国家資格キャリアコンサルタント試験の論述試験において、50点満点中40点以上を目指していただきたいとの思いから書き連ねる第2弾です。

受験生の中には、論述は70%、つまり35点取れればいいやとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、論述試験への理解は面接試験に大きく影響しますので、仮に論述試験70%得点に相当する理解レベルですと、面接試験では合格ギリギリになってしまうことも懸念され、苦しい戦いになってしまう心配があります。

論述試験対策は面接試験対策でもある!ということをしっかり頭に入れて、理論面、実践面から実技試験突破のための真の実力を養っていただきたいと思います。


では、今回はJCDAから。問い1は、2つの事例の違いを指定語句を使って答えさせる出題です。この形式はかなり前から続いていますので、すでに対策を立てていらっしゃると思います。指定語句自体も何度も出題されているものがあります。まずは出来るだけ遡ってその意味を確認しておいてください。(ご参考:「論述試験のポイント整理」)

ふたつの事例の違いは、大胆に言えば、相応しい対応と相応しくない対応だと思います。過去の例からすると相応しくない対応が最初に来て、2つ目の事例が相応しいものでしたが、逆の順番で出題されたこともありますので、注意してください。

事例の違いは対応の違いと問題文にあり、出題内容から相応しい対応か否かと申し上げましたが、だとすると、指定語句をどのように使うか、つまり、(何度使っても良いと記載があるものの)どちらの事例の説明に使うかということを最初に決めてみましょう。

こうした手順からも指定語句の理解が得点率アップのための前提条件になります。例えば、「問題解決(志向)」とは、事柄のみに着目し事柄の解決のみを図ろうとするキャリコンにとって相応しくない対応とJCDAでは考えていますので、この点を知らないと大変ですね。

さて、指定語句の振り分けが決まったら指定語句のみで解答の骨子を作ってみます。

骨子が出来たら、それぞれの事例の中からキーワードとなる具体的な言葉やフレーズを使って解答文にしていきます。この様に指定語句の理解をベースに解答を組み立てていけば、さほど時間を掛けずに高得点が期待できるのではないかと思います。


続けて、JCDAの問い2で、各事例の中のキャリコンの応答について、相応しいか相応しくないか、その理由と共に答えさせる出題です。

これは、問い1で、各事例についての対応の違いが見えていれば判断は難しくないですね。理由についても、問い1でそれぞれの対応の違いを評価した視点で解答を作れば良いということになります。

こうして見てきますと、問い1と問い2はセットになっているような感じがします。事例を読みながら、キャリコンは何に焦点を当てているのか、そんな意識で問い2まで一気に解答を進めるのが余裕を持って論述試験を終える近道かと思います。

尚、問い1で、事例の違いは相応しい対応か相応しくない対応かの違い(勿論、解答文の表現は内容によって変わると思います。)と書きましたが、場合によっては先に事柄を確認していく展開とか感情が強く出ている場合には感情の反映から展開していく場合などいろいろ考えられますので、先入観に陥らないようにしてください。このような場合には、問い2が、相応しいか否かという設問ではなくなる可能性もありますが。
(つづく)


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