第8回キャリアコンサルタント試験の論述試験が近づいています。

必勝を目指す方、是非、論述40点以上を目指してください。面接との合計点で決まるのが実技試験ですから、はっきり言って論述で決まると言ってもいいくらいです。

出題形式はここ数回変わってませんので、対策も、し易いのではないかと思います。ですが、一部にありましたように出題の順番が変わったり、逆の設定になったりすることは十分考えられます。

いづれにしても、試験ですから何が出題されるか分からない。ですからまずは落ち着くこと! 論述でも面接でも同じですね。我を忘れた状態では良い結果にはつながらないと思います。

その上で、変化に対応できるのが真の実力です。真の実力の源は基礎・基本ですから、準備と言うのは、そのあたりをしっかり押さえておくことですね。

具体的に言うならば、面談の展開をしっかり整理しておくことです。
展開とは、
 JCDAで言えば来談目的・主訴・問題の把握
 協議会で言えば相談者が相談したい問題・キャリコンが考える問題の把握
であり、目標と方策につなげる流れです。

これらのことをよく理解し、識別できるようにしておいてください。こうした過程を経ることによって面接の力も確実についてきます。

基礎・基本を学ぶ一番のチャンスは受験時代です。ここでこうした理解を深めておくことで、資格取得後の活躍範囲も変わってきます。

試験が近づいてきた今、苦しい時期かと思いますが、この学びはきっとご自身のキャリアにとってプラスになりますので、そうした展望を持って最後の準備をしてください。

(ご参考)
(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
キャリアコンサルタント試験、技能士試験2級対応。基礎・基本をまとめた実技試験対策テキストです。