キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリコン

合格率?、平均点?

第7回国家資格キャリアコンサルタント試験の結果が発表になりました。合格された方、おめでとうございます。新たなステージでのご活躍をお祈り致します。

残念な結果となった方には「絶対に諦めないでください。」と申し上げたく思います。人それぞれに経験が有り、そして国家資格にチャレンジしています。ですが、上手くいかなかった。でも蓄積されてきたものもある。「イベント」ですね。人生に向き合うことを志したキャリコン志望者として、この「イベント」の「意味」を、是非、考えてみてください。

そもそも、この試験は難しいのでしょうか? それとも易しいのでしょうか?

いえいえ、この問いこそ意味がありませんね。難しい、易しいは相対的なことです。比較、評価の視点です。キャリコンはそういう視点に立ってはいけません。

自分にとっての意味、相談者にとっての意味、その固有の意味を問うのがキャリコンです。

比較、評価する視点では真の「意味」は見つかりません。想起するのは「みじめな自分」という幻覚です。それも自分で作った幻覚。

合格率や平均点は全く意味がありません。それは相対的なものでしかありません。志望者お一人おひとりにとっての「意味」、それが重要です。

「意味」が見つかったら、正しい分析ができる下地が出来ました。後はご自身の考えに沿って合格へのプランや対策を立て、実行していくだけです。

今、この作業をしっかりやっておいてください。残念な結果となったのは人格とは関係ありませんので、その点だけは譲らないでくださいね。


さて、「キャリコン実践研究会」では第8回試験に向けて講座を公開していますが、入口講座である『理論講座』はすでに満席となってしまいました。後は、大変恐縮ですが『テキスト』をお申込を頂ければと思います。

すでに5千回を超えるロープレ指導経験がこの『テキスト』をつくりあげました。是非、お手に取っていただければと思います。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。
当会の核となる「実技試験対策テキスト」です。

(第8回用「傾聴模擬講座」のお申込)
5月13日(日)12:05~13:35
「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(第8回JCDA用「論述対策講座」のお申込/満席
5月20日(日)12:05~13:35
(第8回CC協議会用「論述対策講座」のお申込)
5月23日(水)19:00~20:30
第7回の分析と第8回の対策を行います。論述試験40点以上を目指す講座です。

(第8回用「口頭試問対策講座」のお申込)
5月30日(水)19:00~20:30
「何を答えるか」と「どう答えるか」を二本柱とした内容です。自信を持って口頭試問に向き合えるようにします。

(その他講座)
ロープレ対策講座(1to1、個別)などをご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

ロープレに理論は必要?

どうやったらロープレが上手くなるのでしょう?

受験生共通のテーマです。(本当は、受験生に限らず、ですが。)

どうしてテーマに上がるかというと、やはり勉強し難い、教えにくいということが挙げられると思います。例えば、やって見せるといっても、その通り真似しても上手くいかないし、第一相談者と言う生身のひとが相手ですからいろいろ違った展開になってしまう。

こうしたことから「経験を積んで」「ロープレ何10回」などと言われたりするのかもしれません。また、厚労省の能力要件においても資格取得段階では「スタートに立てるレベル」としているのもそのせいかと思われます。

また学び難さという点においても「理論」をそのままロープレに活かそうとしてもなかなか上手くいかない。

キャリア理論やカウンセリング理論、そして心理学。それぞれ立派な理論がたくさんありますが、キャリコン試験のロープレに活かすには距離が有り過ぎるような感じです。

では、ロープレにおいて理論は必要ないのでしょうか?

いえいえ、そうは思いません。

理論とロープレ試験の間を埋めることが出来たら、きっと理論は強い味方になってくれる筈です。ですが、その距離を埋めるサポーターはなかなか現れない。受験時代の悩みでもありました。

そこで、受験対策として試行錯誤しながらサポーターになれるようにと作ったのがキャリコン実践研究会の『理論講座』で使う『テキスト』です。

毎回改訂を重ね、現状のキャリコン試験対策に足る内容になっていると考えています。

例えば、「傾聴」。傾聴の本はたくさん出ていて「傾聴とは何か」は書かれていますが、傾聴とは「こうする」ことで、それはこういう理論のこういう点を基礎にしているからですよ、と説明されているものはなかなか見つからない。

