キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリコン試験対策

面談でガマンは必要か?

お悩みのひとつに、「どうしても説得したくなる」というのがあります。相談者の言っていることは分かるが、自分の経験から「そうではない、こしたらどうでしょう」と言いたくなるという訳です。だが、「それではいけない」とじっとガマン、しかしお話は平行線で行き詰まってしまう。

よく耳にするご相談です。特にお仕事を頑張ってこられた管理職経験者に多く、なかなか抜け出せなくてご苦労されているようです。

そこで、どうしたらいいか?ということになりますが、事例を挙げて考えてみましょう。

相談者1「今度異動になったが、どうも仕事に馴染めなくて、いっそのこと退社しようかと思っています。」

応答者A1「まだ異動したばかりだし、もう少し様子をみたらどうですか?」

相談者2「ん・・・、とにかくつまらないし、このままやっていても時間のムダだと思うんです。」

応答者A2「でも、異動はサラリーマンに付きものだし、長い目で見ればこの経験もきっと役立つはずなんですけどね。とにかく、もう少し続けてみませんか。」

いかがですか? 応答者Aの応答をどう思われますか?

これは、完全に上司としての視点ですね。キャリコン試験でこれをやったらほぼアウト!です。(つまり、お話を聴いていない。傾聴できていないということになります。)

では、キャリコンとしてはどのように応答すればいいのでしょう?

傾聴の基本はまず「受容」です。それも”無条件”で受け入れることです。無条件とは、条件、つまり自分の価値観≒評価的判断基準から離れて、ということです。

従って、キャリコンとしては
応答者B1「異動したけど、仕事に馴染めず、いっそのこと退社しようかと思っているんですね。」
と応答すべきですね。

その上で、どんな状況なのか、馴染めないとはどういうことか、どんな点がなど、ひとつひとつ解きほぐしてして問題点を明確にしていけばいい訳です。

単純なことですが、これが一般的対応(一般人や上司、同僚、知人等)とキャリコン的個別対応の違いです。(相談者は一般的応答に疲れてキャリコンの戸を叩きますので、同じ応答をしてしまっては相談者の期待に応えることはできません。)このようにキャリコン的視点に立てば、面談で無理にガマンする必要はなくなります。

しかし、言葉としては単純で理解もし易いのですが、実際の応答では非言語面も大変重要であり、練習と、可能であれば専門家によるオブザーブが必要になってくるかと思います。(受験を機会に本物の傾聴を身につけてください。きっと日常生活でも役立つことがたくさんあると思います。)


無料対策説明会も終わり、いよいよ第13回試験に向けて本格対策の時期になってきました。

キャリコン実践研究会では、半日で基礎から応用まで短時間で仕上げる「2種類の総合コースA・B」をご用意しました。1)基本的な考え方を学ぶ→2)ロープレにおける重要ポイントを繰り返し練習する→3)ロープレとしてやってみる、というステップを踏みながら、楽々合格を目指すハイブリッド講座です。

総合対策コースA
・実技試験攻略の為の基本の理解+応答における最重要ポイントの繰り返し練習+ロープレ練習のセットで、どんなケースにも対応できる土台を作ります。

・ロープレ、面接試験に迷いのある人、再受験の方にお奨めの講座です。

・開催日時:2019年10月12日(土) 12:00~16:10
 開催場所:東京都新宿区(詳細はお申込後にご連絡します)
 参加費用:20,000円(テキスト付)
 お申込は「こちら」から

総合対策コースB
・論述試験攻略の為の対策理解+口頭試問における最重要ポイントの練習+ロープレの練習・仕上げのセットで、論述対策、口頭試問対策を徹底し、ロープレの最終仕上げを行います。

・論述試験で40点以上を目指したい方、口頭試問が苦手な方、そして総合的に仕上げたい方にお奨めの講座です。

・開催日時:2019年10月20日(日) 12:00~16:10
 開催場所:東京都新宿区(詳細はお申込後にご連絡します)
 参加費用:20,000円(テキスト付)
 お申込は「こちら」から

総合対策コースはA、B個々にお申込が可能ですが、可能であればAとBを両方ご受講頂き万全を期して頂ければ受講効果もより高まると思います。また、遠隔地等で参加できない方にはテキストだけのご購入も可能ですので「ホームページ」をご確認下さい。

(キャリコン)論述対策!

