キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリコン

論述対策をしっかり

第8回キャリアコンサルタント試験の論述試験が近づいています。

必勝を目指す方、是非、論述40点以上を目指してください。面接との合計点で決まるのが実技試験ですから、はっきり言って論述で決まると言ってもいいくらいです。

出題形式はここ数回変わってませんので、対策も、し易いのではないかと思います。ですが、一部にありましたように出題の順番が変わったり、逆の設定になったりすることは十分考えられます。

いづれにしても、試験ですから何が出題されるか分からない。ですからまずは落ち着くこと! 論述でも面接でも同じですね。我を忘れた状態では良い結果にはつながらないと思います。

その上で、変化に対応できるのが真の実力です。真の実力の源は基礎・基本ですから、準備と言うのは、そのあたりをしっかり押さえておくことですね。

具体的に言うならば、面談の展開をしっかり整理しておくことです。
展開とは、
 JCDAで言えば来談目的・主訴・問題の把握
 協議会で言えば相談者が相談したい問題・キャリコンが考える問題の把握
であり、目標と方策につなげる流れです。

これらのことをよく理解し、識別できるようにしておいてください。こうした過程を経ることによって面接の力も確実についてきます。

基礎・基本を学ぶ一番のチャンスは受験時代です。ここでこうした理解を深めておくことで、資格取得後の活躍範囲も変わってきます。

試験が近づいてきた今、苦しい時期かと思いますが、この学びはきっとご自身のキャリアにとってプラスになりますので、そうした展望を持って最後の準備をしてください。

(ご参考)
(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
キャリアコンサルタント試験、技能士試験2級対応。基礎・基本をまとめた実技試験対策テキストです。

引き出す?

ご受講された方と振り返りを行っていますと、時々「お気持ちを引き出すことが出来なかった」といったお話が出てくることがあります。

「引き出す」? ん・・・、われわれとしてはとても違和感を感じます。相談者を主体と考えるカウンセリング(やコンサルティング)において、果たして「気持ちを引き出す」ということがあり得るのでしょうか? ましてやインテーク面談です。

もし、あなたが、いくら相談した相手だからと言って、気持ちを引き出そうとされたら・・・、意識するしないは別にして、何らかの「抵抗」を感じるのではないかと思います。

この「気持ちを引き出す」という姿勢は、面談の進め方にも大きく影響します。

「まだまだ気持ちが出ていない」(=キャリコン自身の判断基準から来る考え)、だから気持ちを引き出さなければいけない、その為には何を質問すればいいんだろう・・・という意識が強くなって、相談者の本音をありのままに聴こうという姿勢、つまり「傾聴」が出来にくくなってしまいます。

これは、受容、共感とは対極に位置する姿勢です。

以前、気持ちや感情は引き出すものではなく、感じるものだ、といったことを書きましたが、別な言い方をすると、「気持ちは引き出すものではなく、明確にするものだ」とも言えるかと思います。

明確にするとは、まずお気持ちをあるがままに正確に反映することが前提になります。受容し、共感する姿勢ですね。ここに力点を置くことによってのみ、相談者を主体とした展開が実現出来るのではないかと思います。そして、試験官はそこを見ているのだと思います。

この様に、ちょっとしたことで面談全体の展開に影響を与えてしまうのは、とても怖いことですね。

やはり、基礎・基本をしっかり理解し、その信念のもとに相談者に向き合うことがとても大切なんだと改めて思います。この点は、キャリアコンサルタント試験のみならず、技能士2級試験についても同じです。

(ご参考)
(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
キャリアコンサルタント試験、技能士試験2級対応。基礎・基本をまとめた実技試験対策テキストです。

まずは「テキスト」を

先週、第8回向「理論講座」が終了しました。今回はJCDA受験の方と協議会受験の方が半々です。

講座は両試験機関共通で開催しています。共通にしているのは基礎・基本が同じだからです。この基礎・基本を土台として、それぞれの考え方に沿ってアプローチをしていくのが両機関の違いです。