そこを補っているのがこの『テキスト』ですので、お読み頂いた方からは「頭の中が整理された」「なぜこうしなければいけないのか分かった」「全く逆のことをやっていたことに気づいた」等のお声を頂いております。

現状ではA4判で80頁を超えていますので、いろいろな角度から書き過ぎてしまった感もありますが、選択は読者にお任せしようと思っています。

また、こうした背景の理論をしっかりご説明した上で、個々のロープレを拝見し、その方固有の課題を明確にしつつご支援させて頂いておりますので、指導というよりもご提案という感じでご意見を伺いながらコメントしています。

理論講座』は少人数でご参加の皆様のご様子を拝見しながら講義を進めていますので、可能な限り『理論講座』にご参加いただければと思います。

遠隔地の方など講座への参加が難しい方もいらっしゃるかと思いますが、『テキスト・サブテキスト』だけでもお手に取って頂ければ幸いです。

キャリコン実践研究会のHP)
https://www.cconsupport.com/

(第8回用「理論講座」)
4月15日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4a1917670db19d2e460376d6e74b9fbb/
キャリコン試験対策の「軸」をご紹介しています。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」)
http://www.kokuchpro.com/event/cdc845b2b9258092352b4bce2e82e5e5/
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。

(第8回用「傾聴模擬講座」)
5月13日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4b0ee5553fe7629edae149c5e7e84e56/
理論講座かテキストをお求め頂いた方は、是非「傾聴模擬講座」にご参加ください。「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(その他講座)
上記、HPにアクセスしてください。
論述対策講座、口頭試問対策講座、ロープレ対策講座(1to1、個別)など個別的対策に必要な講座をご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

第8回試験対策スタート!

第8回国家資格キャリアコンサルタントの実技試験は、5月下旬~6月上旬。あと2カ月ですね。

そこで、具体的な対策をどう進めていくかということですが、1にも2にも「早いスタート」です。

スタートはもう切っている、養成講座を受けているし、という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、養成講座の主旨は基本的事項の修得であり、試験対策ではありません。

つまり、当然のことではありますが、養成講座では一般的な、汎用的な講義、演習がなされます。

「試験対策」とは、「あなたが、合格基準に達する為にどうするか」という個別的課題を明確にし、必要な訓練を行うことだとわれわれは考えています。

従って、ご自身の課題を明確にする要素がこれからの準備に入っているか、ここを冷静にチェックしてください。(試験対策と銘打って大勢を集める講座があまり役に立たないのはこのせいだと思います。)

また、自主勉強会も長所・短所がありますので、自主勉強会をメインに対策されるのはお奨め出来ません。特に、ボランティアで来られるホルダーや受験生の誤ったコメントが与える悪影響も無視できませんので、ご自身の軸をしっかり持った上で、勉強会を「利用」されることをお奨めします。

以上の意味から、「ご自身の個別課題を明確にするような路線で早いスタート」を切ることが大切だと思います。


さて、ここからはキャリコン実践研究会の宣伝です。もし、われわれの考え方に納得がいくようであれば、ご自身の判断で、アクセスしてください。

(基本的な考え)
・課題はお一人おひとり違いますので、個別に対応することを基本にしています。
・その為には少人数で、顔が見える講座が必要だと考えています。
・個別に対応すると言っても、基本事項=「軸」はしっかりしていなければいけませんので、拠り所とする理論(理論講座、テキスト・サブテキスト)を明確にした上で、個別に支援することにしています。

(キャリコン実践研究会のHP)
https://www.cconsupport.com/

(第8回用「理論講座」)
4月15日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4a1917670db19d2e460376d6e74b9fbb/
キャリコン試験対策の「軸」をご紹介しています。

(第8回用「テキスト・サブテキスト」)
http://www.kokuchpro.com/event/cdc845b2b9258092352b4bce2e82e5e5/
理論講座に参加できない方に、使用テキスト等をご提供致します。

(第8回用「傾聴模擬講座」)
5月13日(日)12:05~13:35
http://www.kokuchpro.com/event/4b0ee5553fe7629edae149c5e7e84e56/
理論講座かテキストをお求め頂いた方は、是非「傾聴模擬講座」にご参加ください。「伝え返し」のちょっとした訓練を行うことによって「ロープレ」が見違えるように変わってきます。

(その他講座)
上記、HPにアクセスしてください。
論述対策講座、口頭試問対策講座、ロープレ対策講座(1to1、個別)など個別的対策に必要な講座をご用意しています。

