キャリアコンサルタントは本年/2016年4月に国家資格となりました。今後この資格を名乗るにはしかるべき試験に合格し、指定の機関に登録しなければいけません。
その第1回試験が8月から行われますが、試験にチャレンジする方々をなんとか応援できないか思っています。
そこで、出発点になるのが 『 レジュメ 』 と考え、その作成に努めて来ましたが、やっと初版をリリースすることができ、既に数十名の方のお手元に届いています。
作成に当たり、今般の国家資格化の動きや社会の変化等々いろいろ調べてみました。そうすると、なんとなく試験の狙いというものが見えてきたような気がします。
そこで、そうした狙いに対してどう対策していくか。そもそも、第1回目となると、どんな試験になるのか、大変気になるところです。
こうした不確定な状況を丁寧に把握、分析し、それに対して、自分に合った最良の対応策を考える、これが「戦略」の基本です。
戦略の元は軍隊ですが、その後経営(学)の面でも広く議論されることになりました。戦略が変化に対する対処法であると考えるのなら、今の時代、日常の中にも「戦略」はたくさん隠れていますね。
キャリコン試験も不確実な要素満載ですので、受験に対する「戦略」は欠かせないものとなります。
CDA試験からの変化を考えてみると、評価項目(評価区分)の中で「自己探索」の文字が消え、「具体的展開」となりました。
面接試験時間が5分延びたこともありますが、「自己探索」に向かうのではなく、「展開」に向かうということですね、これは大きな変化です。
ではどうしてこういうことが起きるのかというと、起点になるのは「問題」の捉え方です。
CDAで「問題」は「自己概念に関わる問題」でした。だから、「自己概念」を見据えて「自己探索」が重要だったんですね。
では、今般の国家資格キャリコン試験の「問題」とは、どういう捉え方をしているのでしょう?
ここに受験戦略の出発点があるように思います。
ここが押さえられれば、後は自然に戦術が浮かんできます。じゃあ、具体的にどうするのか。このへんの説明を 『 レジュメ 』 で詳しく行いました。
15分間の試験全体を考えてみますと、CDAに比べてメリハリがつけやすいのではないかと思います。それは実務家が有利だとも言えます。
ですが、馴れた実務だと思って安易に取り組んでしまうと、危険ですよ。
やはり、基本は「傾聴」であり、ラポールです。CDAの勉強をされた方はその点では有利だと思います。ですが、「自己探索」に向かってしまうと、迷路に入ってしまうかもしれません。
いづれにしても、今までの試験とは全く違う「新しい試験」だと思って真摯に取り組む必要があると思います。
初めての試験、第1回目の試験ですから、全員に「一発合格」のチャンスですね。
まずは、絶対合格するぞ!と思ってなるべく早く準備を始めるのが”第一歩”ではないかと思います。
(ご参考)
「キャリコン実践研究会」
「理論講座」:レジュメを使ってポイントをご説明します。
「レジュメ」:理論講座に参加できない遠隔地の方に。
「CDA実践研究会」:今迄の実績です。
その第1回試験が8月から行われますが、試験にチャレンジする方々をなんとか応援できないか思っています。
そこで、出発点になるのが 『 レジュメ 』 と考え、その作成に努めて来ましたが、やっと初版をリリースすることができ、既に数十名の方のお手元に届いています。
作成に当たり、今般の国家資格化の動きや社会の変化等々いろいろ調べてみました。そうすると、なんとなく試験の狙いというものが見えてきたような気がします。
そこで、そうした狙いに対してどう対策していくか。そもそも、第1回目となると、どんな試験になるのか、大変気になるところです。
こうした不確定な状況を丁寧に把握、分析し、それに対して、自分に合った最良の対応策を考える、これが「戦略」の基本です。
戦略の元は軍隊ですが、その後経営(学)の面でも広く議論されることになりました。戦略が変化に対する対処法であると考えるのなら、今の時代、日常の中にも「戦略」はたくさん隠れていますね。
キャリコン試験も不確実な要素満載ですので、受験に対する「戦略」は欠かせないものとなります。
CDA試験からの変化を考えてみると、評価項目(評価区分)の中で「自己探索」の文字が消え、「具体的展開」となりました。
面接試験時間が5分延びたこともありますが、「自己探索」に向かうのではなく、「展開」に向かうということですね、これは大きな変化です。
ではどうしてこういうことが起きるのかというと、起点になるのは「問題」の捉え方です。
CDAで「問題」は「自己概念に関わる問題」でした。だから、「自己概念」を見据えて「自己探索」が重要だったんですね。
では、今般の国家資格キャリコン試験の「問題」とは、どういう捉え方をしているのでしょう?
ここに受験戦略の出発点があるように思います。
ここが押さえられれば、後は自然に戦術が浮かんできます。じゃあ、具体的にどうするのか。このへんの説明を 『 レジュメ 』 で詳しく行いました。
15分間の試験全体を考えてみますと、CDAに比べてメリハリがつけやすいのではないかと思います。それは実務家が有利だとも言えます。
ですが、馴れた実務だと思って安易に取り組んでしまうと、危険ですよ。
やはり、基本は「傾聴」であり、ラポールです。CDAの勉強をされた方はその点では有利だと思います。ですが、「自己探索」に向かってしまうと、迷路に入ってしまうかもしれません。
いづれにしても、今までの試験とは全く違う「新しい試験」だと思って真摯に取り組む必要があると思います。
初めての試験、第1回目の試験ですから、全員に「一発合格」のチャンスですね。
まずは、絶対合格するぞ!と思ってなるべく早く準備を始めるのが”第一歩”ではないかと思います。
(ご参考)
「キャリコン実践研究会」
「理論講座」:レジュメを使ってポイントをご説明します。
「レジュメ」:理論講座に参加できない遠隔地の方に。
「CDA実践研究会」:今迄の実績です。