従って、まず「基礎・基本」をしっかり!というのが受験対策のスタートになります。でも、この「基礎・基本」とは何? というのが最初の壁になるのではないかと思います。基礎・基本が大切なことは分かるが、基礎・基本の中身が分からない・・・。

さて、キャリコン本試験までもう2カ月を切りました。そろそろ自分の準備状況が気になってくる方もいらっしゃるのではないかと思います。

キャリコン実践研究会にも多くの方からお申込やお問合せを頂きますが、試験を前にしてどうしたらいいのか迷っていらっしゃる方もお見受けします。そういた方の殆どが、この基礎・基本が分からない状態なのではないかと思います。

お問合せには出来るだけ丁寧にお答えするようにしていますが、「唯一の正解」がないのがキャリアコンサルティングですから、なかなかメールだけのお答えでご納得いただくことは少ないかもしれません。

そこで、まずは『実技試験対策テキスト』のご購読をお奨めしています。

この『テキスト』は現在A4サイズで87頁のものですが、基礎の説明に11頁、基本の説明に更に15頁程使っています。(対策には40数頁使用)この部分をしっかり読み込んで頂くだけでも試験対策の方向性が見えてくるのではないかと思います。

尚、今般、厚労省の能力要件の見直しにも関連して、キャリコン実践研究会では「キャリアコンサルティング技能士2級対策」にも取り組んでいますが、その原点にもこの「テキスト」を活用しています。ただ、受験のためだけでなく、キャリアコンサルティングの導入書にして頂ければと思います。

【ご参考】
(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。
当会の核となる「実技試験対策テキスト」です。

合格率?、平均点?

第7回国家資格キャリアコンサルタント試験の結果が発表になりました。合格された方、おめでとうございます。新たなステージでのご活躍をお祈り致します。

残念な結果となった方には「絶対に諦めないでください。」と申し上げたく思います。人それぞれに経験が有り、そして国家資格にチャレンジしています。ですが、上手くいかなかった。でも蓄積されてきたものもある。「イベント」ですね。人生に向き合うことを志したキャリコン志望者として、この「イベント」の「意味」を、是非、考えてみてください。

そもそも、この試験は難しいのでしょうか? それとも易しいのでしょうか?

いえいえ、この問いこそ意味がありませんね。難しい、易しいは相対的なことです。比較、評価の視点です。キャリコンはそういう視点に立ってはいけません。

自分にとっての意味、相談者にとっての意味、その固有の意味を問うのがキャリコンです。

比較、評価する視点では真の「意味」は見つかりません。想起するのは「みじめな自分」という幻覚です。それも自分で作った幻覚。

合格率や平均点は全く意味がありません。それは相対的なものでしかありません。志望者お一人おひとりにとっての「意味」、それが重要です。

「意味」が見つかったら、正しい分析ができる下地が出来ました。後はご自身の考えに沿って合格へのプランや対策を立て、実行していくだけです。

今、この作業をしっかりやっておいてください。残念な結果となったのは人格とは関係ありませんので、その点だけは譲らないでくださいね。


さて、「キャリコン実践研究会」では第8回試験に向けて講座を公開していますが、入口講座である『理論講座』はすでに満席となってしまいました。後は、大変恐縮ですが『テキスト』をお申込を頂ければと思います。

すでに5千回を超えるロープレ指導経験がこの『テキスト』をつくりあげました。是非、お手に取っていただければと思います。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。
当会の核となる「実技試験対策テキスト」です。

(第8回用「傾聴模擬講座」のお申込)
5月13日(日)12:05~13:35
「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(第8回JCDA用「論述対策講座」のお申込/満席
5月20日(日)12:05~13:35
(第8回CC協議会用「論述対策講座」のお申込)
5月23日(水)19:00~20:30
第7回の分析と第8回の対策を行います。論述試験40点以上を目指す講座です。

(第8回用「口頭試問対策講座」のお申込)
5月30日(水)19:00~20:30
「何を答えるか」と「どう答えるか」を二本柱とした内容です。自信を持って口頭試問に向き合えるようにします。

(その他講座)
ロープレ対策講座(1to1、個別)などをご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

ロープレに理論は必要?