これを機会に一緒に勉強できることを楽しみにしています。
是非一度、「キャリコン実践研究会のHP」をご訪問ください。

第7回面接試験に向けて(2/2)

協議会の面接試験が終わりましたので、今週末はJCDAの面接試験ですね。

JCDAの試験でも、協議会と同じで、最初に注意することは「信頼関係の構築」です。「第7回面接試験に向けて(1)」でも触れましたが、相談者に丁寧に対応し、受け止めることが大事です。

よくカウンセリングでは、「何を悩んでいるのかではなく、どうしてそのことを悩んでいるか」を聴き取ることが大事だと言われます。

ここで、「何を」にのみ着目すると、JCDAが嫌う事柄中心の問題解決志向に陥ってしまう危険性があります。

そうではなくて、「どうして」に着目してみると、まず「何を」を正確に、あるがままに、無条件で受け取る必要があります。そうすることで相談者と同じスタートラインに立つことが出来ます。ここが、「第7回面接試験に向けて(1)」でも触れた重要性です。

面接試験では、相談者から説明された状況・事柄について反論してはいけませんよ。どんなにつまらないことだと思っても、相談者にとっては「重大事」です。そこに相談者固有の「意味」があるんですね。この「意味」が「どうしてそのことを悩んでいるのか」の答になります。

この部分はご自身の価値観との戦いになりますので、日頃のロープレ練習がものを言うことになりますが、もう試験直前ですので、とりあえず無条件で受け入れることを強く意識して試験に臨んでください

さて、JCDAではこの後の展開が協議会と違ってきます。上述の「相談者固有の意味」は「考えや価値観」に現れます。それが「自己概念」につながったりしているわけですね。

「考え・価値観」が妥当なものであればいいのですが、認知の歪みに近いものであった場合には「問題」ということになります。ですが、「問題」は隠れたもので、相談者自身は気付いていないものです。ですから、キャリコンが「見立て」ます。そのヒントになるのが「感情」です。従って「感情」を言い換えたりすることは厳禁です。そのまま無条件で受け取り、「反映」することが求められます。

さて、「考えや価値観」は相談者の経験から作り上げられてきますので、JCDAでは「経験」を重んじます。「経験代謝」の考えなどはその典型ですね。ですから、「この考えや価値観はどんな経験から作られてきたんだろう」という視点を持つといいでしょう。

現状を確認でき、面接中盤になってきたら、是非「経験」に着目してください。きっと新たな展開が見えてくると思います。

試験直前ですので、あまり難しいことを考えず、まずは頭を空っぽにして「現状」を無条件に受容すること、そして現状が正確に把握出来、考え・価値観が見えてきたら、「経験」を伺ってみる。そんな視点を持つといいのではなかと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。

第7回面接試験に向けて(1/2)

論述試験、終わりましたね。如何でしたか。

出題形式としては従来通りでしたので、しっかり準備された方は自信を持って解答出来たのではないかと思います。一方、どこかで考え込んでしまうと、限られた時間の中で苦しい解答作成を強いられた方もいらっしゃったかもしれません。

さて、論述試験は終わりましたので、合格点60点は取れたと考え、頭を切り替えましょう。まずは、キャリアコンサルティング協議会の面接試験が今週末に迫っています。

最初に心掛けなければいけないことは「信頼関係の構築」です。よくぞご相談に来て頂けましたと、丁寧に、そして尊敬の気持ちを込めてお話をお伺いすることです。

これが出来れば、相談者が自らのペースでお話出来ますので、いろいろ状況が見えてくる筈です。

そこで、注意することは出てきた状況について「評価しない」ことです。良し悪しの判断をしない。在るがままに無条件で受け入れることがポイントです。どうですか?できますか? この重要性を是非、理解してください。

この重要性とは、無条件の受容ができれば、「評価は相談者自身が行ってくれる」という点にあります。

つまり、①人と話すのが苦手、②他の会社で通用するのか分からない、③転職となるとどう動いていいか分からない、などの発言ですね。こうしたことを聴き取っていくことがとても大事です。そうすれば、「真の問題」が見えてきますし、「目標」や「方策」の提案がやり易くなってきます。

最初のお話を評価してしまい、なんでそんなことを悩んでいるの?我慢が足りないな、などと解釈してしまったら・・・、必ず相談者に伝わってしまい、抵抗を受けます。そうなってしまうと、お話は進みませんので効果的な面接とはなりません。

また、ご自身で評価するからこそ、その点を出発点とする目標や方策の提案を受け入れ易くなるんですね。

こうした点を改めて確認してみると、キャリコンの最初の役割は、何かを引き出し、解決策を提示することではなく、相談者を尊重し、お話を受け入れ、自由に自分を語っていただく場を提供することなのではないかと思います。

キャリコン試験はこの基礎・基本を観る試験だと思われますので、この点がしっかりできれば合格ラインが見えてくるのではないでしょうか。

もう試験直前ですから、多くを望まず、睡眠をしっかり取り、心構えだけを整理しておいてください。また、口頭試問も大事な判定ポイントですから明確に答えられるよう最終チェックしておきましょう。

従来の傾向からみますと、キャリアコンサルティング協議会の試験は、お話を素直に受け取り、状況を確認する。そして、目標提案に当たっては、内容を限定せず、方向性を探るというニュアンスで「さまざまな可能性」を残しておくことにポイントがあるのではないかと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。

試験1カ月前ですね。

2月に入って、試験が近づいてきましたね。論述試験は3週間後、面接試験は4・5週間後です。受験を予定されている方にはそろそろ受験票が届き、緊張感も増してくるのではないかと思います。

緊張感というと良い印象はないかもしれませんが、緊張感は意識の表れであり、良い効果もあります。ですから「ああ自分は緊張しているんだ」と自己受容から始めてみると、味方になってくれるのではないかと思います。(緊張感と戦う/抵抗すると手強い相手になってしまいます。)

さて、残り1カ月。焦ることなく、しっかり準備しましょう。この段階での仕上げが、合否を左右する大きな要素になってきます。

順調に仕上がっていると感じている方はその調子を維持してください。但し、自信過剰にならないように。

心配なのは、この段階で迷っている方ですね。

迷っている方には「ひとは迷うものです」という言葉を送りたいと思います。ここでも、まず「自分は迷っているんだ」と受け入れる。そこから始めてみましょう。そうすれば、多くの場合、自分を客観的に見つめることが出来、対応策も見えてきます。

一番いけないのはあれこれ考えすぎてしまうことです。その結果、自分の長所も閉じ込めてしまう。

うまくいかないと、更に無理にやろうとする。すると、もっとうまくいかない。迷う。という悪循環です。うまくいかなければ、それを止めてみたらどうでしょう。ひととお話する場合でも相手の嫌がることはしませんよね。それと同じです。

当講座でお話をする場合にも、スタートはこうした現状確認から始めます。ですが、決して怒ったり、強く言ったりはしませんよ。時には笑いを交えて楽しく学ぶことを心がけています。頭で分かっていても実践で使えなければ勿体ないですからね。リラックスした状態で学んでいくことが効果的であり合理的な方法だと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
テキスト・サブテキストのお申込
当講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。よろしければ学びの一助にしてください。

「自己受容」ということ

不合格通知。厳しい現実ですね。中にはその理由すら分からない方もいらっしゃるかと思います。まさに、受け入れがたい事態です。

なぜ?なぜ?と問い掛けても答は見つからない。それどころか、益々迷路に入り込んでしまう。結果として、やらなければよかった、向いていない、自分にはムリ・・・。

外側の世界、つまり、物理的な原因分析であれば、なぜなぜアプローチも有効だと思いますが、内側の世界、こころの世界を対象にする分野では役に立たないのではないかと思います。それどころか、むしろ危険でもありますね。自らの可能性を閉じ込め、自己否定の道を歩むことにもなりかねませんから。

こうしたケースは、クライエントとキャリコンという関係で見ればよくお分かり頂けるかと思います。ところが、クライエントのイベントがまさに自分自身に起きてみると・・・、冒頭の事態に陥ってしまう。キャリコンを目指す方であれば、今、ここに、まさに” 真の学び ”の場があるというのに。

どうしますか?

