論述試験の配点は50点、面接試験が100点で、実技試験の合計点は150点。得点率60%、90点取れば合格です。ですが、試験は同日ではなく先に論述試験が行われるという点に着目してみますと、論述試験の出来栄えが面接試験に少なからず影響を与えるということが懸念されます。

もし、論述試験で40点取れれば・・・、面接試験は50点取ればいい!ということになります。ご報告いただいた当会の受講生で面接試験が50点未満という方はほとんどいませんので、ほぼ全員めでたく合格、資格取得ということになりますが、面接試験で50点取れればいいと思えること自体が心理的なゆとりを生み、落ち着いて相談者(役)に向き合えるようになるのではないかと思います。

一方、論述試験の出来が悪かったら、面接試験で挽回しなければならないとムリに力が入ってしまう心配があります。

まあ、点数評価は合格発表時点でしか分かりませんが、論述試験の感触といったものは無視できないと思われますので、是非、40点以上を目指して論述対策に取り組んで頂ければと思います。


さて、JCDAの最後の出題:問い4は、「事例Ⅱのやり取りの後」「どのようなやり取りを展開していくか」「理由を含めて、具体的に」答えさせる出題です。

一つひとつ見ていきましょう。まず「事例Ⅱのやり取りの後」という点ですが、解答文は事例Ⅱの最後の部分に触れるところから始めます。最近の傾向は自分自身の問題について「気づき」が見られたシーンで終わっていますね。

気づきというと、いままで正しいと思ってきたことに少し疑問を感じるようになった、そんなケースがほとんどの様です。そうしますと、そうした気づきを明確にした上でどうするのが、あるいはどうなるのが良いのか、新しい考えや価値観を再構築するステップに進んでいきます。

「どのようなやり取りを展開していくか」については、例えば「消極的」というネガティブな気づきであったとすると、その反対語を思い浮かべてみると分かり易いかと思います。この場合は「積極的」ということですね。積極的とはどういうことか?などをテーマにしていくと、望ましい方向性が見えてくるでしょう。一つのヒントとして覚えておいてください。

最後に「理由を含めて、具体的に」という条件ですが、まず「理由」については、気づきを起点として「ネガティブな気づきだったので、自分で選択し自ら決断していくためにはポジティブなものの見方が必要」という観点から記述していけばいいかと思います。

また、逐語における相談者の言葉を引用すれば「具体性」も加味できます。このようにして解答文を作成していけばいいのではないかと思います。

繰り返しになりますが、解答文は、気づきの部分にまず触れ、その具体的な相談者の言葉を引用し、ネガティブな点を明確にすると共にポジティブな新たな考えを再構築する方向を目指す旨をしっかり記載します。

そして、問い3で、自己理解・仕事理解面等も問題として取り上げていたら、同時に自己理解や仕事理解を深める点も触れておくと良いでしょう。
以上です。論述試験、40点以上を目指してがんばってください。


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 今後、解答例の提示も考えていこうと思っていますが、実現までには少々お時間を頂きたいと思います。

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また、学びの場はコミュニケーションの場でもあります。われわれ講師は受講生との対等で共に学ぶ視点で交流を深めたいと思っています。お申込後に疑問点や新たに気づいた点がありましたらどんどんご連絡ください。成長に限界はありません。それぞれの立場で、それぞれのペースで、ご自身の世界を高め、広げていってください。

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