どうやったらロープレが上手くなるのでしょう?

受験生共通のテーマです。(本当は、受験生に限らず、ですが。)

どうしてテーマに上がるかというと、やはり勉強し難い、教えにくいということが挙げられると思います。例えば、やって見せるといっても、その通り真似しても上手くいかないし、第一相談者と言う生身のひとが相手ですからいろいろ違った展開になってしまう。

こうしたことから「経験を積んで」「ロープレ何10回」などと言われたりするのかもしれません。また、厚労省の能力要件においても資格取得段階では「スタートに立てるレベル」としているのもそのせいかと思われます。

また学び難さという点においても「理論」をそのままロープレに活かそうとしてもなかなか上手くいかない。

キャリア理論やカウンセリング理論、そして心理学。それぞれ立派な理論がたくさんありますが、キャリコン試験のロープレに活かすには距離が有り過ぎるような感じです。

では、ロープレにおいて理論は必要ないのでしょうか?

いえいえ、そうは思いません。

理論とロープレ試験の間を埋めることが出来たら、きっと理論は強い味方になってくれる筈です。ですが、その距離を埋めるサポーターはなかなか現れない。受験時代の悩みでもありました。

そこで、受験対策として試行錯誤しながらサポーターになれるようにと作ったのがキャリコン実践研究会の『理論講座』で使う『テキスト』です。

毎回改訂を重ね、現状のキャリコン試験対策に足る内容になっていると考えています。

例えば、「傾聴」。傾聴の本はたくさん出ていて「傾聴とは何か」は書かれていますが、傾聴とは「こうする」ことで、それはこういう理論のこういう点を基礎にしているからですよ、と説明されているものはなかなか見つからない。

そこを補っているのがこの『テキスト』ですので、お読み頂いた方からは「頭の中が整理された」「なぜこうしなければいけないのか分かった」「全く逆のことをやっていたことに気づいた」等のお声を頂いております。

現状ではA4判で80頁を超えていますので、いろいろな角度から書き過ぎてしまった感もありますが、選択は読者にお任せしようと思っています。

また、こうした背景の理論をしっかりご説明した上で、個々のロープレを拝見し、その方固有の課題を明確にしつつご支援させて頂いておりますので、指導というよりもご提案という感じでご意見を伺いながらコメントしています。

理論講座』は少人数でご参加の皆様のご様子を拝見しながら講義を進めていますので、可能な限り『理論講座』にご参加いただければと思います。

遠隔地の方など講座への参加が難しい方もいらっしゃるかと思いますが、『テキスト・サブテキスト』だけでもお手に取って頂ければ幸いです。

キャリコン実践研究会のHP)
https://www.cconsupport.com/

(第8回用「理論講座」)
4月15日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4a1917670db19d2e460376d6e74b9fbb/
キャリコン試験対策の「軸」をご紹介しています。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」)
http://www.kokuchpro.com/event/cdc845b2b9258092352b4bce2e82e5e5/
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。

(第8回用「傾聴模擬講座」)
5月13日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4b0ee5553fe7629edae149c5e7e84e56/
理論講座かテキストをお求め頂いた方は、是非「傾聴模擬講座」にご参加ください。「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(その他講座)
上記、HPにアクセスしてください。
論述対策講座、口頭試問対策講座、ロープレ対策講座(1to1、個別)など個別的対策に必要な講座をご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

第8回試験対策スタート!

第8回国家資格キャリアコンサルタントの実技試験は、5月下旬~6月上旬。あと2カ月ですね。

そこで、具体的な対策をどう進めていくかということですが、1にも2にも「早いスタート」です。

スタートはもう切っている、養成講座を受けているし、という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、養成講座の主旨は基本的事項の修得であり、試験対策ではありません。

つまり、当然のことではありますが、養成講座では一般的な、汎用的な講義、演習がなされます。

「試験対策」とは、「あなたが、合格基準に達する為にどうするか」という個別的課題を明確にし、必要な訓練を行うことだとわれわれは考えています。

従って、ご自身の課題を明確にする要素がこれからの準備に入っているか、ここを冷静にチェックしてください。(試験対策と銘打って大勢を集める講座があまり役に立たないのはこのせいだと思います。)