やり方は2つあると思います。

1つは、第三者の支援を受けること。つまり、カウンセリングを受けてみることですね。カウンセリグによって、この「厳しい現実」に向き合うことです。

もう1つは、自分で対処する。大変ですが。それで、まずは通常のカウンセリングと同じようになぜ?なぜ?と問い詰めないことです。大切なのは・・・? そう、「受容」ですね。「無条件で」受容する。不合格という事実をまず受け入れる。それは自己受容の道です。降りかかった試練、自分はこの試練を受け止めることが出来るし、克服することもできると。

受け入れてみると、思考が前に進んでいく。その結果、足りなかったものも見えてくるという訳です。なぜ?なぜ?と対岸から問い掛けても答は返ってきにくいものです。まずは不合格という場に同席し、受容・共感する姿勢が大切ですね。これはカウンセリングの極意そのものです。

不合格通知を受け取った方には、こうした特典が付いてくる訳です。この特典を活かさない手はありません。こうした学びの機会はこれから何度も経験することでしょう。その対処法を今、身に着けておく。これは豊かな人生を送る上でとても大切なことではないかと思います。

(オマケ)
質問グセがある方は特にこの迷路に入りやすい気がします。だから、本試験でもそのペースで進めてしまい不合格となった? もしそうだとすると、質問型から受容型に変えるだけで面談はとても楽になると思うのですがどうでしょうか。但し、自己受容を強制することはできませんのでご本人がその勇気を持てるかですね。不合格通知の「意味」を決めるのはご本人しかありませんから。

キャリコン試験 効率的な準備を!

国家資格キャリアコンサルタント試験に至るには、8割以上の方が養成講座を利用されているようです。養成講座と言えば、養成講座を終わったけどどうやって試験対策をやったらいいか分からない、というお話をよく聞きます。

それはおかしいですね。養成講座に沿って勉強してきたのに、それで試験対策が分からないというのは一体何を教えているんですかねェ!と、こちらもお話していたのですが・・・。

しかし、よくよく考えてみると、キャリアの範囲はとても広いですね。人が関わってくる、人生が関わってくる。そうした広い範囲を背景に、多くのことに触れなくてはいけない。

また、試験の合否基準も合格後の訓練によって将来実力を備えることができるスタートラインに立てるか否か、という視点で判断されるという訳ですから、実力をつける訓練よりも基本的なことをまず理解していただくことが重点になるのも当然かもしれません。

こうしてみると、養成講座の役割も明確になってきますね。つまり、養成講座はキャリア全般にわたる知識の伝達に重点があると割り切った方がいい。

(それと、対人関係実務において、答はたくさんあります。従って、正解はこれですと示し難い。どちらかというと、キャリコン側の見立てや意図がポイントになってきますので、受信力、感じ取る力、学び取る力が重要になってきます。従って、養成講座でも、場を提供しますので皆さん学び取って下さいとなるのも理解できます。)


そうしますと、どうやって試験対策を行うかそれがポイントになります。それも、試験まで2カ月くらいしかないとなると出来るだけ効率的に行いたいですね。

効率化を考えた場合、専門機関の活用を考えてみてはどうでしょうか。ネット等で検索し、自分に合う機関を探してみて下さい。カリキュラムや講座内容、合格体験記なども参考になるかと思いますが、大事なのはポリシーであり、信頼に足る具体的なツールを持っているかです。

効率を考えるとついつい手法一辺倒になりがちですが、経験上、急がば回れと言いますか、基礎・基本をまず理解することが大切です。従って、専門機関側には「基礎・基本はこれです。」と明確に説明していただきたいということになりますね。ですが、この部分のまとめ・整理は結構難しいので、専門機関選択の重要事項になるのではないかと思います。


私自身、この基礎・基本、つまり「何をしたらいのか? そのために何が必要なのか?」という点が分からず、受験時代に大変苦労しました。

そこで、最初の試験に失敗した後、徹底的に調べ、研究してみました。いろいろな講座に通い、ロープレもたくさんやってみました。

結果として、講座からあるいは文献から直接、答をもらうことは少なく、実践をやってみて「これが正しいやり方かな」と思ったことから、ああ講座や文献で言っていたのはこういったことなのかなと感じることが殆どでした。

つまり、こういったことが「学び取る力」なのではないかと思います。文献にもヒントはたくさん載っていたはずです。ですが、最初の頃はそのヒントを読み取ることができなかった。

