていけますので、どうやったらいいか分からない、苦手分野がある、といった悩みを抱えるかたは是非ご受講を検討してください。

不合格を何度も経験されている方は大歓迎です。経験を積まれているだけにちょっと直すだけで急速に力を伸ばすこともあります。また、初受験の方も大歓迎です。変な癖がつく前に最短で合格を目指しましょう。どんな方でも大歓迎です。どんな方にも成長の余地は必ずあります。われわれ講師はそうした受講生との出会いを楽しみにしています。

当会の面接試験に関するノウハウは、テキスト『面接試験のポイント整理』(JCDA、協議会共通)にまとめています。受験対策10数年の経験をここに凝縮しました。ご興味のある方はご購読をご検討ください。

4)各種テキスト販売
価格:1種類 4,000円 全4種類一括割引 15,000円
⇒お申込はこちら・・・【お申込フォームへ
※恐れ入りますがホームページを経由して前提事項をご確認の上、お申込フォームに進む流れとなっておりますので予めご了承ください。

キャリコン実践研究会では、面接、論述の他、重要分野として「傾聴」と「口頭試問」に特化したテキストも作成しています。とかく軽視しがちな傾聴と口頭試問、実はこれらには合格に重要なカギが潜んでいます。

「傾聴」はただ聞いていますよ、ではなく、言語、非言語を含めた総合的な対応です。それが信頼関係構築につながり、人的対応の上手さになるんですね。また「口頭試問」は、傾聴と違って論理的な説明力、報告力が求められます。論理的なものですから論理的なフレームワークを理解出来ればそんなに難しいものにはなりません。そして、この両者はキャリコンとしての必須事項であり、プロになった時の土台になるものです。こうした視点を持って受験対策を行うことに意味があると、われわれは考えています。

さあ、一緒に20回対策を始めましょう。皆様のお申込をお待ちしております。
キャリコン実践研究会のホームページは→【こちら

(論述試験)目指せ40点!(6)

論述試験の配点は50点、面接試験が100点で、実技試験の合計点は150点。得点率60%、90点取れば合格です。ですが、試験は同日ではなく先に論述試験が行われるという点に着目してみますと、論述試験の出来栄えが面接試験に少なからず影響を与えるということが懸念されます。

もし、論述試験で40点取れれば・・・、面接試験は50点取ればいい!ということになります。ご報告いただいた当会の受講生で面接試験が50点未満という方はほとんどいませんので、ほぼ全員めでたく合格、資格取得ということになりますが、面接試験で50点取れればいいと思えること自体が心理的なゆとりを生み、落ち着いて相談者(役)に向き合えるようになるのではないかと思います。

一方、論述試験の出来が悪かったら、面接試験で挽回しなければならないとムリに力が入ってしまう心配があります。

まあ、点数評価は合格発表時点でしか分かりませんが、論述試験の感触といったものは無視できないと思われますので、是非、40点以上を目指して論述対策に取り組んで頂ければと思います。


さて、JCDAの最後の出題:問い4は、「事例Ⅱのやり取りの後」「どのようなやり取りを展開していくか」「理由を含めて、具体的に」答えさせる出題です。

一つひとつ見ていきましょう。まず「事例Ⅱのやり取りの後」という点ですが、解答文は事例Ⅱの最後の部分に触れるところから始めます。最近の傾向は自分自身の問題について「気づき」が見られたシーンで終わっていますね。

気づきというと、いままで正しいと思ってきたことに少し疑問を感じるようになった、そんなケースがほとんどの様です。そうしますと、そうした気づきを明確にした上でどうするのが、あるいはどうなるのが良いのか、新しい考えや価値観を再構築するステップに進んでいきます。

「どのようなやり取りを展開していくか」については、例えば「消極的」というネガティブな気づきであったとすると、その反対語を思い浮かべてみると分かり易いかと思います。この場合は「積極的」ということですね。積極的とはどういうことか?などをテーマにしていくと、望ましい方向性が見えてくるでしょう。一つのヒントとして覚えておいてください。

最後に「理由を含めて、具体的に」という条件ですが、まず「理由」については、気づきを起点として「ネガティブな気づきだったので、自分で選択し自ら決断していくためにはポジティブなものの見方が必要」という観点から記述していけばいいかと思います。

また、逐語における相談者の言葉を引用すれば「具体性」も加味できます。このようにして解答文を作成していけばいいのではないかと思います。

繰り返しになりますが、解答文は、気づきの部分にまず触れ、その具体的な相談者の言葉を引用し、ネガティブな点を明確にすると共にポジティブな新たな考えを再構築する方向を目指す旨をしっかり記載します。

そして、問い3で、自己理解・仕事理解面等も問題として取り上げていたら、同時に自己理解や仕事理解を深める点も触れておくと良いでしょう。
以上です。論述試験、40点以上を目指してがんばってください。


【キャリコン実践研究会】

 今後、解答例の提示も考えていこうと思っていますが、実現までには少々お時間を頂きたいと思います。

ホームページ』←ここをクリックしてください。
キャリコン受験生及び資格保有者に必要な情報を提供するベースキャンプです。是非一度、ご訪問ください。今後、当ブログのように試験内容に少し踏み込んだ記事もご提供していきたいと思っています。

また、学びの場はコミュニケーションの場でもあります。われわれ講師は受講生との対等で共に学ぶ視点で交流を深めたいと思っています。お申込後に疑問点や新たに気づいた点がありましたらどんどんご連絡ください。成長に限界はありません。それぞれの立場で、それぞれのペースで、ご自身の世界を高め、広げていってください。

キャリコン実践研究会が提供するサービス
1)受験対策テキスト
   面接試験のポイント整理
   論述試験のポイント整理
   傾聴(信頼関係構築)のポイント整理
   口頭試問のポイント整理

2)個別ロープレ対策講座
   ロープレと銘打っていますが、講師と1対1の個別講座です。
   受講生のご希望に沿って論述対策、面接対策を行います。  

(論述対策)目指せ40点!(5)

論述試験は時間配分も大きな要素です。途中で引っかかったり解答主旨がまとまらないと、いたずらに時間が過ぎてしまい焦りを呼んでしまいます。

従って、合格点以上を目指すためには答案練習が欠かせません。試験日が近づいて来たら毎日50分の試験環境を作り、実際に答案を書いてみましょう。キーボードに慣れた生活では、鉛筆で文字を書くこと自体が課題になることだってあります。

出題は過去問3年分がネットから入手できますので、その出題及び解答用紙を使います。解答スペースを考慮し、はみだしが無いか、採点者に見やすい答案になっているかもしっかりチェックします。

同じ答案を何度解いても構いません。得点レベルよりもより洗練された答案に仕上げるという視点で練習すれば、きっと本番での実力発揮につながると思います。欄外やメモ用紙の活用、出題文へのマーキングなども工夫してみてください。


さて今回はいよいよ協議会の最終問、設問4です。「設問3で答えた内容を踏まえ」「今後、どのような方針で」キャリアコンサルティングを進めていくかを答えさせる出題となります。

信頼関係が構築され、ある程度お話を聴くことができ、相談者の問題も見えてきた。さてここからどのように面談を進めていくか、その時点での設問ですね。

まず「設問3で答えた内容を踏まえ」ということですから、明確にした相談者の問題に向き合うことから書きはじめます。設問3と違って解答スペースも十分ありますので、設問3で言及しきれなかった点を書き加えても良いかと思います。

事例によって一概には言えませんが、設問3の解答主旨が自己理解、仕事理解だとすれば、まずそれらについて触れます。例えば、一番差し迫った問題が、自分の役割についての偏った見方だったとすると、まずそうとは限らない点を理解してもらうやり取りから始めます。

そして、確かにそうとはかぎらないなあと偏った論理に柔軟性がでてきたら、改めてご本人の本来の姿に気づき、自己理解を深めてもらうという展開を想定します。つまり自分の強みや能力、興味関心に気づいてもらい積極的に取り組んでいけるような土台を作っていくわけです。

次に「今後どのような方針で」という点ですが、方針とは「進むべき方向」ですから、展開でもいいしステップと考えても間違いはないと思います。

言い換えれば、「相談者が相談したい問題」に応えられる当面のゴールを示すということにもなります。そして、それは相談者に合意してもらえるものでなければいけません。

以上のような視点で解答文を作っていけばいいかと思います。設問3と設問4はひとつの出題と考えて、トータルで、相談者の問題/その根拠/今後の対応方針を答えていく。この流れは面談でも試される展開ですので、しっかり押さえておきましょう。
(つづく)

 
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(論述試験)目指せ40点!(4)

論述試験の難しさは、時間内に解答文にまで書き上げなければならないことですね。問題文の読解力、相談者の背景や問題点についての洞察力、そして解答文を作成する文章力ですから、考えてみたら脳みそフル回転、体調なども影響し、論述試験は人間力総動員で対処しなければいけない大イベントです。

そんな論述試験でなんとか80%以上の得点を取っていただきたいと、私なりにコメントする第4回目です。


今回はJCDAの問い3で、「全体の相談者の語りを通して」「(キャリコンが考える)相談者の問題」を「具体的な例をあげて」答えさせる出題。

JCDAが考える「相談者の問題」は明確です。すなわち、”自己概念が絡む問題”で、自己概念というと、考え、経験、価値観に関わるものということになります。

ここで、考え、経験、価値観というと複雑になりますが、経験から考えは作られますし、考えも信念に近いようなものになりますと価値観ですから、受験対策上は「相談者の問題は経験から導き出された強い考え」とシンプルに捉えてもいいのではないかと思います。

強い考えは信念であり、それが問題につながっているとなると非論理的な信念で「思い込み」です。論理療法などを考えるとよく分かると思います。

さて、考え(思い込み)と言ってもちょっと曖昧ですね。もう少し具体化しましょう。それは相談者をとりまく(環境)事象に関する考え、言い換えれば「ものの見方」にもなります。

ものの見方は「相談者の語り」に現れます。従って出題条件に沿って相談者の語ったフレーズから該当部分を取り上げ、「~という語りから、~という思い込みがあると思われ、この点が相談者の問題である」とし、可能であればその非論理性についても言及すればいいのではないかと思います。

尚、最近、JCDAも少し協議会側にシフトしているのかと思わせることもあり、必要に応じて自己理解や仕事理解、その他コミュニケーションやキャリアプランについて触れておくのもいいかもしれません。(ご参照:当ブログ「(論述試験)目指せ40点!(3)」)

但し、JCDAは経験代謝という独自のアプローチを持ち、相談者の語りの「意味」を重視します。そして、その「意味」を解明するために「感情」を手掛かりにして問題に迫ります。こうした点を頭に入れ、相談者の問題の中心として相談者の「考え」を押さえておくことを忘れないでください。
(つづく)

 
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(論述試験)目指せ40点!(3)

キャリアコンサルティング。面談中はいろいろなことが起きます。例えば、相談者とのお話がうまくかみ合わない時、コンサルティングに迷うこともあります。どうやって本来の姿に戻していくか焦る場面でもあります。キャリコンも人間ですから、いろいろ手を打ってもますます深みに・・・。

そんな時、何が頼りになるか?というと、理論的な理解です。そのような意味で、論述の勉強は実技試験の基礎になりますのでしっかり押さえていきましょう。


今回は、協議会の設問3で、①あなたが考える相談者の問題と②その根拠を相談者の言動を通じて答えさせる出題です。いよいよ核心に入ってきました。

協議会の「キャリコンが考える相談者の問題」(以下、相談者の問題)は、技能士検定などからも分かるように、厚労省「キャリア形成の6ステップ」に沿ったものとわれわれは考えています。

6ステップは、1)自己理解→2)仕事理解→3)啓発的経験と続きますが、最終ステップ6)仕事への適応に向けて、前提となるのは自己理解と仕事理解です。この2つはステップ分けされていますが、車の両輪のようなもので、多くの相談者がつまづいているところです。

事例からすると、コミュニケーションが問題だったり、将来が不明確でキャリアプランに問題があると思えることもあるでしょう。

ですが、自己理解・仕事理解があってのコミュニケーションでありキャリアプランであるとプロは考えます。これが合格者に求められる視点です。

余談になりますが、JCDAの「問題解決(志向)」は事柄のみに着目した表面的な対処で相応しくないもの。協議会ではこのように用語によって明確化されたものはありませんが、私はコミュニケーションやキャリアプランのみを問題にする視点に表面的な対処を何となく感じます。こうした意味で、両機関共々、出題や評価の違いはあっても、キャリアコンサルティングに対する本質的な立場は同じなのだと思っています。

さて、「①相談者の問題」を答えるに当たって悩ましいのが、解答スペースです。2行しかありません。(どうやって書けって言うんだ!と叫びたくなりますが、そこは落ち着いて、節度を持って・・・)裏を返して出題者の意図を考えてみると、相談者の問題はそれほど詳しくなくても着眼点さえ分かればいいよ、理由は別に書いてもらうしね、といったものかもしれません。

まあ、いづれにしても時間内に解答文にしなければいけませんので、ここは覚悟をもって解答作成を進めましょう。

作戦としては、まず自己理解面を、次に仕事理解面を書く、事例の内容に沿ってコミュニケーションやキャリアプランのウエイトが高ければそこにも触れるという構えが成り立つかと思います。

「②その根拠」もスペースは3行です。以前は①と②が同じスペースでしたので、それなりに自由度も高かったのですが、スペースが分かれたことで書きにくくなった面もあります。

また、②は「相談者の言動を通じて」との条件です。ここは「相談者の問題は相談者の言動に現れる」という原則が思い浮かびます。従って、問題を連想させるフレーズ(言動)を抽出し、自己理解、仕事理解、その他(コミュニケーションやキャリアプラン)に分類していきます。

その上で重要度に沿って解答文に載せていけばいいのではないかと思います。

尚、解答スペースを考えると、「①相談者の問題」を一番問題だと思っている点に絞って記載、「②その根拠」は絞った問題点のみの根拠とする手もあるかと思います。確かにこうすれば解答文も作成し易くなりますね。

但し、技能士検定も含めて協議会の採点傾向を考えてみますと、一点集中的なものよりも多角的な視点を重視しているのではないかと思われます。ひとは複雑で多角的な存在です。問題はひとつではなく、複合的なもの、いくつかの問題が作用し合ってそのひとの問題を形成している!との声が私には聞こえてくるのですが・・・いかがでしょうか。

あれこれ悩ましいところをお話してきましたが、解答文は事例記録の内容次第です。内容に沿って、自己理解・仕事理解面で相談者の問題がはっきりしているのであればその点(「その他」の面はメインとして取り上げない方がいいかと。)を、いろいろ問題が有りそうだなと思ったら多角的に自己理解+仕事理解(+その他)を取り上げてみたらどうでしょうか。(解答例作成の際、出題回によって私もどちらにするか迷うことが稀にあります。)
(つづく)


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(論述試験)目指せ40点!(2)

国家資格キャリアコンサルタント試験の論述試験において、50点満点中40点以上を目指していただきたいとの思いから書き連ねる第2弾です。

受験生の中には、論述は70%、つまり35点取れればいいやとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、論述試験への理解は面接試験に大きく影響しますので、仮に論述試験70%得点に相当する理解レベルですと、面接試験では合格ギリギリになってしまうことも懸念され、苦しい戦いになってしまう心配があります。

論述試験対策は面接試験対策でもある!ということをしっかり頭に入れて、理論面、実践面から実技試験突破のための真の実力を養っていただきたいと思います。


では、今回はJCDAから。問い1は、2つの事例の違いを指定語句を使って答えさせる出題です。この形式はかなり前から続いていますので、すでに対策を立てていらっしゃると思います。指定語句自体も何度も出題されているものがあります。まずは出来るだけ遡ってその意味を確認しておいてください。(ご参考:「論述試験のポイント整理」)

ふたつの事例の違いは、大胆に言えば、相応しい対応と相応しくない対応だと思います。過去の例からすると相応しくない対応が最初に来て、2つ目の事例が相応しいものでしたが、逆の順番で出題されたこともありますので、注意してください。

事例の違いは対応の違いと問題文にあり、出題内容から相応しい対応か否かと申し上げましたが、だとすると、指定語句をどのように使うか、つまり、(何度使っても良いと記載があるものの)どちらの事例の説明に使うかということを最初に決めてみましょう。

こうした手順からも指定語句の理解が得点率アップのための前提条件になります。例えば、「問題解決(志向)」とは、事柄のみに着目し事柄の解決のみを図ろうとするキャリコンにとって相応しくない対応とJCDAでは考えていますので、この点を知らないと大変ですね。

さて、指定語句の振り分けが決まったら指定語句のみで解答の骨子を作ってみます。

骨子が出来たら、それぞれの事例の中からキーワードとなる具体的な言葉やフレーズを使って解答文にしていきます。この様に指定語句の理解をベースに解答を組み立てていけば、さほど時間を掛けずに高得点が期待できるのではないかと思います。


続けて、JCDAの問い2で、各事例の中のキャリコンの応答について、相応しいか相応しくないか、その理由と共に答えさせる出題です。

これは、問い1で、各事例についての対応の違いが見えていれば判断は難しくないですね。理由についても、問い1でそれぞれの対応の違いを評価した視点で解答を作れば良いということになります。

こうして見てきますと、問い1と問い2はセットになっているような感じがします。事例を読みながら、キャリコンは何に焦点を当てているのか、そんな意識で問い2まで一気に解答を進めるのが余裕を持って論述試験を終える近道かと思います。

尚、問い1で、事例の違いは相応しい対応か相応しくない対応かの違い(勿論、解答文の表現は内容によって変わると思います。)と書きましたが、場合によっては先に事柄を確認していく展開とか感情が強く出ている場合には感情の反映から展開していく場合などいろいろ考えられますので、先入観に陥らないようにしてください。このような場合には、問い2が、相応しいか否かという設問ではなくなる可能性もありますが。
(つづく)


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1)受験対策テキスト
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   論述試験のポイント整理
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   口頭試問のポイント整理

2)個別ロープレ対策講座
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(論述試験)目指せ40点!(1)

国家資格キャリアコンサルタント試験の論述試験が近づいてきました。対人スタイルの面談試験は水もの、まずはひとりで頑張れる論述試験に全力投球してください。

詳しくは当会の論述対策用テキスト「論述試験のポイント整理」をご覧頂きたいと思いますが、各設問に沿って少し考えてみたいと思います。


ではまず協議会から。設問1は、相談の概要、つまり「相談者がこの面談で相談したいこと」を答えさせる出題ですね。そして、「事例記録を手掛かりに」という条件が付きます。

条件が付くと言うことは出題者はその点を重視していますよということです。ですから、この点をしっかり押さえていきます。

さて、「事例記録を手掛かりに」という点ですが、事例記録の内容に沿ってというだけでは不十分だと思います。ここはキャリアコンサルティングの基本を忘れず、正確な言葉使いを心掛けたいですね。