また、自主勉強会も長所・短所がありますので、自主勉強会をメインに対策されるのはお奨め出来ません。特に、ボランティアで来られるホルダーや受験生の誤ったコメントが与える悪影響も無視できませんので、ご自身の軸をしっかり持った上で、勉強会を「利用」されることをお奨めします。

以上の意味から、「ご自身の個別課題を明確にするような路線で早いスタート」を切ることが大切だと思います。


さて、ここからはキャリコン実践研究会の宣伝です。もし、われわれの考え方に納得がいくようであれば、ご自身の判断で、アクセスしてください。

(基本的な考え)
・課題はお一人おひとり違いますので、個別に対応することを基本にしています。
・その為には少人数で、顔が見える講座が必要だと考えています。
・個別に対応すると言っても、基本事項=「軸」はしっかりしていなければいけませんので、拠り所とする理論(理論講座、テキスト・サブテキスト)を明確にした上で、個別に支援することにしています。

(キャリコン実践研究会のHP)
https://www.cconsupport.com/

(第8回用「理論講座」)
4月15日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4a1917670db19d2e460376d6e74b9fbb/
キャリコン試験対策の「軸」をご紹介しています。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」)
http://www.kokuchpro.com/event/cdc845b2b9258092352b4bce2e82e5e5/
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。

(第8回用「傾聴模擬講座」)
5月13日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4b0ee5553fe7629edae149c5e7e84e56/
理論講座かテキストをお求め頂いた方は、是非「傾聴模擬講座」にご参加ください。「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(その他講座)
上記、HPにアクセスしてください。
論述対策講座、口頭試問対策講座、ロープレ対策講座(1to1、個別)など個別的対策に必要な講座をご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

第7回面接試験に向けて(2/2)

協議会の面接試験が終わりましたので、今週末はJCDAの面接試験ですね。

JCDAの試験でも、協議会と同じで、最初に注意することは「信頼関係の構築」です。「第7回面接試験に向けて(1)」でも触れましたが、相談者に丁寧に対応し、受け止めることが大事です。

よくカウンセリングでは、「何を悩んでいるのかではなく、どうしてそのことを悩んでいるか」を聴き取ることが大事だと言われます。

ここで、「何を」にのみ着目すると、JCDAが嫌う事柄中心の問題解決志向に陥ってしまう危険性があります。

そうではなくて、「どうして」に着目してみると、まず「何を」を正確に、あるがままに、無条件で受け取る必要があります。そうすることで相談者と同じスタートラインに立つことが出来ます。ここが、「第7回面接試験に向けて(1)」でも触れた重要性です。

面接試験では、相談者から説明された状況・事柄について反論してはいけませんよ。どんなにつまらないことだと思っても、相談者にとっては「重大事」です。そこに相談者固有の「意味」があるんですね。この「意味」が「どうしてそのことを悩んでいるのか」の答になります。

この部分はご自身の価値観との戦いになりますので、日頃のロープレ練習がものを言うことになりますが、もう試験直前ですので、とりあえず無条件で受け入れることを強く意識して試験に臨んでください

さて、JCDAではこの後の展開が協議会と違ってきます。上述の「相談者固有の意味」は「考えや価値観」に現れます。それが「自己概念」につながったりしているわけですね。

「考え・価値観」が妥当なものであればいいのですが、認知の歪みに近いものであった場合には「問題」ということになります。ですが、「問題」は隠れたもので、相談者自身は気付いていないものです。ですから、キャリコンが「見立て」ます。そのヒントになるのが「感情」です。従って「感情」を言い換えたりすることは厳禁です。そのまま無条件で受け取り、「反映」することが求められます。

さて、「考えや価値観」は相談者の経験から作り上げられてきますので、JCDAでは「経験」を重んじます。「経験代謝」の考えなどはその典型ですね。ですから、「この考えや価値観はどんな経験から作られてきたんだろう」という視点を持つといいでしょう。