国家資格キャリコン試験は、平均合格率から難易度を見ると、学科試験>実技試験の関係にあります。また、平均点から見ると面接試験>論述試験です。従って、ちょっと乱暴ですが、学科試験>面接試験>論述試験の順に難しいということになる?ようです。

こうしたことが背景にあるのかどうか分かりませんが、多くの受験生が学科試験対策に多くの時間を使っているのではないかと思います。

まあ、難易度からすると理解できないこともありませんが、本来、学科試験と実技試験は別物ですので、その特徴に合わせて対策方法を変えると共に少なくとも均等に時間配分する必要があるのではないかと思います。

例えば、学科試験は知識を問う試験ですから、細切れの時間を使って出来ますね。よく通勤時間を使って勉強したというお話を聞きます。

他方、まとまった時間が確保できたら是非、実技試験対策に使って頂きたいと思います。

そして、おろそかにしないでほしいのは論述対策です。確かに配点が面接試験の半分で、効果が薄いと思われるかもしれませんが、相談者の変動的要素に向き合うのではなく、逐語という変動しようのない事例が相手ですから、面接試験よりも点数が取り易いのは確かだと思います。

また、論述と面接が合算されて合否が決まるという点にも着目する必要があります。つまり、論述で40点(80%)取れれば、面接試験は50点(50%)で合格(60%)となります。

先にも取り上げましたが、面接試験には変動的要素が多々あります。ですから、50点取れればいいやと思うか、70点取らなければいけないと思うかは試験に臨むプレッシャーという点で雲泥の差があります。この気持ちの余裕が、結果的に面談を首尾良く進められる原動力になるのではないかと思います。

では、論述対策をどのように進めればいいのかと言いますと、出題された逐語を分析し、理論的に解釈し、解答を導き出すというアプローチが必要になってきます。こうしたアプローチをすることによって初めて面接力や口頭試問力の向上にもつながります。模範解答だけを見て似たような答を書くという方法では不十分ですのでご注意ください。

当会の「論述対策講座(サブテキスト付)」ではこうした視点に立って40点(80%)以上確保を目標にした対策を行っています。よろしければ是非ご活用ください。(当会を初めて利用される方は「テキストのお申込」からお願いします。)

◇キャリコン実践研究会ホームページ
まずは当会の考え方やお申込に関する留意事項等をご確認ください。
 ホームページの閲覧→「クリック

◆「テキスト」(及びサブテキスト)のお申込
 お申込→「クリック

◆「論述対策講座」(サブテキスト付)のお申込
(JCDA受験用):2月16日(水) 12:30~14:00
 お申込→「クリック

(CC協議会用):2月16日(水) 14:30~16:00
 お申込→「クリック

筆記試験が近づいてきました。

学科試験、論述試験が近づいてきました。受験生の皆様は最後の追い込みに入っているのではないかと思います。

学科試験は、実技試験への持ち越しがありませんので、合格点を取るということが最大の、そして最終の目標ですね。前回はトリッキーな設問が出たようで、とんでもない合格率になりましたが、その反動が来て今回はオーソドックスな問題に戻るのではないかと思われます。(そう祈りたいと思います。)

対策としては「過去問」に尽きますね。何度も時間内に解答してみる。曖昧なところは解答後に関連部分も含めて調べ、迷わず解答できるようにしておく。これを繰り返すことですね。時間配分なんかも自然に身に付くのではないかと思います。

問題は「論述試験」でしょうか。学科試験の様に書き方練習ばかりしていると、少し違った問題が出た場合にアウトです。また、面接試験につながっていかないと思います。

やはり、基本から理解し、相談者に沿って応用していくのがキャリコンのあるべき姿ですから、この点を外さないようにしてください。(今からでも遅くありません!)

ポイントは「問題の把握」だと思います。キャリア・コンンサルティング協議会の「2つの問題」、JCDAの「主訴・問題」。同じ「問題」という言葉を使っていますが、視点や捉え方は全く違います。この点をしっかり整理しておいてください。

尚、「キャリコン実践研究会」でも「論述対策講座」や「論述対策サブテキスト」をご用意していますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。但し、JCDA向論述対策講座は満席となってしまいました。(サブテキストをご利用ください。)

また、当講座やサブテキストのお申込には『実技試験対策テキスト』のお申込が条件になっております。(テキストには、われわれが考えるキャリコン受験の基礎・基本を詰め込んでいます。基礎・基本の理解無くして論述・面接対策はあり得ないとの考えから『テキスト』をお申込の条件にさせて頂きました。ご理解の程よろしくお願い致します。)

初めての方は、下記「テキスト・サブテキストのお申込」から、『テキスト』をお申込下さい。(サブテキストも一緒に申し込めます。但し、論述講座のお申込を予定されている方は、テキストのみのお申込にし、後段の「CC協議会向論述対策講座のお申込」に進んでください。サブテキストは講座料金に含まれていますので。)

テキスト・サブテキストのお申込
*試験合格の為の基礎、基本を理論面を加味して分かり易くまとめました。出題傾向や視点はJCDAとキャリア・コンサルタント協議会で違いますが、個別部分と共通部分を明確に区分し、どちらの試験実施機関にも対応できる内容になっています。面談力をつけるには基礎・基本をしっかり身に付ける必要がありますので、まずは、テキストをご覧になってください。

*また、傾聴基礎講座や口頭試問対策講座に使用するサブテキストのご提供も行っています。講座にご参加できない場合にはご利用ください。

CC協議会向「論述対策講座」のお申込
◆キャリア・コンサルタント協議会で受験される方が対象です。(ご注意ください。)
*「論述試験」こそキャリアコンサルタントとしての基礎・基本が問われる試験です。小手先だけの対策では応用が利かず、悔しい結果になる危険性があります。基礎・基本を理解した上で、しっかり過去問を分析し、真の対策を行いましょう。(講座はサブテキスト付きです。)


〔ご参考・・・現時点でその他の募集中の講座〕

キャリコン実践研究会のホームページ
*基本ポリシーや受験対策のステップ、各種講座の全容を掲載しています。是非一度ご訪問ください。

傾聴基礎講座のお申込
*面談は開始2~3分の対応に大きく影響されますので、開始から次の展開への移行を重点に、「どうしたらいいか」を徹底的に練習します。「どうしたらいいか」が分かっていないと、いくら練習しても効果が空回りしてしまいますので注意してください。

ペアワーク講座のお申込
*相談者役を経験できるという点でペアワークは有効な対策ツールです。しかし、ペアワークが苦手という方もいらっしゃいます。原因は相談者役からの不快なフィードバック?。当会のペアワークでは相談者役からのフィードバックは一切頂きません。あくまでキャリコン役と講師の間での意見交換に徹します。そして、キャリコン役と講師とのやりとりを聴くことが相談者役にとってはとても良い勉強になります。(安心してお申込ください。)

個別ロープレ対策講座のお申込
*講師2名がお一人の受講生に対して「相談者役」と「試験官役」を担い、本試験を想定した実践形式の講座です。事例を十分に理解した講師が「本物の」相談者役を担当しますので、隠れた背景などにもしっかりご説明が出来ます。試験に出題される「事例の深さ」を、本試験前に是非、味わってください。

(以上)

これさえできれば(キャリコン受験)

合格者の皆様からたくさんのお便りを頂きました。

一度で栄冠を手にされた方、超難関?の学科試験を克服しての合格は立派です。しっかり準備された証拠だと思います。

何度もなんどもチャレンジされ、やっと合格された方、こちらも1発合格と同じ位、賞賛されていいですね。受験生それぞれ置かれた環境や経験が違いますので、お一人おひとり、スタート地点が異なります。そこに、それぞれの意味、そして、ご自身と向き合う意義があるのではないかと思います。

何度もはね返されたけれど、チャレンジし続けた。その過程は今後の生活に必ず活きてくると思います。きっと、ご自分に向き合う機会が何度となく訪れたんでしょう。

言い換えれば、自分に向き合う機会がキャリコン受験であり、このチャンスを逃しては、例え資格を手にしても、魂を入れずということになってしまうのではないかと思います。

 自分に向き合うって・・・
人生は上手くいかないことで満ち溢れています。上手くいかないことで落ち込み、上手くいった人を妬ましく思う、なんで自分は・・・。

「自分に向き合う」って、こういう自分を「受け入れる」ことだと思います。がんばったけど上手くいかなかった。あるいは、甘く見ていたので上手くいかなかった。いづれにしても、そうした「今、ここに居る自分」をまず受け入れる。評価せず、つまり、今、この状態が、今の自分なんだとストレートに受け入れる。決して否定的にではなく、そのまま(=肯定的に)受け入れる。

この「そのまま受け入れる」ことって結構難しいんですよね。防衛本能や認知の歪みが働くからですね。 「評価」はその後です。そのまま受け入れることが出来てはじめて、正しい評価ができることになります。

 大切なこと
これがカウンセリング・マインドです。「自分」をありのままに受け入れる。そして、それが「ひと」なんだと気づき、人間理解が深まる。 自分を受け入れることが出来るから「相談者」を受け入れることができるんですね。だから、本当の傾聴ができるようになってくる。

キャリコン試験は、「相談者をそのまま受け入れることができるか」を試している試験のような気がします。

例えば、「口が重い相談者」。そのまま受け入れることができますか?

話さないから・・・、話させよう、気持ちを引き出そう、相談ごとを言わせようとする。これらは全~部、逆のことをやっているということがお分かりでしょうか?

まさに、受け入れる前に評価している態度です。この人は「話さない人」だ。(相談なのに話を聞けないのは正しい姿ではない)から~、という思考回路ですね。(こうした評価的な姿勢では話したくなくなる。それが「ひと」ですよね。)

合格率が60%以上、70%以上というのは、それほど難しい試験ではありません。従って、「相談者を受け入れること(受容)」が出来れば十分合格ラインに達するのではないかと思われます。

ですが、受講生を見ていたり、お話をお伺いすると、養成講座や対策講座、あるいは自主勉強会の混乱もあって、この受容と言う基本中の基本ができていないケースが多々見受けられます。周囲に惑わされることなく、この点をもう一度チェックしておいてください。

 宣伝を少々
この「受容」については、『テキストでも十分に盛り込みましたし、いろいろな場面でご説明しています。ですが、頭で分かっていてもなかなか実践できないところが厄介です。是非、「テキスト」の行間を読み込んで下さい。そして、可能であれば『各種演習(ペアワーク、個別1to1、個別ロープレ』をお受け頂き、チェックを受けていただければと思います。

 最後に
頂くお便りには、残念な結果になった方もいらっしゃいます。中には連絡する気にもならない方もいらっしゃることでしょう。

ですが、人生に失敗は付き物です。見方を変えれば「まだ決着は付いていない」ということだと思います。諦めなければまだ「過程」ですね。過程である限り、可能性は残ります。そして、われわれは数回のチャレンジの後に、一旦休止した後に、栄冠を獲得された方々を数多く見て来ました。

焦らず、一歩一歩成長していかれたその姿に、キャリコンとしてのひとつのモデルを見る様な気がします。

第4回試験結果から

驚きの結果は「学科試験」ですね。合格率が19.7%と23.5%。予想外の出題で不評だったようですが、それがそのまま合格率となって現れました。

この学科試験で合格点が取れた方はお見事。残念ながら合格点に達しなかった方は、頭を切り替えるしかありませんね。まあ、これだけ話題になりましたので、次回はまた元に戻るのではないかと思います。

その他で見ると、前回、数%に縮まったJCDAと協議会の実技試験合格率の差が、また10%以上に広がってしまいましたね。

数字から見ると、「実技は協議会の方が受かり易い」と言えるかもしれませんが、個々のキャリアや養成講座等の内容次第という面もありますので、受験生個々にとって「易しいか、難しいか」は一概に言えないのではないかと思います。

もし、養成講座前に選ぶとしたら、心理系にご興味があるようでしたらJCDAを、仕事系にご興味があるようでしたら、キャリア・コンサルティング協議会を選ばれるといいのではないかと思います。

いづれにしても、第5回の合格を目指すのであれば、出来るだけ早くスタートすることですね。特に、学科と実技の両方を受験する方にとっては、残された時間はそれほどない筈です。

もし、”何となくその気になれない”ということであれば、どこかに未消化なものが残っているのでしょう。それこそ自己探索し、自分を引きとめているものは何なのか、早く突き止めてください。(当会受講生の方であれば、講師どちらかにメールを頂ければ何らかのアドバイスが出来るのではないかと思います。)


新規のスタート、あるいは、再スタートに限らず、まず最初にやることはプラン作りです。最近はネットに情報が溢れていますので、自分に合ったサイトを見つけ、情報収集してください。

それから、重要なのは、試験に合格するレベルを客観的に把握できるようにすることです。その為には、勉強仲間からのみフィードバックをもらうのではなく、真のフィードバックがもらえる所を探す必要があります。

それから、キャリアコンサルティングに関する考えや理論をしっかり身につけていくことですね。そうした理論的な背景があって初めて相談者に有効なコンサルティングができるようになります。

こうしてみると、スタートってとっても大事ですね。スタートの仕方によって合否の行方が見えてくると言っても過言ではないかと思います。


キャリコン実践研究会」でも受験生のご支援をさせていただきたいと各種講座をご用意していますが、まずは入口として『理論講座』のご受講をお奨め致します。開催日は1日だけですが、よろしければ下記「理論講座のお申込」をクリックしてください。

理論講座のお申込』←ここをクリック
 日時:7月16日(日)12:10~13:40
 場所:東京(新宿)
 費用:7,000円(「テキスト」付)
 定員:8名
 ※ JCDA及びキャリア・コンサルティング協議会、共通

 理論講座は「テキスト」(A4判86頁)を使い、受験の基礎、基本から対策までの要点を解説します。文字だけでは説明しにくい点もありますので、出来るだけ理論講座のご受講をお奨めします。

合格に必要な要素を86頁に凝縮しましたので、この内容だけご理解いただければ十分です。また、JCDAと協議会の違いも明確に表示しました。ご自身の受験機関に沿って、関連部分をしっかり読み込んで下さい。

※ 「しっかりした理論を背景に」というと何だか堅苦しくて緊張してしまうかもしれませんが、われわれは、楽しく、柔軟に学ぶことがとても大事だと思っています。社会人としての礼儀をわきまえつつ、受講生と講師が対等の関係で、こころを通い合わせながら一緒に学んでいけたらと思っています。


尚、遠隔地やご都合で「理論講座」に参加できない方には、『テキスト』のみのお申込も受け付けています。
テキストのお申込』←ここをクリック
 費用:7,000円
 
 「理論講座」で使う「テキスト」と同じものですので、理論講座にお申込の方は改めて「テキスト」をお申込頂く必要はありません。

さあ、第5回試験合格に向けて、ひとがんばりしましょう。

ニュートラルゾーン

第5回試験に向けて『テキスト』の改訂は終わりましたが、まだまだ落ち着かない日々が続いています。試験から試験へ、それはまさに「トランジション」と言えるかもしれません。

受験のことを考えてみた場合、第4回で受験された方は合否によって今後の方向が変わってきます。また、新たに第5回で初受験される方にとっても、養成講座が終わり、今後のやり方次第で試験結果が変わります。

「トランジション」は、何かが終わり、ニュートラルゾーンがあって、そして何かが始まる、という3段階で構成されますが、その中でも中間の「ニュートラルゾーン」がとても重要です。

と言うのも、トランジションとは”単なる変化”ではないからです。内的な変化、そうしたものがないとトランジションとは言わないんですね。それで、内的な変化を経験するのが「ニュートラルゾーン」ということになります。

こうした点は、なんだかJCDAの「問題解決」と「自己探索」の関係にも似ていますね。内的キャリア/外的キャリアという言葉もある様に、キャリアコンサルタントにとって内的な対応は欠かせない要素です。

ニュートラルゾーンは中途半端な時期でもありますが、そうした状況の中で、自分なりに「意味」を探すことができたら、新たな学びにつながりますので、この時期を有効に使っていただければと思います。

IMG_1050
←第5回用『テキスト
 今回はJCDAとCC協議会の違いについて、記載箇所を明確にしました。




さて、国家資格キャリアコンサルタント試験が始まって1年が経ちました。この間いろいろ混乱はあったものの、一応の落ち着きを見せてきたような気がします。しかしながら、一方で不具合と思われる点もいくつか浮き彫りになってきました。

ひとつには、JCDAとキャリア・コンサルティング協議会のアプローチの違いです。違いがあることは当然ですし、「ひと」を相手にする資格の性格上、複数のアプローチが有ることは良いことだと思います。

問題は受験生を支援する側でその違いがしっかり把握されているかということです。養成段階・対策段階で、主催者側・講師側で、その違いに沿った対応が出来ていないようなお話を時々お伺いします。当会も気を引き締めていかなければいけないと思います。

また、学科試験と論述試験が同日にあり、その1~2週間後に面接試験という期間の短さも気になります。初受験の方にとっては学科と実技を併行して準備しなければならず、相当な負荷となり、面接試験への準備不足となってしまうような気がします。

以前のCDA試験では、学科試験と面接試験の間が2カ月弱ありましたので、面接試験対策もしっかりできた方が多かったようです。

以上、支援機関や準備期間を考えただけでも今の受験生は大変だと思います。それだけに、ニュートラルゾーンをしっかり活用し、自分にとっての受験の意味や合格への準備計画をこの時期にしっかり考えていただければと思います。

不合格ポイント(3)

過去のCDA試験で用いられていた「不合格者に見られる傾向」7項目の最後です。(第1回はこちら⇒『不合格ポイント(1)』)

)傾聴の技法ーいいかえ・反映(感情・意味)・質問ができていない
 まずは技法というより、「傾聴」がしっかり出来ているかということですね。次に技法です。

「いいかえ」は勘違いされている方が結構いらっしゃいますので、内容をしっかり理解してから活用してください。

「反映」は要するに「伝え返し」です。これが出来るか否かで合否が決まると言ってもいいくらいです。傾聴・信頼関係構築の中核でもありますので、正しい使い方を身に付けておく必要があります。

簡単そうで難しいのが「質問」です。本編「2)思いつくまま、脈絡なく質問をする」からもわかるように一歩間違うと不合格まっしぐらとなりますので注意してください。

)過度の緊張によって会話が成り立たない
 「過度の緊張」は不合格になるということです。

緊張しないためには、自分は何をするのか、何ができるのか、をしっかり整理しておくこと。そして、それは自分の考え・価値観で整理するのではなく、専門的な理論の裏付けがあって整理されていることがポイントです。

慣れも重要です。本番を想定した、つまり、他流試合をどれだけ積めるかですね。なかなか機会は得にくいかもしれませんが、少しでも多く経験されることをお勧めします。仲間同士だけで練習していると、本試験でのあまりにも違う雰囲気にびっくりするかもしれません。

とは言え、まずは「本試験は緊張するものだ」と受け入れることです。緊張を感じたら、ああ今自分は緊張しているんだと自己認識する。これ「自己一致」です。「緊張したらいけない」と緊張と戦うから緊張するんですね。

7)その他
 最後の項目は「その他」です。特に説明は載っていませんので、共通項目ではなく個別項目ということかと思います。自分の「くせ」と言ってもいいのかもしれません。面談としてのコミュニケーション上のくせは日頃からの振り返りによって把握できます。自己理解、自己探索が常に問われるということですね。


以上でご紹介は終了です。もっと詳しくという方は『テキスト』を参考にしてください。個別の説明は行っていませんが、背景となる理論や方法についてさまざまな角度から触れています。

本試験では、頭を空っぽにしてお話に集中してください。最初の5分は受容・共感です。信頼関係が構築できれば道は開けます。

(ご参考)
JCDA「CDA資格認定2次試験不合格者に見られる傾向」

第4回論述試験を終えて

国家資格キャリアコンサルタント試験の第4回論述試験が終わりましたね。私も早速、解いてみました。

1.JCDA
 全体に前回を踏襲したような出題内容です。予想問題とも合致し、一安心。指定語句も狙いとするところはほぼ同じでした。

問い1は、指定語句「問題解決」の使い方がポイントでしたね。論述講座・サブテキスト、あるいはこのブログをお読み頂いた方は、迷わず書けたと思います。ですが、6行の回答欄を埋めるにはどういう書き方をするか。答案練習の差が出かもしれません。

問い2は、相応しいか相応しくないか。第1回から連続して出題されている定番設問ですので、待ってました!という方もいらしたかと思います。

問い3は「相談者の問題」を問う問題でした。これも前回に続いての出題ですが、キャリコンとしてはとっても大事な要素ですので、出題候補No1です。

解答のポイントは、JCDAの考え方に準拠した「問題」になっているかですね。ただ、その視点に立った上で、どう表現するかは考えどころだったかもしれません。JCDAの深さは、表面的な現象を追いかけるのではなく、その裏にどんな背景が潜んでいるかという点にありますので、本当に理解していないと上手く書けなかったかもしれません。

そして、最後の問い4。今後の展開ですから、プロセスの理解が問われる問題でした。

時間は50分ですが、書きあげたのは結構ぎりぎりでした。でも、キャリコンとして大事な点がしっかり設問に反映していて良い出題だと思います。(つまり、これからの「面接試験」に活かせるということです。)

2.キャリア・コンサルティング協議会
 協議会の方も解いてみました。第2回から同じ傾向の出題となっていて、こちらも固まってきたような気がします。

設問1は、空欄Aです。前後を考えてどんな「応答」にするか、こちらも論述講座やサブテキストで対策をお伝えしています。

設問2。「相談者の問題」で核心部分です。複数の問題を列挙していけばいいと思いますが、間違ってもJCDAの視点と混同しないように!

ただ、学習を積んでいないと、それぞれの項目に何を取り上げるか、少し難しかったかもしれません。ロープレ演習を含めた総合的な対策が求められる所以かと思います。

設問3(1)は空欄Bで「目標」を提案するような応答を問うものでした。設問2の「問題」の把握がしっかりできていればその延長で答えられたと思います。

「目標」というと難しく考えてしまうかもしれませんが、一通りお話を聴いて「問題」が見えてきたら、次のステップとして「何を取り上げていくか」、つまり「今後のテーマ」を決めていくということですね。そう考えれば、2つは挙げやすかったのではないかと思います。

設問3(2)、最後の問題です。(1)が目標(テーマ)ですから、ここでは「方策」を提案することになります。ここでも設問2の「問題」が関係してきます。つまり、問題-目標-方策は1セットということです。従って、設問2と設問3(1)(2)も1セット。ここでも面接試験に活かせそうなヒントが論述試験に出ているということですね。

解答をし終えると、10分位残っていました。見直しの時間もあり、ボリュウムとしては丁度良かったのではないかと思います。


以上、解答をしてみた第一印象ですが、詳しい分析は、これからじっくりやって『論述対策講座』に活かしたいと思います。

前述の通り、論述試験は面接試験を受ける上で大変示唆に富んだ出題をしてくれています。面接試験まで日数がありませんが、勇気をもって論述試験の振り返りをやってみてください。そして、疑問点がありましたら『テキスト』等で整理をしておいてください。

「問題」って何だァ!(おまけ)

3回にわたって、JCDAとキャリア・コンサルティング協議会の考え方から「問題とは何か」を見てきました。

そこで明らかになったのは両者の視点の違いです。簡単に言えば、それは設定された事例の違いと言えるかもしれません。

例えば、JCDAは、こころの中の「わだかまり」がテーマになっているような気がします。そのわだかまりが、現状認識を曇らせ、どうしたらいいかといった迷路に入り込んでしまっている。

相談者自身は、仕事が忙しくなった、自分だけが被害者だ、上司は分かってくれない、そんなことが「問題」だと思っている。しかし、お話を丁寧に聴いていくと、こころのわだかまりがどうやら原因だと分かってくる。だが、それだけでは相談者自身の気づきや自主行動につながらない。そこで、過去の経験などを再現してもらい、「わだかまり」の意味に気づいてもらう、といったアプローチをとることになります。

一方、協議会の方は、何らかの「転機」がテーマになっている感じです。転機を迎えて新しいことにチャレンジしなければならなくなった、でもどうしたいいか分からないといったケースですね。

「転機」というと「転機の乗り越え方」の「リソースを点検する」=「4S」を思い出しますが、そこにはあらゆる方向から活用できる資源を探すという視点を見つけることができます。この中には自己があり、状況(環境や仕事)があり、支援(サポート)、戦略があるということですから、自己理解、仕事理解から目標、方策へ(戦略)という展開が重要になってきます。従って、足りない部分があるとすれば、それが「問題」というのは納得がいきますね。

このように考えて来ると、「問題のとらえ方」としてどっちが正しいんだァ!と言っても始まらないことがお分かりいただけるかと思います。つまり、JCDAも協議会も「自分の問題のとらえ方」に相応しい事例を設定している訳ですから。

試験である以上、仕方がありませんね。受講生の方々には常々言っていることですが、こうしたことからも自分の考えだけで「問題」を判断するのではなく、JCDA、協議会の考え方をしっかり理解しておく必要があると思います。


実際の面談では、ケースは様々ですし、こころのわだかまりや転機が混在していることも多々あります。従って、ケースによっては別のアプローチをとったり、折衷したアプローチをとることもあります。

こうした観点から考えてみますと、私個人としてはJCDAと協議会があって良かったんじゃないかなと最近思っています。

できれば、もう一つくらいあってもいいかな。3つの試験機関で3つのアプローチが出てくる位だと更に質も上がってくるのではないかと思います。

実際、カウンセリングにおいては、確か400位の理論があるそうですが、一般的には、精神分析派、来談者中心療法派、認知行動療法派が主流となっているようです。ですが、現場の臨床家はケースに応じて折衷的なアプローチ(折衷派)を行っています。

まだまだ課題が多いキャリアコンサルティングですから、キャリコン試験にチャレンジする皆様の登場にこころから期待するする次第です。どうか志を高く持って、ご自身の闘いに全力投球してください。

不合格ポイント(2)

過去のCDA試験で用いられていた「不合格者に見られる傾向」7項目の第2弾です。(第一弾はこちら⇒『不合格ポイント(1)』)

3)自分の考え、または一般的価値観をもとに指導を行う。
 相談者の考えや価値観、状況等をちゃんと確認しないまま、指導したり、価値観の押し付けをしてしまうということです。

ここで注目すべきは「一般的価値観」という点です。一般的価値観で指導していいのであれば苦労はないですね。常識的なひとであれば誰でもキャリコンになれます。ところが違う。

つまり、 ” 専門的価値観 ” を持っていなければキャリコンは務まりませんよ、と言っていることになります。この専門性こそがキャリコンとしてのアイデンティティですし、国家資格の所以です。

簡単な例を挙げますと、ストレスを抱えている人に「がんばって」と言ってはいけない、というのがあります。一般的価値観からすると、励ましたり、勇気づけたり、あるいはネガティブな面に触れないようにするのは良いことのように思えますが違います。

違うと分かっていても、面談になると似たようなことをやってしまう。ここに学習と訓練が必要になる理由が有ります。対策は、理論的にしっかり理解することと、本格的なロープレ訓練です。試験に合格し、本物のキャリコンとして成長していく為にも受験生時代にその基礎を築いて頂ければと思います。

4)信頼関係構築のための基本的態度について、よく理解できていない。
 表面的・形式的応答を繰り返し、相談者との信頼関係を構築することが出来ていない、ということです。

「態度」、「姿勢」といったことですね。『テキスト』では、手法の「Do」に対して、存在「Be」を当てはめてご説明しています。また、ロジャーズの「3つの態度条件」が一番分かり易いと思われますので、その点にも詳しく触れています。

多くの書籍に書かれていますので、言葉の説明が出来る方は結構いらっしゃるかと思いますが、その意味は深く、本当の理解にたどり着き、実践できる方は少ない様な気がします。

また、基本的態度は、「傾聴姿勢」と言い換えることもできるかと思います。ここでも3)と同じで、一般的な価値観から判断して、自己流の「傾聴」を考えてしまってはいけません。是非、「傾聴」についても専門的な学習と訓練を積んでおいてください。

もうひとつ、「表面的・形式的応答を繰り返し」という点も重要です。問題には必ず背景があります。相談者が語る「見えている問題」の裏に、どんな「見えていない問題」が隠れているのか、そうした複眼思考が必要なのではないかと思います。


(ご参考)
JCDA「CDA資格認定2次試験不合格者に見られる傾向」

(続く)

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  • 第3回用「テキスト」(改訂版)
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  • JCDAと協議会
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