つまり、出来るだけ相談者が使った言葉を使って!というところが押さえどころです。その方が失点を最小限に抑えられ安全かと思います。勿論、解答欄は2行と記載スペースが限られていますので、可能な限り簡潔に書くことも重要です。従って少なくともキーワードはだけは正確に!と理解しておいてください。

尚、問われているのは「相談者が相談したいこと」ですから、「キャリコンから見た相談者の問題」に言及してはいけませんね。あくまでも相談者自身が考える相談ごとです。相談者が考えているということですから相談者の言葉に内容が現れます(面接試験では非言語表現も含まれますが、論述試験ですので・・・)。この点を外さないでしっかり得点してください。


次に、協議会の設問2です。これは、事例記録の中にあるキャリコンが行った質問について、どうしてその質問をしたのか? その意図を答えさせる出題です。意図、つまり、どうしてそんな質問をしたのか?

キャリコンがやってはいけないことは? 誘導、一般的解釈・・・、ですから、何々させるため、あるいは何々を引き出すため、なんていうキツイ表現は避けたいですね。

解答を作る上で考えなけれないけないのは、過程、つまりプロセスだと思います。そこで、みなさんお得意のシステマチックアプローチを考えてみてください。

要するに、当該の質問はシステマチックアプローチのどのプロセスに位置するのか?

過去の出題を見てみると、いくつかのケースが考えられますが、俯瞰して見ると、まず相談者との信頼関係を構築する段階から傾聴に努め、①相談者が相談したいこと、置かれた環境や状況を確認しながら、キャリコンとして考える相談者の問題を見立てていく、こうした過程が「事例記録」に載っています。

つまり、キャリコンが考える相談者の明確な問題は事例記録に無く、設問3として受験生に答えさせる仕組みになっているということです。

そうしますと、設問1で①相談者が相談したいことを答えさせ、設問3でキャリコンが考える相談者の問題を答えさせるわけですから、設問2は、”その間”に何をするか?そこを答えさせる出題と考えるのが妥当かと思います。

そうしますと、ズバリ!キャリコンが考える相談者の問題を見立てるヒントをつかむため、といった解答が考えられます。但し、これだけでは一般的過ぎて十分な得点につながるか甚だ疑問ですので、前後の状況を反映して具体性を加味し、上記のフレーズにつなげる工夫が必要かと思います。

設問1及び2は通常この様な流れですので、内容をしっかり把握し、短時間で質の高い解答を記載する練習を日頃から行っておいてください。
(つづく)


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   受講生のご希望に沿って論述対策、面接対策を行います。

論述対策をしっかり

国家資格キャリアコンサルタントを目指す第18回学科・論述試験は早くも今月末に迫ってきました。ここを逃すと次は来年3月になってしまいますから、是非とも今回で合格を勝ち取りたいところです。

まあ、多くの方は事前に計画を立て、その計画に沿って対策を進め、ある程度の手ごたえを感じているのではないかと思います。

ですが、一方で、これでいいのだろうか、まだ合格への確信が持てない、と時折思われることもあることでしょう。いづれにしても心の動きは現時点のサインととらえ、いまやるべきことに集中することが大事ですね。

そこで、是非チェックしていただきたいのが論述試験対策であり、論述試験から面接試験への応用です。

そもそも論述試験はキャリアコンサルティングに関する論理的な理解度を評価するものですから、小手先の表現だけを考えていると非常に危険です。

従って、受験対策の計画段階から論理的な理解を深め、論述/面接/口頭試問の繋がりをしっかり頭に入れた上で準備を進めることが重要であり効率的ですが、論述試験が間近に迫ったこの時期に、もう一度原点に戻って、論述→面接→口頭試問の応用を整理してみるのも意味があることだと思われます。


さて、まずは論述試験に出題される試験問題、つまり事例と設問ですね。これは格好の学習資料です。また、JCDAと協議会では問題が違いますが、それはそれぞれのキャリアコンサルティング実施に関する考え方が異なっているということであり、実施方法はひとつではないという点で厚労省の考えも感じ取ることができます。

従って、”アプローチ方法”は大変重要で、事例はそれぞれの試験機関が推奨するアプローチを説明しやすい内容なっていると考えられます。裏を返せばそのアプローチ方法さえ理解していれば事例を読み解くことが比較的容易になってきます。

設問も、同様に、そのアプローチの理解や普及促進という観点から考えてみると、試験機関の意図がより鮮明になってきます。つまり、設問は、キャリアコンサルティングではここが大事!という点を教えてくれているんですね。


次に、論述から面接や口頭試問への応用ですが、まず過去の論述事例について、面談/応答の流れを試験機関が推奨するアプローチに沿って分析してみることです。

過去3回分くらい見てみれば、共通のパターンが見えてくると思われますので、信頼関係の構築(相談事の把握)→問題の把握→展開という3つのステップをとらえ、どこに着目し、どのような応答をしているかを整理しておくといいでしょう。

言い換えれば、論述試験はこの3つのステップを理解させる試験だということになります。従って、面接試験はこの3つのステップを実際に推進できるかということになりますし、メリハリをつけてステップ間の移行を表現していく実践手法がポイントになってきます。

また、振り返りとしての口頭試問は、面接という目に見える部分ではなく、目に見えない受験生の内側、つまり考えや見立て、構想といったものを確認する試験で、可視的な面接試験を補うものです。

出来たこと出来なかったことは把握出来た、出来ないで答えられ、問題は見立てですね。展開は3つのステップを理解しておけば答えられます。つまり、論述試験のベースがあれば難しくないはずです。

但し、口頭試問の難しさは、今行った面接試験の内容に沿って答えられるか、といった点です。そう言った意味からも、論述試験対策を通じて論理的な理解を深めておく必要がある訳です。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
※詳しい内容は当会の『テキスト』をご確認ください。論述試験、面接・口頭試問の実践力向上には『個別ロープレ対策講座』(Zoom利用)をご活用ください。いづれも当会ホームページからお申込頂けます。

※ご希望があれば、2時間一発即席対策(論述、面接、口頭試問)も「個別ロープレ対策講座」の中で行います。

ロープレのお悩み

資格取得のためには面接試験で合格点を取ることが大変重要になってきますが、多くの方が面接試験に不安をお持ちなのではないかと思います。

その原因はいくつかあって受験生によってそれぞれだと思われますが、その中のひとつに「展開力不足」というのがあるかと思います。つまり、ロープレをやっていても話が進んでいかない、どうしたら展開していくんだろう? 分からない! という悩みですね。

そこで原因と対策を考えてみますと、「それは、展開しようとするからで、展開しようとしなければ良い」ということになります。

失礼、これでは何が何だか分かりませんね。説明します。

二人の会話が展開していくには何が必要なのでしょう? まずは話し手と聴き手がいて、現状が把握され、共有されているか、つまり「現状把握」が土台になります。

そして、その土台がしっかりできて初めて「展開」が可能になるわけです。ですから、展開に悩む方については、まず「現状把握」がしっかりできているかどうかということを確認してみる必要があります。

現状把握は基本であるがゆえに意外と気づかないことが多いんですね。それだけに改めて「傾聴」の大切さを感じる次第です。

キャリコン側で相談者の現状把握がしっかり出来、相談者側でもキャリコンにしっかり自分の現状を把握してもらったと理解出来たら(これで信頼関係が構築できたとなります。)、主体的に相談に来た相談者は、自然にお話を進めていくはずです。

でも、もし、お話が進んでいかないとしたら・・・、自分が話したことについてキャリコンに理解してもらったと思えるところまでいっていない危険性があるということになります。

従って、こんな状況で、お話を”進めよう”、”引き出そう”としたら・・・、こころを開いて相談する気になれないということになるのではないかと思います。

尚、インテーク面談の最初の段階で「相談者を理解する」とは、こころの裏側まで詳しく解釈することではありません。お話された言葉を正確に受け止め、そして、受け止めたことを相談者に示すために「伝え返し」すればいいのです。

国家資格の実技試験では、この基本をしっかり身に付けるだけで充分合格レベルに達するはずです。展開に悩む方は、もう一度自分のロープレをチェックしてみてください。

第17回国家資格キャリコン対策講座

第17回国家資格キャリアコンサルタント対策講座を始めました。ご関心のある方は当会「ホームページ」をご覧ください。

試験必勝を期すなら、まずはしっかりとした計画を立てることですね。ただ漫然と知識の習得やロープレを繰り返してもお忙しい中、時間が勿体ないと思います。

計画を立てる時、基本は出発点と到達点、そして時間軸です。簡単に言うと、出発点は現時点のレベル確認で、自分の課題を明確にしておくこと。

尚、この時点で得意なことや強味はあまり考えない方が良いかと思います。経験があったり他者からの評価から得意だと思っていたことが実は弱点だった、ということはたまに有ることです。そこが面談のややこしいところですので注意してください。

到達点はゴールですね。合格レベルの確認です。自分が合格するにはどのレベルに達していなければいけないのか。ギリギリ60点合格では危険なので、70点レベルになって試験に臨みたいですね。

この場合のポイントは、ああ上手くいけばいいなあ、70点取れればいいなあ、と”外側”から到達点を考えるのではなく、理論的に論述やロープレの対処方法を理解し、これが出来れば70点、こうすれば合格、と具体的に自分のゴール・イメージを”内側”から描くことです。

最後は時間軸です。7月の試験日までの日程を考え、合格レベルへのステップを計画していきます。頼るべき参考書はどれにするのか、ロープレ練習はどうやってやるのか、論述解答に対する評価や添削は誰に頼むのかなどについて検討し、スケジュールを決めていきます。

今は4月、まずは上記計画を練る段階かと思います。出発点、到達点そして時間軸。週末には第16回の合格者が発表され、いよいよ第17回に向けての受験者が揃います。今月中には計画を作成し、必要な手続きを行って、GWからは合格に向けて具体的に準備を開始してください。

しっかり準備すれば特別難しい試験ではありませんので合格は可能です。但し、油断しないでくださいね。


(キャリコン実践研究会の第17回試験対策メニュー)
【各種テキストの販売】
「面接試験のポイント整理」:受験対策の基本となるテキストです。まず最初にお読みいただき、受験計画作成の参考にしてください。
「論述試験のポイント整理」:論述試験の解き方を分かり易く解説しています。
「傾聴のポイント整理」:信頼関係構築のための基本として傾聴技法を解説しています。
「口頭試問のポイント整理」:面接試験の締めくくりとして大切な口頭試問に特化して解説しています。

以上のテキストは受験対策の「参考書」として作成しました。当会のノウハウをまとめたものとしてご自身の課題に沿ってお選びください。

【個別ロープレ対策講座】
今回も「オンライン個別対策講座」としてZoomで開催します。本試験を想定し、ロープレを行うことによって課題と改善点を明確にしていきます。改善点の定着を確認するためにも複数回のご受講がお奨めです。

また、論述対策もこの「オンライン個別ロープレ対策講座」で行っています。「論述試験のポイント整理」をご購読頂き、この「個別ロープレ対策講座」をご受講いただく方には、受講前に最新試験問題の解答案をお送りいただき、講座の中で解説や意見交換しながら、解答案の添削を行っていきます。論述対策の精度を上げたいという方は是非、ご活用ください。

以上2つの対策メニューについては、当会の「ホームページ」で確認してください。一緒に第17回キャリコン試験の合格を目指していきましょう。

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