現状を確認でき、面接中盤になってきたら、是非「経験」に着目してください。きっと新たな展開が見えてくると思います。

試験直前ですので、あまり難しいことを考えず、まずは頭を空っぽにして「現状」を無条件に受容すること、そして現状が正確に把握出来、考え・価値観が見えてきたら、「経験」を伺ってみる。そんな視点を持つといいのではなかと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。

第7回面接試験に向けて(1/2)

論述試験、終わりましたね。如何でしたか。

出題形式としては従来通りでしたので、しっかり準備された方は自信を持って解答出来たのではないかと思います。一方、どこかで考え込んでしまうと、限られた時間の中で苦しい解答作成を強いられた方もいらっしゃったかもしれません。

さて、論述試験は終わりましたので、合格点60点は取れたと考え、頭を切り替えましょう。まずは、キャリアコンサルティング協議会の面接試験が今週末に迫っています。

最初に心掛けなければいけないことは「信頼関係の構築」です。よくぞご相談に来て頂けましたと、丁寧に、そして尊敬の気持ちを込めてお話をお伺いすることです。

これが出来れば、相談者が自らのペースでお話出来ますので、いろいろ状況が見えてくる筈です。

そこで、注意することは出てきた状況について「評価しない」ことです。良し悪しの判断をしない。在るがままに無条件で受け入れることがポイントです。どうですか?できますか? この重要性を是非、理解してください。

この重要性とは、無条件の受容ができれば、「評価は相談者自身が行ってくれる」という点にあります。

つまり、①人と話すのが苦手、②他の会社で通用するのか分からない、③転職となるとどう動いていいか分からない、などの発言ですね。こうしたことを聴き取っていくことがとても大事です。そうすれば、「真の問題」が見えてきますし、「目標」や「方策」の提案がやり易くなってきます。

最初のお話を評価してしまい、なんでそんなことを悩んでいるの?我慢が足りないな、などと解釈してしまったら・・・、必ず相談者に伝わってしまい、抵抗を受けます。そうなってしまうと、お話は進みませんので効果的な面接とはなりません。

また、ご自身で評価するからこそ、その点を出発点とする目標や方策の提案を受け入れ易くなるんですね。

こうした点を改めて確認してみると、キャリコンの最初の役割は、何かを引き出し、解決策を提示することではなく、相談者を尊重し、お話を受け入れ、自由に自分を語っていただく場を提供することなのではないかと思います。

キャリコン試験はこの基礎・基本を観る試験だと思われますので、この点がしっかりできれば合格ラインが見えてくるのではないでしょうか。

もう試験直前ですから、多くを望まず、睡眠をしっかり取り、心構えだけを整理しておいてください。また、口頭試問も大事な判定ポイントですから明確に答えられるよう最終チェックしておきましょう。

従来の傾向からみますと、キャリアコンサルティング協議会の試験は、お話を素直に受け取り、状況を確認する。そして、目標提案に当たっては、内容を限定せず、方向性を探るというニュアンスで「さまざまな可能性」を残しておくことにポイントがあるのではないかと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。

試験1カ月前ですね。

2月に入って、試験が近づいてきましたね。論述試験は3週間後、面接試験は4・5週間後です。受験を予定されている方にはそろそろ受験票が届き、緊張感も増してくるのではないかと思います。

緊張感というと良い印象はないかもしれませんが、緊張感は意識の表れであり、良い効果もあります。ですから「ああ自分は緊張しているんだ」と自己受容から始めてみると、味方になってくれるのではないかと思います。(緊張感と戦う/抵抗すると手強い相手になってしまいます。)

さて、残り1カ月。焦ることなく、しっかり準備しましょう。この段階での仕上げが、合否を左右する大きな要素になってきます。

順調に仕上がっていると感じている方はその調子を維持してください。但し、自信過剰にならないように。

心配なのは、この段階で迷っている方ですね。

迷っている方には「ひとは迷うものです」という言葉を送りたいと思います。ここでも、まず「自分は迷っているんだ」と受け入れる。そこから始めてみましょう。そうすれば、多くの場合、自分を客観的に見つめることが出来、対応策も見えてきます。

一番いけないのはあれこれ考えすぎてしまうことです。その結果、自分の長所も閉じ込めてしまう。

うまくいかないと、更に無理にやろうとする。すると、もっとうまくいかない。迷う。という悪循環です。うまくいかなければ、それを止めてみたらどうでしょう。ひととお話する場合でも相手の嫌がることはしませんよね。それと同じです。

当講座でお話をする場合にも、スタートはこうした現状確認から始めます。ですが、決して怒ったり、強く言ったりはしませんよ。時には笑いを交えて楽しく学ぶことを心がけています。頭で分かっていても実践で使えなければ勿体ないですからね。リラックスした状態で学んでいくことが効果的であり合理的な方法だと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。よろしければ学びの一助にしてください。

「自己受容」ということ

不合格通知。厳しい現実ですね。中にはその理由すら分からない方もいらっしゃるかと思います。まさに、受け入れがたい事態です。

なぜ?なぜ?と問い掛けても答は見つからない。それどころか、益々迷路に入り込んでしまう。結果として、やらなければよかった、向いていない、自分にはムリ・・・。

外側の世界、つまり、物理的な原因分析であれば、なぜなぜアプローチも有効だと思いますが、内側の世界、こころの世界を対象にする分野では役に立たないのではないかと思います。それどころか、むしろ危険でもありますね。自らの可能性を閉じ込め、自己否定の道を歩むことにもなりかねませんから。

こうしたケースは、クライエントとキャリコンという関係で見ればよくお分かり頂けるかと思います。ところが、クライエントのイベントがまさに自分自身に起きてみると・・・、冒頭の事態に陥ってしまう。キャリコンを目指す方であれば、今、ここに、まさに” 真の学び ”の場があるというのに。

どうしますか?

やり方は2つあると思います。

1つは、第三者の支援を受けること。つまり、カウンセリングを受けてみることですね。カウンセリグによって、この「厳しい現実」に向き合うことです。

もう1つは、自分で対処する。大変ですが。それで、まずは通常のカウンセリングと同じようになぜ?なぜ?と問い詰めないことです。大切なのは・・・? そう、「受容」ですね。「無条件で」受容する。不合格という事実をまず受け入れる。それは自己受容の道です。降りかかった試練、自分はこの試練を受け止めることが出来るし、克服することもできると。

受け入れてみると、思考が前に進んでいく。その結果、足りなかったものも見えてくるという訳です。なぜ?なぜ?と対岸から問い掛けても答は返ってきにくいものです。まずは不合格という場に同席し、受容・共感する姿勢が大切ですね。これはカウンセリングの極意そのものです。

不合格通知を受け取った方には、こうした特典が付いてくる訳です。この特典を活かさない手はありません。こうした学びの機会はこれから何度も経験することでしょう。その対処法を今、身に着けておく。これは豊かな人生を送る上でとても大切なことではないかと思います。

(オマケ)
質問グセがある方は特にこの迷路に入りやすい気がします。だから、本試験でもそのペースで進めてしまい不合格となった? もしそうだとすると、質問型から受容型に変えるだけで面談はとても楽になると思うのですがどうでしょうか。但し、自己受容を強制することはできませんのでご本人がその勇気を持てるかですね。不合格通知の「意味」を決めるのはご本人しかありませんから。

プロフィール
キャリコン実践研究会のブログです。皆様と一緒に学びながら、気づいたことを立石が綴っていきます。
ギャラリー
  • ニュートラルゾーン
  • 第4回キャリコン試験に向けて
  • 第4回キャリコン試験に向けて
  • 自己一致
  • 「見晴らし台」にいるということ(第2回結果発表)
  • 第3回用「テキスト」(改訂版)
  • 面接の後で
  • JCDAと協議会
  • もうすぐ試験・・・
お問合せ
「お問合せ」ついては、上記リンク集から「キャリコン実践研究会お問合せ」にアクセスしてください。
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード