キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

キャリアコンサルタント

残り1ヶ月、ラストスパートです!

論述試験まで3週間を切りましたね。ご準備は進んでいますでしょうか?
合格に向けて大切な時期になってきました。

面接試験に先立って行われる論述試験は、その出来不出来によって心理面も含めて面接試験に大きく影響します。また、論述試験対策を徹底することによって、事例の分析力や見立て、そして口頭試問の力も強化されますので、論述試験対策もしっかりやっておきたいところです。

尚、ここまでの準備状況にもよりますが、どうも面接が苦手という方は、論述を徹底的に強化し、面接は多少悪くても合計点で合格を勝ち取るという作戦に絞っていくのも良いかもしれません。

実際、どうも面接では高得点が期待できそうにないので、面接は極力減点を避ける応答に徹し、徹底的に論述対策をやった結果、論述で40点近くを確保し、実技試験全体でギリギリ合格できたという方もいらっしゃいました。(逆の作戦は危険です。面接は水ものですし、論述試験を諦めたり軽視するのは勿体ないです。)

さて、論述試験まで3週間、面接試験まで1カ月になったこの時期、まずはしっかり論述対策の整理を行い、70%以上の得点を目指すこと、そしてその整理をベースに面接試験で60%以上の得点が得られるようロープレの実践を積むことが合格へのポイントかと思います。

これから1カ月で合格ライン突破は十分可能ですので、しっかり計画を立て、最後の頑張りに注力してください。

(キャリコン実践研究会からのご案内)
当会では、ご準備の状況に合わせて柔軟な『個別対策講座』(第16回対策は全てZoomによるオンライン講座です。)をご用意致しております。

名称は『個別ロープレ対策講座』となっていますが、ご希望に沿って主に以下の対応を行っています。
(1)論述試験対策のみ
(2)論述試験対策と面接試験対策の両方
(3)面接試験対策のみ

論述試験が迫ってきたせいか(1)の方のお申込も増えてきました。講座では過去問の解答をあらかじめご作成頂き、逐語に沿って事例を分析しながらコメントし、解答の仕方を学んでいきます。

具体的な視点や解答のポイントは当会のテキスト『論述試験のポイント整理』にまとめていますので、あらかじめご購読いただいてからご受講いただけると効率的です。

面接試験(ロープレ)対策は、当会でご用意する事例に沿って実際に面談を行いますが、状況に応じて都度ストップしながら振り返ったり、15分通してやってみたり、口頭試問についても臨機応変に対応します。

多くの受講生をご支援して感じるのは、前段、中段、後段と3つのステップのメリハリがつけられず、途中でループしてしまうことです。それぞれのステップにはやるべきことがありますので、それらをしっかり押さえていきます。

ご受講には当会のテキスト『面接試験のポイント整理』や『傾聴(信頼関係構築)のポイント整理』、『口頭試問のポイント整理』が参考になりますので、こちらもご受講前にお申込の上、ご一読いただけると幸いです。

(テキストや講座のお申込)
下記当会ホームページから該当のページにお進みください。
キャリコン実践研究会ホームページ

あと一カ月! 一緒に頑張っていきましょう!

第15回論述試験・・・私感

論述試験、変わりましたね。特に協議会は、あたかも全面改定の様相です。

このため、受験生からは戸惑いの声がたくさん寄せられました。でも、こうした予想外の出来事は日常に溢れていますので、如何に早く冷静になり、日頃積み上げた実力を答案用紙に反映させるかの勝負だったような気がします。

では、第2回から第14回まで同じ形式だったのに、なぜ今回は変わったのでしょうか? 私なりに考えてみました。

試験主催者側の危惧は「最近、試験対策が普及しているせいか、みんな同じ答え方をする。論述にしても面談にしても画一的過ぎて、果たして本当に学びになっているのだろうか?」ということのようです。

こうした観点から第15回の協議会の論述問題を見てみると、1は相談ごとの全体を把握する設問。

2では「お気持ち」を質問した意図を問われています。日頃、「気持ちを訊かなければと受からない」とだけ念じてきた方には答えにくかったかもしれませんね。「気持ちを聴く」には流れとタイミング、そして意図が必要なんですね。JCDAでは感情や意味という視点からこれらをある程度説明していますが、協議会対策として盲点だったような気がします。なんとなく基本が大事!というメッセージが聞こえてきますね。

一応、口頭試問でも同様の質問が来るかもしれませんので、相談者に質問した場合の意図を答えられるようにしておいた方がいいかもしれません。

次に3、相談者の問題を答えさせる設問ですが、従来は解答欄が4行、今回は問題が2行と根拠が3行です。

問題と根拠が分かれたということは、あれもこれもと問題をいくつも答えるやり方から、「中心となる問題をしっかり捉え、その根拠を明確にする」ということに重点が移ったのではないかと思われます。

最後に4、従来の「働きかけ」から設問3を土台にした支援の「方針」を答えさせる出題。つまり、支援プランといったところでしょうか。

このように見てくると、1.相談したいこと → 2.質問の意図 → 3.問題と根拠 → 具体的な支援方針・プランという流れが見えてきます。これは、まさにキャリアコンサルティングの基本ですね。

であれば、2.の質問の意図は? 自ずと見えてきますね。つまり、相談者の問題やその根拠を見つけるためのヒント探す、といったことになるのではないかと思います。


さて、JCDAの論述試験についての変化は、4「相談者の語りを通じて相談者像を想像し、~その理由も含めて」という条件が付いたことですね。

相談者像とは性格や思考の特徴などですが、それらはその人の語りを通じて現れるという考え方、なんだかナラティブ・アプローチの匂いがしていますね。いずれにしてもお話をよく聴く!ということが出発点になります。


最後に、第15回の論述試験を総じて考えてみると、協議会では「気持ちをきく意図」、JCDAでは「相談者像(人物像)」など、「ひとに焦点」が当たっていてズバリ基本を重視しているなという感じです。そうした意味で、協議会とJCDAは共に歩み寄ってきているような気もします。

そもそも両者は、同じ試験をやってますよ、というスタンスのようですから今回のような傾向が見られても不思議はないですね。

試験に王道無し、本当の実力をつけるステージが始まったのかもしれません。

私ももう少し分析し、第16回用の論述版テキスト「論述試験のポイント整理」の改訂に取り掛かりたいと思います。

ゆる~くキャリコン資格試験とは

だんだん本試験が近づいてきました。今回は通常の二倍の準備期間が出来ましたので、受験生も増え、準備状況によっては厳しい試験になるかもしれませんね。

焦る気持ちもだんだん芽生えてきますが、そこは冷静になって改めて国家資格キャリアコンサルタント試験について考えてみたいと思います。

まず、キャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングにはいろいろなアプローチがあり、状況に応じて使い分けたり、併用したりするのが現場の実態です。

そうした現場の実態を資格試験に持ち込んでしまうと、採点者の背景や考え方、、見立てによって評価が大きく別れ、公平な国家資格試験として成り立たなくなるでしょう。

そこで、試験はインテーク面談の最初の15分という枠をはめ、基本中の基本について評価する試験になります。

つまり、最初の15分だと明確に結果を出せるわけではなく、相談者への向き合い方(態度・姿勢、問題等の見立て、今後の展開方針など)が評価の対象になるということであり、それは「評価区分」から見ても明らかです。

結果ではなく向き合い方を評価するとは、合格後しっかり研鑽を積んでいけば立派なキャリアコンサルタントになれる見込みがある、長い研鑽のスタートラインに立つだけの素養があるという意味なんですね。その素養を持っているかという点について、論述試験、ロールプレイ、そして口頭試問を使って評価する試験だということです。

しかし、養成講座という視点で考えてみると、向き合い方といってもいろいろなやり方があり、資格試験をにらんで基本中の基本に特化するには無理が生じるわけですね。ですから、いくつかのやり方を紹介し、こういった基本的な考えがありますとしか言えない。受験生からすれば、実際どうすればいいの?ということになりますが、養成講座の立場は当然のことですし、必要な学習内容だと思います。

そこで、受験対策として考えるならば、養成講座の内容を理解した上で、出題者側の意図を分析し、”独自の受験対策”が必要になってくるのではないかと思います。

それはわれわれが10年ほど前に経験したことであり、それ以来様々な機会を使って分析、研究した結果、確かに有効な”受験対策”はある!という確信に至りました。

尚、いろいろなやり方があると前述しましたが、試験実施機関が2つあり、それぞれ違った評価基準を持っていることからもお分かりいただけるのではないかと思います。


さて、合格するためには、論述・ロープレ・口頭試問のベクトルの総和がポイントになります。頭で理解し、その通り実行し、振り返りを言葉で説明出来る、この総合力ですね。

当会ではテキストを使って受験対策の基本を理解し、論述やロープレ、口頭試問の基礎を作ります。その上でロープレ講座を実施し、ロープレと口頭試問をチェックします。また、論述試験の解答分析なども行います。

ロープレでは上手く出来た点もさることながら、上手くいかなかった点に着目し、意見交換し、対策を提案し、次回の講座につなげていきます。

また、ロープレを完璧にこなせることは希であり、癖はなかなか直しにくいものなので、あ、ヤバイ!!と思った時のピンチ脱出法(本番試験でとても大事なことです!)などもお伝えしています。


まだまだ自粛生活は続きそうですが、負の現状をどう前向きに捉え直し自らの成長につなげていくか、キャリアコンサルタントの素養に繋がる部分でもありますので、われわれも応援していきたいと思っています。

一緒に、学んでいこう、研鑽していこうと思われる方は、是非、「キャリコン実践研究会のホームページ」をご訪問ください。遠隔地の方にはZoomを使ったオンライン講座もご用意しています。

話したいことは?

第15回のキャリコン試験の申込が始まり、そろそろ本格的に準備をと思っている方が結構いらっしゃるのではないかと思います(当会へのお問い合わせも増えてきました)。勿論、すでにしっかり準備されている方もいらっしゃいます。

まあ、それぞれご事情はあるかと思いますので、いろいろあって良いわけですが、少なくとも早めに動き始めた方が有利であることには変わりありません。

さて、第14回で苦杯をなめた方にまずやって頂きたいのは、本番事例の分析です。何がいけなかったのか? 何が足りなかったのか? しっかり向き合ってみるということですね。

よく受講生とお話をしていると、相談者とどうも話がかみ合わなかった、何か他に言いたいことがあったのではないか、というお話が出てきます。

そこで、分析してみると、どうも核心から離れて周辺のことを話題にしてしまい、その結果、相談者は話したいことが話せなかったということが結構あるようです。

相談者が話したいことは、「今、ここ」で何が起きているのかということであり、それについてどう思っているのか、ということです。

この点の傾聴が不十分なまま、呪文のように、切っ掛けや過去の栄光、上司や家族との相談、将来の希望などに安易に展開してしまうと、相談者は何となくはぐらかされた気になり、現状を分かって欲しい!と、抵抗を示すことが考えられます。

このようなお話をすると、ほとんどの受講生はそうなんですよね、と賛同していただけますが、実際にロープレをやってみると、また同じような過ちを犯してしまうことがあります。。つまり、「今、ここでのお話」を ”したつもりになっている” というところに受験生としての問題がありそうな気がします。


こうした点は、「個別ロープレ対策講座」の場で具体的な事例を使い、納得いただけるまで意見交換しながら対策していきます。

また、遠隔地の方や日程のご都合がつかない方、しばらくは対面形式を避けたいという方には、Zoomを使ったオンライン講座もご用意しています。

尚、試験対策に関するご質問や口頭試問対策、論述試験対策もこの「個別ロープレ対策講座」の時間内で対応可能です。つまり、ご要望に添って、お一人おひとりに合ったやり方で、進めていくのが個別対策の趣旨ですので、この点をご理解頂き、お気軽にご受講いただければと思います。


(ご受講のお奨めコース)
「ロープレ個別対策講座」のみの受講も可能ですが、お奨めコースは以下の通りです。

1)最初に「各種テキスト」をお手にとって下さい。
 テキストには「面接試験のポイント整理」「論述試験のポイント整理」「傾聴(信頼関係構築)のポイント整理」「口頭試問のポイント整理」があります。必要に応じてお選びください。

 それぞれ国家資格キャリコン受験対策の基礎・基本、そして対応策を細かくまとめていますので、しっかりお読みいただき、対策に対する考え方を確実に身につけてください。テキストは当会のノウハウを圧縮したものですので、事前にお読み頂くことで、ロープレ対策講座の受講効率が格段に向上します。

 テキストに関する概要や頁数、価格、お申込等は、「当会ホームページの該当頁」をご参照下さい。

2)「個別ロープレ対策講座」(対面形式とオンライン形式があります)
 前述の通り、ロープレ対策の他、口頭試問対策や論述試験対策、あるいは疑問解消等、自由にお時間を使っていただいて結構です。受講生にはそれぞれ強みや弱み、課題があり、お一人おひとりに合った対策及び練習の方法があるはずです。キャリアコンサルティングの基本に沿って、受講生中心に進めていきます。
 また、前述のようにZoomを使ったオンライン講座もご用意しています。

まずは、「当会ホームページ」にアクセス頂き、該当頁をご参照ください。可能であれば、「各種テキスト」をご購読いただき、内容にご納得いただいた上でお申込頂けると幸いです。

1ヶ月前のチェック

そろそろ国家試験まで1ヶ月ですね。

試験というと、実技試験。論述と面接の合計点で決まりますが、ただ単に合計点で決まるというだけでなく、論述と面接は密接に結びついているという点に改めて着目する必要があるのではないかと思います。

もう少し細かく見てみましょう。面接はロープレと口頭試問ですから、合否は、論述+ロープレ+口頭試問の合計点で決まるということですね。

時々、受講生の方とお話ししていると、論述は得意だが面接が苦手、あるいはロープレは良いが口頭試問がダメだというお話を耳にします。

ですが、具体的に論述やロープレ、口頭試問を拝見してみると、苦手やダメだと考えている点は表面に現れた現象で、もっと根本的な部分の理解が不十分であることが多いように思われます。

また、自主勉強会でもこうした表面的な現象を指摘することが多いのでしょう、その点をまともに受け取って奥に潜む真の課題に気づかなくなっているのではないかと思います。

論述試験まで1ヶ月のこの時期、もう一度、基本事項やプロセス、そして人間理解についてご自身でしっかり整理しておくことをお奨めします。

特に、問題を抱えている相談者はどういった心理状態に置かれているのか、そうした時にはどんな行動をとるのか、そして、何が見えなくなっているのか、そんな相談者にはどんな目標が光と映るのか、どんな提案だったら受け入れてもらえそうか、そんなことを一度考えてみても良いと思います。

そして、そんな時、ご自身の例を考えてみるのが、一番良いんですね。

もし、自分のことを考えるのは嫌だ、苦手だということであれば、それこそ消化不良を起こして延々と心の底でモタレているものがあると言うことですね。(そこを早く消化しておかないと、相談者の理解は難しくなってしまいます。)

この点が自己理解ということの本質です。

こうした本質に目が向かないと、テクニックで合格しようという意識になり、なかなか実力がついてきません。勿論、テクニックで合格してしまうこともありますが、事例によってムラがあったり、応用が利かないなどとても危険です。

まだ、間に合いますから以上の点を今のうちにしっかり抑えて置いて下さい。

(ご参考)
キャリコン実践研究会ホームページは「こちら

各種「テキスト」のお申込は「こちら
キャリコン実践研究会では「面接試験のポイント整理」「論述試験のポイント整理」「傾聴のポイント整理」「口頭試問のポイント整理」をご用意しています。
特に「面接試験のポイント整理」は基本事項を詳しく掲載していますので、是非お手元に置いて頂ければと思います。

「個別ロープレ対策」のお申込は「こちら
完全マンツーマンで1時間コースと2時間コースがあります。
ロープレを主体にしていますが、ご希望があれば論述対策にも対応します。お申込の時間内で講師を自由に使ってください。
単独でもお申込出来ますが、テキストと併用することで受講効果も高まると思います。

新しい動き?

第13回キャリコン試験が終わり、結果が発表されました。

両試験機関とも第11回試験に比べて大幅に合格率が低下しています。但し、第10回に比べると、JCDAは第10回のレベルに戻ったとも言えます。ですが、協議会については、第10回から△15ポイントも下がっていますので、驚きです。

そこで、協議会の平均点に着目してみると、面接試験よりも論述試験の方が、より低下している。つまり、難しくなっているということになります。

ついでに、協議会の論述問題を見てみると、出題形式は変わっていません。では、内容についてはどうでしょうか?

なぜZさんは正社員の打診に躊躇しているのでしょう? それは・・・、前職の正社員での経験が影響しているんですね。言わばトラウマになっている。そこに気づかないと、表面的な問題解決に陥ってしまうかもしれません。

このネガティブな経験が健全な判断にブレーキを掛けているという視点はJCDAが得意とするもので、出題事例に変化が出てきたような気もします。ですので、協議会の視点に立って受験準備してきた方には少し難しかったかもしれませんね。

また、「空欄A」の後にすぐ「(中略)」が来るのも始めてです。CC2とCL2の間にいくつかのやり取りがあったという意味の「(中略)」だと思うのですが・・・。(この「(中略)」のとり方によって、空欄Aのフレーズが変わってきますよね。)


以前は、JCDAが協議会的なアプローチ要素を取り入れる傾向が見られました。今回の協議会の論述はその逆を行くケースなのかもしれません。そうだとすると、両試験機関は違ったアプローチを持ちつつも、お互いの良い面を取り入れるような新しい動きが出てきたということが言えるかもしれません。

昔のCDA資格では、合格率が下がり、40%に近づくに従って受験者の研鑽が進み、合格者のレベルが上がっていきました。キャリコン試験もこれから同じような傾向をたどるのではないかと思います。

今回の協議会における論述試験の変化は、そうした方向性を示唆していると思えてなりません。

第14回で受験を目指す方は、是非このへんの傾向をご理解頂き、試験機関に依存するのではなく、どんなケースにも対応できる真の実力を身につけていただければと思います。


(ご参考)
キャリコン実践研究会の「テキスト」のお申込

キャリコン実践研究会の「個別ロープレ」のお申込

第13回面接試験へ

論述試験が終わって、いよいよ面接試験ですね。ますます緊張の度合いが高まってくるのではないかと思います。

ここに至るまで、いろいろ試行錯誤されてきたことでしょう。だが、迷いはまだある。決して”分かった!”とは言えない。そんな方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。

対策として浮かぶのは、いくつかのルール。感情を引き出して、家族や上司のことをきいて・・・

あぶない、あぶない!

これ、とっても危険です。

”何かやらなければ”と思った瞬間、相談者が視界から消えていきます。

唯一、やることと言えば、”聴く”ことです。聴くというのは、”お話”があって、そこから初めて、始まるものですね。ここが、とっても大切。特に、試験は面談の最初の15分という設定ですから、最初に、”聴く”という基本中の基本である「受け身の姿勢」が問われます。そうした姿勢を保てるかどうか、そこが合否の分かれ目になるかと思います。(受け身を軽視しないでくださいね。基本がしっかりしていないと真の受け身はできないものです。)

「では、感情を引き出してはいけないし、家族や上司の話もきいてはいけないんですね」と単純に考えないでくださいね。何かをする、しないは表と裏です。何かをしなければいけない/してはいけない、何かをすべき/絶対やってはいけないという先入観が問題だということです。

つまり、お話を聴き、感情面が出てきたら、反映する。上司やご家族がテーマになってきたら、上司や家族について触れたり、質問したりするということです。大事なのはこの順序ですね。お話を聴いてからの展開として、感情や家族、上司に触れるのはごく自然な流れです。

この自然な流れを作るためには、先入観を払拭し、頭の中を空っぽにして、相談者に向き合うという当たり前の対応がとても大事ということになります。


ここまで真剣に受験準備されてきた方であれば、間違いなくお話を聴く力はついているはずです。

迷いは、「~すべき」という妄想を基準にして考えるから生まれてくるのであって、結果として、上手くいかない、私はまだまだだ、落ちるかもしれない、ああどうしよう・・・となってしまう。緊張感にはこうした背景が潜んでいるんですね。

試験直前になったら睡眠をしっかり取り、自分を信じて相談者の前に座るだけです。「~しなければ」という悪魔のささやきが聞こえたら、妄想!と一蹴し、頭を空っぽにして臨んでください。そうすればご自身の身についた力が自然に発揮されるはずです。


前述の内容は、私の思い付きでは無く、いろいろなところで言われていることです。例えば、『インナー・ゲーム』。スポーツを通じて説くセルフコントロールは、面談の場面でも大変参考になります。

ご興味のある方は、下記ミニ講座にお越しください。毎回、いろいろなテーマを取り上げ、みんなで話し合う場を設けています。今回取り上げるのはこの「インナー・ゲーム」です。試験が終わった後ですので、お気軽にご参加下さい。

コミュニケーション・ミニ講座
日時:2019年11月20日(水)19:00~20:30
場所:三鷹産業プラザ3階「みたかふれあいサロン」
参加費:500円(お支払いは当日)
お申込:「ここをクリック

国家資格キャリアコンサルタント受験対策には『キャリコン実践研究会』のホームページをご覧下さい。

論述、口頭試問そしてロープレ

キャリアコンサルタント試験で気になるのは、まず学科試験。合格基準が70%ですからハードルも高く感じてしまいます。ですが、学科試験は知識や記憶の試験ですし、多くの方が慣れ親しんできた試験形式ですので、頑張れば頑張っただけ点数に繋がると思います。

さて、厄介なのは実技試験ですね。まず、「論述試験」ですが、ポイントは時間内に、事例(逐語)を分析し、自分の文章で解答を記載する、という点あります。この中で最も重要なのが、やはり”時間内に”というところでしょう。

つまり、時間をかければどなたでもある程度の解答は書ける。しかしながら、それを決められた時間内にやらなければいけないので難しい。

では、どうしたらいいか? 一つには「分析力」ですね。分析をするには「基準」が必要ですが、基準はキャリアコンサルティングに関する知識・理解です。厚労省のマニュアルや各種キャリア理論、キャリアコンサルティング理論が参考になります。

次に「文章力」です。分析が出来ても文章が書けないと得点に繋がらない。解答案にコメントをさせて頂く時も「分かっているのに表現が・・・残念!」ということが多々あります。これを一からやると、時間がかかってしまいますので、キャリコン実践研究会では要点をテキストにまとめ、「総合対策コースB」でご説明もしています。

もうひとつご心配として「口頭試問」が挙げられるのではないかと思います。口頭試問については殆ど資料が見当たりませんね。ポイントは、これも「分析力」というか「振り返り力」と「説明力」ですね。

自分で行ったロープレについて如何に客観的に事例分析が出来、キャリコンとしての自己分析ができるか、それを文章では無く、口述で説明出来るかとなります。この点でも「答え方」が重要ですので、テキストにまとめ、「総合対策コースB」のメニューにしています。

最後は「ロープレ」ですね。これも論述対策の理解をベースに、まずは前段の応答、つまり「伝え返し」をしっかり身に付け、確実に信頼関係を築くことが重要です。そして、いくつかのチェックポイントをクリアできればロープレで失敗は無いと思います。

実技試験は、論述、ロープレ、口頭試問の合計点で決まります。つまり、3つが繋がっているということですね。こうした出題意図を勘案して効率的な準備をされるとよろしいかと思います。


(キャリコン実践研究会のご案内=宣伝です)
〔 総合対策コースB 〕
開催日:2019年10月20日(日)12:10~16:20
開催場所:都内新宿区(お申込後詳細をご案内します)
参加費:20,000円(税込/事前お振込)
講座内容 ①論述対策説明(テキスト付)
     ②口頭試問練習(テキスト付)
     ③ロープレ練習
お申込は→「こちら

実技試験に必要な論述、口頭試問、ロープレを半日で対策するハイブリッド講座です。準備がまだ不十分だなとお思いの方は是非ご受講下さい。最終チェックにもよろしいかと思います。課題が見つかっても、まだ十分に対策する時間はあります。ご希望の方には論述解答のコメントもさせて頂きます。
よろしければご検討下さい。

尚、遠隔地の方やご都合がつかない方には「テキスト」のみのお申込も受け付けていますので、ご利用ください。
「テキスト」のお申込は→「こちら

段々試験日が近づいてきましたが、焦らず、悔いの無いご準備をしていただければと思います。

HP:「
キャリコン実践研究会

面談でガマンは必要か?

お悩みのひとつに、「どうしても説得したくなる」というのがあります。相談者の言っていることは分かるが、自分の経験から「そうではない、こしたらどうでしょう」と言いたくなるという訳です。だが、「それではいけない」とじっとガマン、しかしお話は平行線で行き詰まってしまう。

よく耳にするご相談です。特にお仕事を頑張ってこられた管理職経験者に多く、なかなか抜け出せなくてご苦労されているようです。

そこで、どうしたらいいか?ということになりますが、事例を挙げて考えてみましょう。

相談者1「今度異動になったが、どうも仕事に馴染めなくて、いっそのこと退社しようかと思っています。」

応答者A1「まだ異動したばかりだし、もう少し様子をみたらどうですか?」

相談者2「ん・・・、とにかくつまらないし、このままやっていても時間のムダだと思うんです。」

応答者A2「でも、異動はサラリーマンに付きものだし、長い目で見ればこの経験もきっと役立つはずなんですけどね。とにかく、もう少し続けてみませんか。」

いかがですか? 応答者Aの応答をどう思われますか?

これは、完全に上司としての視点ですね。キャリコン試験でこれをやったらほぼアウト!です。(つまり、お話を聴いていない。傾聴できていないということになります。)

では、キャリコンとしてはどのように応答すればいいのでしょう?

傾聴の基本はまず「受容」です。それも”無条件”で受け入れることです。無条件とは、条件、つまり自分の価値観≒評価的判断基準から離れて、ということです。

従って、キャリコンとしては
応答者B1「異動したけど、仕事に馴染めず、いっそのこと退社しようかと思っているんですね。」
と応答すべきですね。

その上で、どんな状況なのか、馴染めないとはどういうことか、どんな点がなど、ひとつひとつ解きほぐしてして問題点を明確にしていけばいい訳です。

単純なことですが、これが一般的対応(一般人や上司、同僚、知人等)とキャリコン的個別対応の違いです。(相談者は一般的応答に疲れてキャリコンの戸を叩きますので、同じ応答をしてしまっては相談者の期待に応えることはできません。)このようにキャリコン的視点に立てば、面談で無理にガマンする必要はなくなります。

しかし、言葉としては単純で理解もし易いのですが、実際の応答では非言語面も大変重要であり、練習と、可能であれば専門家によるオブザーブが必要になってくるかと思います。(受験を機会に本物の傾聴を身につけてください。きっと日常生活でも役立つことがたくさんあると思います。)


無料対策説明会も終わり、いよいよ第13回試験に向けて本格対策の時期になってきました。

キャリコン実践研究会では、半日で基礎から応用まで短時間で仕上げる「2種類の総合コースA・B」をご用意しました。1)基本的な考え方を学ぶ→2)ロープレにおける重要ポイントを繰り返し練習する→3)ロープレとしてやってみる、というステップを踏みながら、楽々合格を目指すハイブリッド講座です。

総合対策コースA
・実技試験攻略の為の基本の理解+応答における最重要ポイントの繰り返し練習+ロープレ練習のセットで、どんなケースにも対応できる土台を作ります。

・ロープレ、面接試験に迷いのある人、再受験の方にお奨めの講座です。

・開催日時:2019年10月12日(土) 12:00~16:10
 開催場所:東京都新宿区(詳細はお申込後にご連絡します)
 参加費用:20,000円(テキスト付)
 お申込は「こちら」から

総合対策コースB
・論述試験攻略の為の対策理解+口頭試問における最重要ポイントの練習+ロープレの練習・仕上げのセットで、論述対策、口頭試問対策を徹底し、ロープレの最終仕上げを行います。

・論述試験で40点以上を目指したい方、口頭試問が苦手な方、そして総合的に仕上げたい方にお奨めの講座です。

・開催日時:2019年10月20日(日) 12:00~16:10
 開催場所:東京都新宿区(詳細はお申込後にご連絡します)
 参加費用:20,000円(テキスト付)
 お申込は「こちら」から

総合対策コースはA、B個々にお申込が可能ですが、可能であればAとBを両方ご受講頂き万全を期して頂ければ受講効果もより高まると思います。また、遠隔地等で参加できない方にはテキストだけのご購入も可能ですので「ホームページ」をご確認下さい。

第13回キャリコン試験向「無料対策説明会」

第12回の試験結果が発表になり、受講生の方々から嬉しいご報告を頂いております。中には論述90%以上+面接80%以上という方もいらっしゃって感激。この方は非常に熱心な方で、当会の全プログラムを受講し、「個別ロープレ対策」に何度も通って来られました。

さて、第13回の国家資格キャリアコンサルタント試験は本年11月に開催されます。

11月と言うとまだまだ先、と思ってしまいますが、学科、論述、ロープレと3種類の対策が必要になってくることを考えると、時間の余裕はそれ程無いと思われます。

当会がご支援を始めて9年目になりますが、国家資格化されたのは4年前です。最近は出題形式も決まっていて、合格率も高く、番狂わせの少ない安定した試験になってきたような気がします。

ならば、この調子でと考えたくなりますが、そろそろ講座運営についても見直しをしなければいけない時期だと思っています。継続は力であり、貴重なものですが、同時にマンネリという懸念も高まってきます。主催者としてはこの点をしっかり認識しておかなければいけません。

と言うわけで、当会の各講座について見直しを行っています。ポイントは効率化。限られた時間の中でどうやって合格力を身につけるか。そんな観点から現在、新しい講座編成を検討中です。(まだ、メンテナンス中ですが、是非「キャリコン実践研究会のホームページ」をご訪問下さい。)

そこで、まずは受験生の疑問にお答えし、新しい講座をご説明するところから始めようと、下記の無料対策説明会を開催することにしました。8名限定で申込順ですので、お早めにお手続きしてください。

無料対策説明会
日 時:2019年9月25日19:00~20:30
場 所:FORECAST新宿SOUTHビル6階
(東京都新宿区新宿4-3-17)
参加費:無料
お申込:「ここ」をクリックしてください。
(主な内容)
 ◎ 実技試験の概要と対策ポイントの解説
 ◎ 当会の今までの活動概要と新たな対策内容のご紹介
 ◎ 試験に対しての質疑応答

プロフィール
キャリコン実践研究会のブログです。皆様と一緒に学びながら、気づいたことを立石が綴っていきます。
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お問合せ
「お問合せ」ついては、上記リンク集から「キャリコン実践研究会お問合せ」にアクセスしてください。
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