キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

論述試験

(キャリコン)論述対策!

国家資格キャリコン試験は、平均合格率から難易度を見ると、学科試験>実技試験の関係にあります。また、平均点から見ると面接試験>論述試験です。従って、ちょっと乱暴ですが、学科試験>面接試験>論述試験の順に難しいということになる?ようです。

こうしたことが背景にあるのかどうか分かりませんが、多くの受験生が学科試験対策に多くの時間を使っているのではないかと思います。

まあ、難易度からすると理解できないこともありませんが、本来、学科試験と実技試験は別物ですので、その特徴に合わせて対策方法を変えると共に少なくとも均等に時間配分する必要があるのではないかと思います。

例えば、学科試験は知識を問う試験ですから、細切れの時間を使って出来ますね。よく通勤時間を使って勉強したというお話を聞きます。

他方、まとまった時間が確保できたら是非、実技試験対策に使って頂きたいと思います。

そして、おろそかにしないでほしいのは論述対策です。確かに配点が面接試験の半分で、効果が薄いと思われるかもしれませんが、相談者の変動的要素に向き合うのではなく、逐語という変動しようのない事例が相手ですから、面接試験よりも点数が取り易いのは確かだと思います。

また、論述と面接が合算されて合否が決まるという点にも着目する必要があります。つまり、論述で40点(80%)取れれば、面接試験は50点(50%)で合格(60%)となります。

先にも取り上げましたが、面接試験には変動的要素が多々あります。ですから、50点取れればいいやと思うか、70点取らなければいけないと思うかは試験に臨むプレッシャーという点で雲泥の差があります。この気持ちの余裕が、結果的に面談を首尾良く進められる原動力になるのではないかと思います。

では、論述対策をどのように進めればいいのかと言いますと、出題された逐語を分析し、理論的に解釈し、解答を導き出すというアプローチが必要になってきます。こうしたアプローチをすることによって初めて面接力や口頭試問力の向上にもつながります。模範解答だけを見て似たような答を書くという方法では不十分ですのでご注意ください。

当会の「論述対策講座(サブテキスト付)」ではこうした視点に立って40点(80%)以上確保を目標にした対策を行っています。よろしければ是非ご活用ください。(当会を初めて利用される方は「テキストのお申込」からお願いします。)

◇キャリコン実践研究会ホームページ
まずは当会の考え方やお申込に関する留意事項等をご確認ください。
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◆「テキスト」(及びサブテキスト)のお申込
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◆「論述対策講座」(サブテキスト付)のお申込
(JCDA受験用):2月16日(水) 12:30~14:00
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(CC協議会用):2月16日(水) 14:30~16:00
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論述対策をしっかり

第8回キャリアコンサルタント試験の論述試験が近づいています。

必勝を目指す方、是非、論述40点以上を目指してください。面接との合計点で決まるのが実技試験ですから、はっきり言って論述で決まると言ってもいいくらいです。

出題形式はここ数回変わってませんので、対策も、し易いのではないかと思います。ですが、一部にありましたように出題の順番が変わったり、逆の設定になったりすることは十分考えられます。

いづれにしても、試験ですから何が出題されるか分からない。ですからまずは落ち着くこと! 論述でも面接でも同じですね。我を忘れた状態では良い結果にはつながらないと思います。

その上で、変化に対応できるのが真の実力です。真の実力の源は基礎・基本ですから、準備と言うのは、そのあたりをしっかり押さえておくことですね。

具体的に言うならば、面談の展開をしっかり整理しておくことです。
展開とは、
 JCDAで言えば来談目的・主訴・問題の把握
 協議会で言えば相談者が相談したい問題・キャリコンが考える問題の把握
であり、目標と方策につなげる流れです。

これらのことをよく理解し、識別できるようにしておいてください。こうした過程を経ることによって面接の力も確実についてきます。

基礎・基本を学ぶ一番のチャンスは受験時代です。ここでこうした理解を深めておくことで、資格取得後の活躍範囲も変わってきます。

試験が近づいてきた今、苦しい時期かと思いますが、この学びはきっとご自身のキャリアにとってプラスになりますので、そうした展望を持って最後の準備をしてください。

(ご参考)
(第8回用「テキスト・サブテキスト」のお申込)
キャリアコンサルタント試験、技能士試験2級対応。基礎・基本をまとめた実技試験対策テキストです。

第6回論述試験に向けて

キャリアコンサルタント第6回論述試験直前です。合否を左右する大きな分岐点となりますので、落ち着いて最後まで諦めずにがんばってください。

論述試験の50分間は、自分でコントロールできる時間です。全受験生平等の条件のもと、自分のやり方次第という試験ですね。従って、まずは時間管理をしっかりやってください。限られた時間内で的確に、素早く判断しなければいけませんが、試験問題全体を眺めた上で時間配分を決めておくといいでしょう。

回答欄からはみ出さないよう、また採点者が判断しやすい読みやすい文字および大きさで記載し、設問の主旨をしっかり押さえるのが基本です。

個々の設問や設問の流れの中にもヒントがあります。出題者は何を求めているのでしょうね。きっと、キャリコンのスタートラインに立てるか否かの判断において、最低限これだけは理解してほしい、そんなものが背景にあると思われます。

さて、過去3回、同じような出題形式が続いています。従って、今回も同じような形式になることが予想されます。一方で、3回も続いたので、今回は変わることも・・・。そうなっても驚かいないでくださいね。条件はみんな一緒ですから落ち着いて、そして、基本に沿って解答すればいいと思います。

どんな出題形式であっても、事例/逐語はきっと出てくる筈です。事例が出てきたら、まず応答をチェック! 何を語り掛け、何が返ってきているか。それが横糸だとしたら、縦糸は? つまり、キャリコンの逐語の流れと相談者のお話の流れをそれぞれチェック! そうすれば、いろいろ見えてきますよ。後は、日頃学んできたことから答を出していくだけです。

JCDAとキャリアコンサルティング協議会では、キャリアコンサルティングの手順が違いますので、その点をしっかり押さえてください。特に「相談者の問題のとらえ方」に典型的な違いが見られますので、出題の核心になると思います。

見直しの時間は是非ともほしいですね。但し、時間が足りなかったら、誤字・脱字あるいは読みにくい字の修正に留め、迷っている内容の訂正には入らない方が賢明だと思います。

では、先入観にとらわれず、素直な気持ちで、問題用紙の中に現れる「相談者」に向き合ってください。応援しています。

(ご参考)
キャリコン実践研究会』(ホームページ)

筆記試験が近づいてきました。

学科試験、論述試験が近づいてきました。受験生の皆様は最後の追い込みに入っているのではないかと思います。

学科試験は、実技試験への持ち越しがありませんので、合格点を取るということが最大の、そして最終の目標ですね。前回はトリッキーな設問が出たようで、とんでもない合格率になりましたが、その反動が来て今回はオーソドックスな問題に戻るのではないかと思われます。(そう祈りたいと思います。)

対策としては「過去問」に尽きますね。何度も時間内に解答してみる。曖昧なところは解答後に関連部分も含めて調べ、迷わず解答できるようにしておく。これを繰り返すことですね。時間配分なんかも自然に身に付くのではないかと思います。

問題は「論述試験」でしょうか。学科試験の様に書き方練習ばかりしていると、少し違った問題が出た場合にアウトです。また、面接試験につながっていかないと思います。

やはり、基本から理解し、相談者に沿って応用していくのがキャリコンのあるべき姿ですから、この点を外さないようにしてください。(今からでも遅くありません!)

ポイントは「問題の把握」だと思います。キャリア・コンンサルティング協議会の「2つの問題」、JCDAの「主訴・問題」。同じ「問題」という言葉を使っていますが、視点や捉え方は全く違います。この点をしっかり整理しておいてください。

尚、「キャリコン実践研究会」でも「論述対策講座」や「論述対策サブテキスト」をご用意していますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。但し、JCDA向論述対策講座は満席となってしまいました。(サブテキストをご利用ください。)

また、当講座やサブテキストのお申込には『実技試験対策テキスト』のお申込が条件になっております。(テキストには、われわれが考えるキャリコン受験の基礎・基本を詰め込んでいます。基礎・基本の理解無くして論述・面接対策はあり得ないとの考えから『テキスト』をお申込の条件にさせて頂きました。ご理解の程よろしくお願い致します。)