その後、資格取得を経て今日に至るまで、皆様のお力をお借りしながら学びの毎日です。その結果、「学び取る力」も少しづつついてきたのではないかと思います。

そうした中から、受験生の支援を目指す以上、「学び取る力が必要」と突き放すのではなく、われわれが学び取ってきた基礎・基本を可能な限り分かり易く開示し、精一杯お伝えした上で、そこから先は受講生の「学び取る力」にお任せするというのが真の支援だと考えるに至りました。

そうした内容を集約し、分かり易い形にしたのがキャリコン実践研究会の『テキスト』です。そして、そのテキストを使って『理論講座』を開催しています。

効率的に対策する方法は多々あるかと思いますが、われわれ「キャリコン実践研究会」がお奨めする「効率的な対策」はまず『理論講座』をお受け頂くこと、ご都合がつかなければ『テキスト』をお手元に置いていただくことだと思っています。

そして、その内容をご確認頂き、ご自身の進捗状況を把握してください。その上へ必要な個別講座をご選択頂ければよろしいかと思います。また、選択に迷うようであれば、ご相談にも応じています。

試験対策を効率的に進める方法。それは資源としての専門機関を活用することです。選択さえ誤らなければ、決して無駄な投資にはならないと思います。受験生同士の連携も有効かと思いますが、間違った方向にいってしまうと、返って遠回りになる危険性もありますのでご注意ください。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
理論講座:1月14日(日)12:05~13:35
テキスト付きです。顔の見える解説を是非お受け下さい。
◆時間がありませんが、お申込→自動返信メール→お振込→※「お振込証の送信」→確認後即お席確定連絡及び「テキスト」送付、といった緊急対応(※)も行いますので是非、ご参加ください。

テキスト・サブテキストのお申込
理論講座にご参加できない遠隔地の方むけに、講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。是非、お手にとって学びの一助にしてください。

合否発表を前に

年が明け、2018年となりました。そして、第6回の合格発表です。両試験機関とも従来の傾向を踏襲した出題でしたので、大きな変化はないと思われますが、受験生にとっては合否の分かれ目となる大事なイベントです。

論述試験はある程度結果が予測できそうです。問題は面接試験ですね。思わぬ結果が待ち受けていることもあります。

どんな立派な先生でもうまくいかないことがある。どんな素人だってうまくいくことがある。これが人間コミュニケーションの不思議なところですね。

ですから、専門家というのはうまくいく確率が高い方のことを言うのかもしれません。それはまたどんな内容の相談にも応じられるという対応力につながっていますが・・・。

さて、合格発表。

中には残念な方もいらっしゃることでしょう。悔しい思いが湧きあがってくるかもしれません。

ですが、前述の通り人間コミュニケーションの不思議もありますので、まずは冷静になって自己分析してみる必要があると思います。なぜならば、そこには必ず原因があるからです。

こうした分析がしっかりできていないと、「自分には向いていない」という答しか出て来ませんので、大変危険です。

不合格原因のNo1は自己流です。自分の解釈や思い込みのまま面談をやってしまう。もし、自己流で合格できるならば1億総キャリアコンサルタントです。つまり、試験なんて必要ないということになります。

自己流では上手くいかないから、カウンセリングやコンサルティングという分野が確立されているんですね。まずは、自分の理解、基礎・基本についてしっかり棚卸してみてください。ある意味で、そこが本当のスタートになるのではないかと思います。

受講生のご支援をしてきて、不合格を経験された方のほうが真剣に取り組まれる確率が高いようで、その分、学びが深まるケースを多く見かけてきました。不合格は決して負けではないと思います。

合格発表は通過点ですね。そして、

「結果」は受け入れざるを得ませんが、「経験」はどのようにでもなるはずです。結果をどの様な経験にするか、キャリコンの学びにもつながりますので、この機会を是非、活かして頂ければと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページ
各種講座のご案内をしています。基礎から応用まで系統立てた学習プログラムをご用意していますので、一度ご覧ください。

(お申込)
理論講座:1月14日(日)12:05~13:35
テキスト付きです。顔の見える解説を是非お受け下さい。

テキスト・サブテキストのお申込
理論講座にご参加できない遠隔地の方むけに、講座で使用するテキストやサブテキストを有償提供しています。是非、お手にとって学びの一助にしてください。

論述から面接へ(2/2)

※論述試験が終わり、面接試験が迫ってきました。論述試験は面接試験とセットになって実技試験を構成していますので、両者の間には当然のことながら関連性が見て取れます。そうした観点から、最後の仕上げとして面接試験対策を考えてみたいと思います。(以上、1/2と同文)

前回は、日本キャリア開発協会(JCDA)試験を取り上げましたので、JCDA受験者はこちらからお読みください。⇒「論述から面接へ(1/2)

今回はキャリアコンサルティング協議会試験を取り上げます。論述の事例に沿って面接試験の留意点を考えましょう。

育児休暇を終えて復職して半年、同期の女性が管理職になった。自分は仕事も子育ても中途半端で、将来どうなるか不安。今後の働き方を相談したい、とのお話です。

キャリコンとしてまずやることは、この相談ごとの状況(事柄)や心情(感情)をしっかり受け止めることです。そして、大事なことはその様に受容したことを相談者に示すことです。

しっかり受け止めたことを示すには、お話を網羅的に全て示すよりは、核心、つまり、キーワードを端的に捉え、伝え返すことですね。そうすることによって、相談者は頭の中の整理が出来ると共に、キャリコンが信頼に足る支援者だと理解することが出来、信頼関係が築かれるわけです。

最初の段階で、どう展開しようとか、問題は何だろうと、まだ語られていない領域について思いを巡らすのは禁物です。ましてやそうした領域についての質問をしてしまうと、相談者の話を封印してしまうことにもなりかねませんので、注意してください。

「ショック」。これは強い言葉ですからしっかり受け止めます。また、ポイントを絞って端的に伝え返すことによって会話にリズムが出てきますので実践してみて下さい。

さて、ポイントはその後にどう展開するかです。

ここで、「ショックとは?」と一歩踏み込んでいくやり方はどうでしょう? 一概には言えませんが、通常ですと、まだ前段であり、十分お話されたという状況でも無さそうですので、ここは伝え返しのみで、様子を見る。お話が出て来なければ、お話し易いテーマから状況確認を続けるという方が安全ではないかと思います。

こうやってまずは信頼関係を構築し、状況についてお話を促していくと、だんだん情報が集まってきますので、その中から見立てを行っていきます。

例えば、「責任のある仕事」「必要以上に配慮」「中途半端な仕事」「(女性)管理職」「将来が不安」「今の働き方」・・・

こうしたお話から、管理職に昇進した同期の女性が引き金になって、違う働き方に不安を覚えている相談者像が浮かび上がって来ます。

ひとには固有の価値観があるのに、同期と比較して不安になっている相談者の自己理解的側面。そして、管理職や働き方について一方的に思い込んでいる節もあり、仕事理解面にも問題がありそうです。

さらに、「将来が気になる」と言う点からはキャリアプラン、「働き方」と言う点からはワーク・ライフ・バランスも気になります。

以上から、面接を通じて、「相談者は何が気になっているのか?」 そして、「そのことについてどう思っている(捉えている)のか?」を明確にしていけばいいということが分かるかと思います。

そうした見立てが出来たら、後は目標の提案ですね。前段で把握した「相談者が相談したい問題」と整合性を取り、論述問題文のように提案してみると良いでしょう。そして、同意をいただけたら、方策を働き掛けていくことになります。(詳しくは『テキスト』をご参照ください。)

面接試験のポイントは最初の2~3分だと思います。この時に、余計なことを考えずに、純粋に相談者のお話を聴くことができるか。聴いた上で受容、共感し、適切に伝え返せるか。ここさえしっかりできれば、後は学習を積んで来られた皆様にはさほど難しい展開にはならないと思います。

残された時間はわずかですが、まだまだ実力Upは可能です。最後の最後まで諦めず、テキスト・サブテキスト、また講座でのコメントを活かし、相談者の支援に努めてください。応援しています。

(ご参考)
キャリコン実践研究会』(ホームページ)

プロフィール
キャリコン実践研究会のブログです。皆様と一緒に学びながら、気づいたことを立石が綴っていきます。
ギャラリー
  • ニュートラルゾーン
  • 第4回キャリコン試験に向けて
  • 第4回キャリコン試験に向けて
  • 自己一致
  • 「見晴らし台」にいるということ(第2回結果発表)
  • 第3回用「テキスト」(改訂版)
  • 面接の後で
  • JCDAと協議会
  • もうすぐ試験・・・
お問合せ
「お問合せ」ついては、上記リンク集から「キャリコン実践研究会お問合せ」にアクセスしてください。
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード