キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリアコンサルタント試験対策

(キャリコン)論述対策!

国家資格キャリコン試験は、平均合格率から難易度を見ると、学科試験>実技試験の関係にあります。また、平均点から見ると面接試験>論述試験です。従って、ちょっと乱暴ですが、学科試験>面接試験>論述試験の順に難しいということになる?ようです。

こうしたことが背景にあるのかどうか分かりませんが、多くの受験生が学科試験対策に多くの時間を使っているのではないかと思います。

まあ、難易度からすると理解できないこともありませんが、本来、学科試験と実技試験は別物ですので、その特徴に合わせて対策方法を変えると共に少なくとも均等に時間配分する必要があるのではないかと思います。

例えば、学科試験は知識を問う試験ですから、細切れの時間を使って出来ますね。よく通勤時間を使って勉強したというお話を聞きます。

他方、まとまった時間が確保できたら是非、実技試験対策に使って頂きたいと思います。

そして、おろそかにしないでほしいのは論述対策です。確かに配点が面接試験の半分で、効果が薄いと思われるかもしれませんが、相談者の変動的要素に向き合うのではなく、逐語という変動しようのない事例が相手ですから、面接試験よりも点数が取り易いのは確かだと思います。

また、論述と面接が合算されて合否が決まるという点にも着目する必要があります。つまり、論述で40点(80%)取れれば、面接試験は50点(50%)で合格(60%)となります。

先にも取り上げましたが、面接試験には変動的要素が多々あります。ですから、50点取れればいいやと思うか、70点取らなければいけないと思うかは試験に臨むプレッシャーという点で雲泥の差があります。この気持ちの余裕が、結果的に面談を首尾良く進められる原動力になるのではないかと思います。

では、論述対策をどのように進めればいいのかと言いますと、出題された逐語を分析し、理論的に解釈し、解答を導き出すというアプローチが必要になってきます。こうしたアプローチをすることによって初めて面接力や口頭試問力の向上にもつながります。模範解答だけを見て似たような答を書くという方法では不十分ですのでご注意ください。

当会の「論述対策講座(サブテキスト付)」ではこうした視点に立って40点(80%)以上確保を目標にした対策を行っています。よろしければ是非ご活用ください。(当会を初めて利用される方は「テキストのお申込」からお願いします。)

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面接試験、最後の準備

面接15分間の流れをイメージできないで困っているというお話をよく聞きます。よくよく聞いてみると、「どうやって進めていったら・・・」と。

そうですね。少し整理してみましょう。まず、「流れは相談者が作るもの」と考えてみましょう。そうすると、どうしますか?

ハイ、”まずはお話を聴いて”となりますね。これがスタートです。 何かCC側で進めようとするから難しくなるんですね。

頭を空っぽにしてとにかくお話を聴く!、こういう覚悟が必要かと思います。

お話が始まったら受容ですよ。どんな内容でも無条件で受け入れる。頭で”考え”てはいけません。とにかく受け入れる。些細なことでも、え!と思うようなことでも受け入れる。できますか?(ここは練習が必要なところですが、試験直前ですので、理屈抜き、とにかく考えないで、まずは受け入れてください。)大事な大事な信頼関係構築の第一歩です。


さて、面接試験で取り上げられる事例は、ほとんどが「AかBか迷っている」ケースです。(JCDAでは特に顕著です。)従って、流れとしてはAとB両方のお話を聴くのが当たり前ですね。時々、どちらかだけを最初からこと細かく質問してしまい、 撃沈してしまうケースが見受けられますので注意してください。

また、片方だけを聴いて「問題」を早合点するのも危険です。「主訴・問題」はAとBを聴いた後でやっと見えてくるものだと思ってください。

そうしてみると、最初の5分はAを聴き、次の5分でBを聴く。残りの5分で見えてきた「問題」 にかかわっていくとイメージする手もあります。

Aのお話で5分持たなかったら、応答が不十分なのだと思います。逆に、6分以上Aのお話が続いていたら、細かい質問や脈略のない質問を続けるなどして単なる情報収集に終わっている心配があります。

インテーク面談の最初の5分ですから、冒頭から掘り下げてしまっては全体像が見えてきません。相談者が置かれている状況がある程度見えてきて、見当がつけられれば十分です。5分以上Aのお話が続いている思ったら、Bのお話に「展開」することも必要でしょう。

こうして、AとBのお話を聴くことが出来たら、だいたい10分です。そうすれば、「主訴・問題」(JCDAでは合否の分かれ目です。)が見えてくるはずですから、最後の5分は考え・価値観を明確にし、意味を問い掛けていきます。これで15分くらいかと思います。

参考までに、意味が明確になったら、もう一度来談目的に戻り、目標の提案に移っていきます。このような大体のイメージをお持ちいただいたらどうでしょうか。(口頭試問にも応用できます。)

但し、お話を進めるのはあくまでも相談者です。そのことだけは意識し、頭を空っぽにして、ヒントとなるキーワードを聴き逃さないようにしてください。 

 
ここまで何度も講座に通っていただき、講師二人の口撃(?)に耐え、逐語を作り、テープを何度も聴き直してご努力されてきた皆様、その蓄積が本番でのチカラになります。堂々と、 そして、ご自分の為に、試験を受けてきてください。応援しています。

第3回論述試験を終えて

第3回論述試験お疲れ様でした。月曜日になって、問題が公表されましたので、私も50分かけてやってみました。


まず、JCDAからです。問題を見ると、おっ、1問増えている。事例が2つ、これは一緒ですね。予想通りです。親切にも共通部分を示してくれています。これは有り難い。手間が省けました。

問い1は、従来通り。対応の違いにより展開が変わっているという設定です。中身を見れば、大体分かりますね。傾向は今までと一緒のようですから、「過去問分析」(『論述基礎講座』)をしっかりやっていた方は戸惑わなかったと思います。

指定語句が出てきたのも予想通りでした。「予想問題」(『論述対策講座』)とも近い設定です。やはり、主訴・問題の把握は外せない基本中の基本ですね。

高得点を狙うなら事例となった逐語から具体的な「主訴」を読み取り、解答に反映したいですね。それに「経験」や「意味」についての理解が加われば言うことなしだと思います。

問い2は、また「相応しいか、相応しくないか」問題。ここも予想通りです。ん~、わたしは、ひとつ目、ふたつ目は「相応しくない」、三つ目は「相応しい」にしました。皆さんはいかがですか? 点数は「理由」次第だと思いますからどこに着目したかがポイントですね。

問い3、「問題」が出てきました。やはり主訴・問題の把握は重要です。ここでの「相談者の問題」は、JCDAのカウンセリング観に沿って答える必要があります。技能士や協議会が捉える「問題」とはちょっと違いますので、混乱しないでください。

さあ、最後の問い4。出ました、今後の展開です。ここも予想問題通り。問い3と同じく、JCDAのカウンセリングにおけるプロセスに当てはめて答えればいいと思います。

全体的に振り返ってみると、事例Ⅱから主訴、問題の見立てが基本になり、プロセスが問われた良い問題だったのではないかと思います。この点は、来るべき面接試験でも大事な点ですから、しっかり整理しておいてください。それにしても、解答時間はぎりぎりでした。


協議会の方もやりましたよ。こちらの設問は3つで、小問を入れると4つ、従来通りです。事例記録や空欄も前回と同じですね。

設問1。はい、空欄Aの応答です。これも「過去問分析」(『論述基礎講座』)でバッチリやりました。前後をしっかり確認して答えればOKだと思います。

設問2は「相談者の問題」で、これも予想通り、定番の質問でしたので、ご準備されていた方は確実に書けたのではないかと思います。勿論、ここでは協議会が捉えている「相談者の問題」ですから、JCDAとは違いますね。

設問3は、小問ふたつに分かれていました。最初が、情報提供を問う設問です。逐語から判断し、何を求めているのか、何が不安なのか、そのあたりをしっかり読み取れれば答は書けると思います。

小問のふたつ目は、助言・教示です。逐語の「どうやって調べたらいいんですか?」の質問に対して答えてあげる内容を書くことになります。難しく考えず、落ち着いて考えれば方策は浮かんできたのではないかと思います。

設問3も、前回の形式と同じでしたね。前回は「職業能力開発に関する目標」でしたが、今回は「情報提供」だけで、どんな情報か、どこから入手するかを考えさせるようになっていました。


さて、いよいよ面接試験ですね。論述試験は、過去2回の例では平均点が70%前後ですから、ある程度書けていればそれなりの点数がもらえるのではないかと考えて、これからは面接試験に集中していただければと思います。

面接試験では最初の信頼関係構築がポイントです。傾聴をしっかり行い、来談目的/相談者が相談したい問題を受け止めましょう。そこからは、JCDA/協議会、それぞれのプロセスに沿って進めてください。

但し、無理に進めてはいけませんし、ただ付いていくだけでもいけません。相談者のペースに沿って進めることが大事です。

また、口頭試問をおろそかにしないでくださいね。「主訴や問題」(JCDA)/「CCが考える相談者の問題」(協議会)は必ず問われますので、『テキスト』等でもう一度しっかり整理しておいてください。

「今後の展開」はプロセスの基本を押さえてください。そして、最後まで諦めずに! 合格は、論述+面接+口頭試問の総合点で決まりますので、がんばってくださいね。

面接の後で

第2回面接試験、お疲れ様でした。やりきった感じと、やり残した感じと、こもごもかと思います。中には、試験のことは思い出したくない、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

思い出したくない、お気持ちは十分、分かります。

でも、ここに学びがありますよ。

どうして思い出したくないんでしょう?

前回も書きましたが、ポイントは、「どうして『思い出したくない』と思っているか」なんですね。

「思い出したくないこと」に着目すると、出てくるのは自分の不甲斐なさ、情けなさであったりします。それを突き詰めていくと、自己否定までいってしまう。何の価値もない自分・・・。

落ち込みますね。自分の中で自分を責める声。昔はグレムリンと言ったり、インナーゲームではセルフ1と言ったりしました。

これでは、まるで、ストレスを抱えてお見えになる相談者と同じですね。では、キャリアコンサルタントだったらどうしますか?

弱音を吐いてどうするんですか!そんなことでは厳しい世の中やっていけませんよ! と、やったら失格ですね。キャリアコンサルタントとしては、相談者の主訴を理解し、共感してこそ、その役割を果たせることになります。冷静になって、客観的な視点で、「どうして、そのことを『問題』と思っているのか」と、意味に着目します。

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ご自分の中に「相談の場」を設けてみてください。

相談者は「試験を振り返りたくない」と思っているあなた自身。キャリアコンサルタントもあなた自身です。

紙と鉛筆を用意しましょう。そして、1時間だけ、静かなところで、お一人で、試験の振り返りを行ってください。

当日朝起きて、どんな状況だったのか、その時どんな気持だったのか、会場に向かう途中、会場に着いて、待合室で、試験会場の前で、中に入って、そして、始まって・・・と、順を追ってください。

こころが一番痛くなるところは見つかりましたか? それは何かのサインです。しっかり向き合ってください。眼をそらしたら「未消化」となって、後々まで響きます。今のうちに栄養に換えておきましょう。

振り返りによって、紙が埋まらなければ、そもそもお話が聴けてなかったということですね。傾聴の基礎からやり直す必要がありそうです。

平面的なお話の流れだけで終わっていたら、相談者と同じレベル。冷静で、客観的な洞察が出来なかったということになります。

ですが、第1回の傾向を見てみると、やはり基本である「傾聴」が合否の分かれ目になっているような気がします。面談は傾聴に始まり傾聴に終わる。その重要性を認識しつつ、ご自身の面接試験を是非、振り返り、紙面に残してください。合否に関わらず、きっと役に立つはずです。

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