初めての方は、下記「テキスト・サブテキストのお申込」から、『テキスト』をお申込下さい。(サブテキストも一緒に申し込めます。但し、論述講座のお申込を予定されている方は、テキストのみのお申込にし、後段の「CC協議会向論述対策講座のお申込」に進んでください。サブテキストは講座料金に含まれていますので。)

テキスト・サブテキストのお申込
*試験合格の為の基礎、基本を理論面を加味して分かり易くまとめました。出題傾向や視点はJCDAとキャリア・コンサルタント協議会で違いますが、個別部分と共通部分を明確に区分し、どちらの試験実施機関にも対応できる内容になっています。面談力をつけるには基礎・基本をしっかり身に付ける必要がありますので、まずは、テキストをご覧になってください。

*また、傾聴基礎講座や口頭試問対策講座に使用するサブテキストのご提供も行っています。講座にご参加できない場合にはご利用ください。

CC協議会向「論述対策講座」のお申込
◆キャリア・コンサルタント協議会で受験される方が対象です。(ご注意ください。)
*「論述試験」こそキャリアコンサルタントとしての基礎・基本が問われる試験です。小手先だけの対策では応用が利かず、悔しい結果になる危険性があります。基礎・基本を理解した上で、しっかり過去問を分析し、真の対策を行いましょう。(講座はサブテキスト付きです。)


〔ご参考・・・現時点でその他の募集中の講座〕

キャリコン実践研究会のホームページ
*基本ポリシーや受験対策のステップ、各種講座の全容を掲載しています。是非一度ご訪問ください。

傾聴基礎講座のお申込
*面談は開始2~3分の対応に大きく影響されますので、開始から次の展開への移行を重点に、「どうしたらいいか」を徹底的に練習します。「どうしたらいいか」が分かっていないと、いくら練習しても効果が空回りしてしまいますので注意してください。

ペアワーク講座のお申込
*相談者役を経験できるという点でペアワークは有効な対策ツールです。しかし、ペアワークが苦手という方もいらっしゃいます。原因は相談者役からの不快なフィードバック?。当会のペアワークでは相談者役からのフィードバックは一切頂きません。あくまでキャリコン役と講師の間での意見交換に徹します。そして、キャリコン役と講師とのやりとりを聴くことが相談者役にとってはとても良い勉強になります。(安心してお申込ください。)

個別ロープレ対策講座のお申込
*講師2名がお一人の受講生に対して「相談者役」と「試験官役」を担い、本試験を想定した実践形式の講座です。事例を十分に理解した講師が「本物の」相談者役を担当しますので、隠れた背景などにもしっかりご説明が出来ます。試験に出題される「事例の深さ」を、本試験前に是非、味わってください。

(以上)

第4回論述試験を終えて

国家資格キャリアコンサルタント試験の第4回論述試験が終わりましたね。私も早速、解いてみました。

1.JCDA
 全体に前回を踏襲したような出題内容です。予想問題とも合致し、一安心。指定語句も狙いとするところはほぼ同じでした。

問い1は、指定語句「問題解決」の使い方がポイントでしたね。論述講座・サブテキスト、あるいはこのブログをお読み頂いた方は、迷わず書けたと思います。ですが、6行の回答欄を埋めるにはどういう書き方をするか。答案練習の差が出かもしれません。

問い2は、相応しいか相応しくないか。第1回から連続して出題されている定番設問ですので、待ってました!という方もいらしたかと思います。

問い3は「相談者の問題」を問う問題でした。これも前回に続いての出題ですが、キャリコンとしてはとっても大事な要素ですので、出題候補No1です。

解答のポイントは、JCDAの考え方に準拠した「問題」になっているかですね。ただ、その視点に立った上で、どう表現するかは考えどころだったかもしれません。JCDAの深さは、表面的な現象を追いかけるのではなく、その裏にどんな背景が潜んでいるかという点にありますので、本当に理解していないと上手く書けなかったかもしれません。

そして、最後の問い4。今後の展開ですから、プロセスの理解が問われる問題でした。

時間は50分ですが、書きあげたのは結構ぎりぎりでした。でも、キャリコンとして大事な点がしっかり設問に反映していて良い出題だと思います。(つまり、これからの「面接試験」に活かせるということです。)

2.キャリア・コンサルティング協議会
 協議会の方も解いてみました。第2回から同じ傾向の出題となっていて、こちらも固まってきたような気がします。

設問1は、空欄Aです。前後を考えてどんな「応答」にするか、こちらも論述講座やサブテキストで対策をお伝えしています。

設問2。「相談者の問題」で核心部分です。複数の問題を列挙していけばいいと思いますが、間違ってもJCDAの視点と混同しないように!

ただ、学習を積んでいないと、それぞれの項目に何を取り上げるか、少し難しかったかもしれません。ロープレ演習を含めた総合的な対策が求められる所以かと思います。

設問3(1)は空欄Bで「目標」を提案するような応答を問うものでした。設問2の「問題」の把握がしっかりできていればその延長で答えられたと思います。

「目標」というと難しく考えてしまうかもしれませんが、一通りお話を聴いて「問題」が見えてきたら、次のステップとして「何を取り上げていくか」、つまり「今後のテーマ」を決めていくということですね。そう考えれば、2つは挙げやすかったのではないかと思います。

設問3(2)、最後の問題です。(1)が目標(テーマ)ですから、ここでは「方策」を提案することになります。ここでも設問2の「問題」が関係してきます。つまり、問題-目標-方策は1セットということです。従って、設問2と設問3(1)(2)も1セット。ここでも面接試験に活かせそうなヒントが論述試験に出ているということですね。

解答をし終えると、10分位残っていました。見直しの時間もあり、ボリュウムとしては丁度良かったのではないかと思います。


以上、解答をしてみた第一印象ですが、詳しい分析は、これからじっくりやって『論述対策講座』に活かしたいと思います。

前述の通り、論述試験は面接試験を受ける上で大変示唆に富んだ出題をしてくれています。面接試験まで日数がありませんが、勇気をもって論述試験の振り返りをやってみてください。そして、疑問点がありましたら『テキスト』等で整理をしておいてください。

論述試験対策は大丈夫?

JCDAの前回の論述試験で、その前より得点を落とした方が結構いらっしゃるようです。

そこで、原因を調べてみると、第2回→第3回で新たに「相談者の問題」を問う設問が出たことが影響しているように思えます。

ご承知の通り、JCDAで、3つの評価区分のうちのひとつは「主訴・問題の把握」です。従って、「問題」を問う設問が出るのは当然だとも思えます。

従来、口頭試問では第1回から「問題は何だと思いますか?」と質問されてきました。それが、論述試験にも出たということですね。そして、今後も出てくることが予想されますので、「JCDAが言う相談者の問題」をきちんと整理し、理解しておくことが合格への最低ラインだとも言えます。

尚、「JCDAが言う相談者の問題」は、「キャリア・コンサルティング協議会が言う相談者の問題」とは捉え方が違いますので十分注意してください。(と言うことは、私見ですが、JCDA受験者にとって、技能士試験の論述問題や模範解答は役に立たない、あるいは誤りの元になる危険もありますので、あまり参考にしない方がいいかもしれません。)

また、論述、面談及び口頭試問で「問題の把握」はチェックされますので、単に論述対策と考えるのではなく、実技試験対策と考えた方がいいと思います。実技試験の入口、それが論述試験です。


「JCDAが言う相談者の問題」をしっかり捉えられない人は、感情や主訴についても曖昧な理解で終わっている傾向があります。

そうしますと、様々な設問で、意に反して不適切な論述解答をすることになり、点数がガクンと落ちる結果になってしまいます。そして、なぜ点数が低いのか分からないとも。

「主訴・問題の把握」で大事なのは、「主訴」と「問題」の識別です。決して「主訴と問題を一括」してはいけません。各々の概念をしっかり理解しておいてください。

特に、JCDAでは主訴、問題を重視し、経験代謝という独自のメッソドを持っていますので、一般的な書物だけでは理解出来ない面もあるかと思います。

詳しくは『テキスト』にまとめましたが、JCDAの教材や資料を丹念に読み込み、理解に努めてください。

主訴と問題の識別が出来、プロセスを理解しておけば、JCDAの論述試験は得点し易い試験だとも言えます。面接試験は受容・共感から自己探索への展開など高得点が取りにくい面もありますので、出来る限り論述試験で貯金をするように心掛けてください。


キャリア・コンサルティング協議会の試験では、第2回→第3回で設問に変化はなく、同じ形式でした。但し、助言・教示をする設問が具体的に出されましたので、日頃から情報収集に努めておく必要があるかと思います。

また、「問題」の捉え方は、技能士試験と同じですので、過去問が参考になるかもしれません。

しかし、同じ土俵で受験する方との勝負ですから、しっかり論述試験対策をやることについては異論がないと思います。

(ご参考)
論述試験サブテキスト
・第3回過去問分析(JCDA用/協議会用)
・第4回論述対策(JCDA用/協議会用)
過去問分析
1~2回過去問分析資料(JCDA用/協議会用)

第3回論述試験を終えて

第3回論述試験お疲れ様でした。月曜日になって、問題が公表されましたので、私も50分かけてやってみました。


まず、JCDAからです。問題を見ると、おっ、1問増えている。事例が2つ、これは一緒ですね。予想通りです。親切にも共通部分を示してくれています。これは有り難い。手間が省けました。

問い1は、従来通り。対応の違いにより展開が変わっているという設定です。中身を見れば、大体分かりますね。傾向は今までと一緒のようですから、「過去問分析」(『論述基礎講座』)をしっかりやっていた方は戸惑わなかったと思います。

指定語句が出てきたのも予想通りでした。「予想問題」(『論述対策講座』)とも近い設定です。やはり、主訴・問題の把握は外せない基本中の基本ですね。

高得点を狙うなら事例となった逐語から具体的な「主訴」を読み取り、解答に反映したいですね。それに「経験」や「意味」についての理解が加われば言うことなしだと思います。

問い2は、また「相応しいか、相応しくないか」問題。ここも予想通りです。ん~、わたしは、ひとつ目、ふたつ目は「相応しくない」、三つ目は「相応しい」にしました。皆さんはいかがですか? 点数は「理由」次第だと思いますからどこに着目したかがポイントですね。

問い3、「問題」が出てきました。やはり主訴・問題の把握は重要です。ここでの「相談者の問題」は、JCDAのカウンセリング観に沿って答える必要があります。技能士や協議会が捉える「問題」とはちょっと違いますので、混乱しないでください。

さあ、最後の問い4。出ました、今後の展開です。ここも予想問題通り。問い3と同じく、JCDAのカウンセリングにおけるプロセスに当てはめて答えればいいと思います。

全体的に振り返ってみると、事例Ⅱから主訴、問題の見立てが基本になり、プロセスが問われた良い問題だったのではないかと思います。この点は、来るべき面接試験でも大事な点ですから、しっかり整理しておいてください。それにしても、解答時間はぎりぎりでした。


協議会の方もやりましたよ。こちらの設問は3つで、小問を入れると4つ、従来通りです。事例記録や空欄も前回と同じですね。

設問1。はい、空欄Aの応答です。これも「過去問分析」(『論述基礎講座』)でバッチリやりました。前後をしっかり確認して答えればOKだと思います。

設問2は「相談者の問題」で、これも予想通り、定番の質問でしたので、ご準備されていた方は確実に書けたのではないかと思います。勿論、ここでは協議会が捉えている「相談者の問題」ですから、JCDAとは違いますね。

設問3は、小問ふたつに分かれていました。最初が、情報提供を問う設問です。逐語から判断し、何を求めているのか、何が不安なのか、そのあたりをしっかり読み取れれば答は書けると思います。

小問のふたつ目は、助言・教示です。逐語の「どうやって調べたらいいんですか?」の質問に対して答えてあげる内容を書くことになります。難しく考えず、落ち着いて考えれば方策は浮かんできたのではないかと思います。

設問3も、前回の形式と同じでしたね。前回は「職業能力開発に関する目標」でしたが、今回は「情報提供」だけで、どんな情報か、どこから入手するかを考えさせるようになっていました。


さて、いよいよ面接試験ですね。論述試験は、過去2回の例では平均点が70%前後ですから、ある程度書けていればそれなりの点数がもらえるのではないかと考えて、これからは面接試験に集中していただければと思います。

面接試験では最初の信頼関係構築がポイントです。傾聴をしっかり行い、来談目的/相談者が相談したい問題を受け止めましょう。そこからは、JCDA/協議会、それぞれのプロセスに沿って進めてください。

但し、無理に進めてはいけませんし、ただ付いていくだけでもいけません。相談者のペースに沿って進めることが大事です。

また、口頭試問をおろそかにしないでくださいね。「主訴や問題」(JCDA)/「CCが考える相談者の問題」(協議会)は必ず問われますので、『テキスト』等でもう一度しっかり整理しておいてください。

「今後の展開」はプロセスの基本を押さえてください。そして、最後まで諦めずに! 合格は、論述+面接+口頭試問の総合点で決まりますので、がんばってくださいね。

論述講座を終えて

昨日、第3回向論述講座の全日程が終了しました。具体的な対策やノウハウについては、有償ご負担いただいた受講生がいらっしゃいますので、ご容赦ください。

とは言うものの、少し気づいた点をお話したいと思います。

まず、「基礎・基本」が出来ているかということですね。その典型がJCDAで言えば、来談目的、主訴、問題。協議会で言えば、問題(自己理解、仕事理解)、目標、方策。これらをしっかり理解しているか。

これらはプロセスとして理解することが重要です。プロセスを踏襲していかないと次のテーマに進めないということですね。

実際、JCDAでも協議会でも各設問はつながっていますので、プロセスを理解していれば、何を問われているのか容易に分かります。また、問題文に含まれているヒントにも気づくことができます。

特にJCDAでは「主訴・問題の把握」が評価区分(判定基準)になっていますので、これらの理解が足りないと、論述、面接共に勝負になりません。

中でも「主訴」はポイントですね。「訴えたいこと」と単純に考えては危険です。ですが、一般参考書を見てもなかなか載っていませんので厄介です。

JCDAが評価の基準にしてる「主訴」は、JCDAのキャリアカウンセリング観に基づいていますので、必ずJCDAの教材や関連書籍からしっかり読み取ってください。(『テキスト』では理論的に解明するよう努めましたので参考にしてください。)

※JCDAの「主訴」「問題」、協議会の「CCが考える問題」は相談者に教えてもらうものではありません。キャリアコンサルタントが見立てるもの、感じ取るものです。その点がJCDAの「来談目的」や協議会の「相談者が相談したい問題」と違うところです。


当会の講座は少人数でやっていますので、講座での質問や意見交換はとても役に立ちます。昨日も「主訴」について活発な意見交換がされましたので、ご参加いただいた方々の理解が進みました。(こうした現場の学びが貴重だと思います。)

また、”目からウロコがたくさん”というお話もいただきました。そうお伺いして大変うれしく思いますが、一方で、基礎・基本を理論的な面から教えている講座/コースが少ないのかなと危惧も覚えます。

国家資格キャリアコンサルタント試験は、論述試験と面接試験の合計点で合否が決まります。先に行われる論述試験で貯金ができるか、借金を抱えるか、それによって面接試験の余裕度が違ってきます。心理的な面だけでもこの違いは大きいですね。


”(論述試験は)協議会の方が簡単そうだ”とのご感想も伺いました。確かに解答しやすい、と言えるかもしれませんね。ただ、第1回も第2回も論述試験の平均点はJCDAも協議会でほぼ同じです。

もし、協議会の方が簡単そうだということなら、比較すると採点が厳しいということになりますね。そうでないと平均点は一緒になりません。

ですから一緒ですね。隣の芝生の例もありますので、まずは申し込んだ試験実施機関に集中し、1点でも2点でも多く貯金が出来るように頑張ってください。

それから、前日の睡眠はしっかりとってくださいね。電車の遅延等にも備えて十分早めに会場近くに行ってください。氏名等を書き忘れることなく、時間配分をしっかり行い、大きめのはっきりした字で簡潔に解答してください。ご健闘をお祈りいたします。


もう一度、論述試験をチェック

いよいよ2月を迎えることとなりますが、受験準備はいかがでしょうか。

さて、いろいろな場面で論述試験の重要性をご説明してきましたが、試験を数週間後に控え、もう一度、論述試験対策について確認してみたいと思います。

1)合否は総合点で決まります!
 論述試験で貯金をすることもできるし、借金をすることにもなる、ということですね。論述試験が上手くいかず、面接試験まで尾を引いてしまったというお話を良く聞きます。心理的にも論述試験が大きく合否のカギを握っている訳です。

 第2回までの試験結果を見てみると、合格率が上がっているのは論述試験が影響しているものと思われます。論述試験が加わったことをチャンスにするか、ピンチにするか。それは論述試験に対しどんな準備をしたかにかかっていると言えます。

2)論述試験は得点源!
 過去2回の平均点は68%から72%です。つまり、多くの人が、5点程度の貯金をして、面接試験に臨んでいることになります。ここでの取りこぼしは致命的ですし、貯金が不十分だったら勿体ないですね。

 平均点がこれだけ高いということは、取り組み易い試験であるということになります。それだけに、合格者の多くが論述試験に救われている。論述試験は点数が取り易いということをもう一度認識しておいてください。

3)論述対策は十分?
 論述は大体書けそうだから大丈夫、と思っていませんか?

 70%(35点)では平均点、差はつきません。80%(40点)、いやいや90%(45点)がとれる自信がついて初めて、論述対策は大丈夫、と言えるのではないかと思います。普通だったら、70%取れるというのは自信につながりますが、70%は平均点、偏差値で言えば真ん中ということです。

 点をとり易い試験ですから、点を出来るだけ取る!ということが大原則です。1点たりともおろそかにしないでください。その強い気持ちが自分を救ってくれ、合格を引き寄せてくれます。

4)おまけ
 論述試験の満点は50点。合格点は60%の30点。満点近くをとれば面接試験の余裕は20点近いですね。

 そうすると、面接試験は40点位でOKということになります。これはとても大きいですね。所要点さえクリアしておけば良い訳ですからとても楽になります。(面接試験の準備の仕方も変わります。)


まあ欲張ってもいけませんが、論述試験で90%(45点)以上取る方は結構いらっしゃいます。受講生を見ていても、知識だけをとってみれば、そんなに大きな差は無いと思われますので、論述の「答え方」や「視点」にポイントがあるのではないかと思います。

そこで、こうした「答え方」や「視点」をベースにして、『論述講座』を用意しています。1~2点に泣かないように、キャリコン実践研究会としてもしっかり準備の場を提供したいと思います。


講座は2つあります。
A)「論述基礎講座A」
 過去問分析を中心に行います。第1回及び第2回を通じた過去問分析から見えてくるものがあります。敵を知り己を知れば百戦危うからずのことわざ通りしっかりした分析こそが、論述対策の基礎を揺るぎないものにしてくれます。
     2月12日(日)12:20~13:50(残1席)
     2月14日(火)19:00~20:30

B)「論述対策講座B」
 ここでは、過去問分析から導き出された予想問題を作成し、実践対策を中心に進めます。JCDA及び協議会の面談イメージはどこにあるのか、そこをしっかり押さえることで落ち着いて解答することが出来るようになります。また、同時に、それぞれの面談イメージを意識することで、ロープレ自体の学びにつながり、展開に自信が持てるようになります。
     2月16日(木)19:00~20:30

論述試験が不得意だと思われている方を始め、何とかなると思われている方も是非、ご受講頂ければと思います。


論述試験対策について

国家資格キャリアコンサルタント試験が今年始まり、第一回が終わりました。

CDA試験を目指して来られた方、あるいは国家資格キャリコン試験が初受験となった方には、論述試験ってどんな試験なんだろう、どうしたらいいんだろうと、きっとご不安だったと思います。

そして、ふたを開けてみたら、大方の予測が狂って、基礎や基本が問われる内容でした。

JCDAで見てみると、論述試験の平均点(50点満点)は34.2で68.4%。面接試験の54.3%を上回っています。この傾向は、キャリア・コンサルタント協議会でも見られました。

このことからすると、面接試験より論述試験の方が点数が取り易い。そして、特筆すべきは、JCDAにおける集計数字では、論述試験で面接試験の不足分を補っているということです。

実際、お話をお伺いした合格者の中には、面接試験は不合格点だったけど、論述試験の点が高かったので、合計点で合格できたという方が結構いらっしゃいました。

こうなってくると、論述試験が有って良かった、ということになります。

従って、論述試験は得点源、取れるだけ取っておこうと考えるのが受験生の必勝法ということになります。ですが、一方で、その逆のパターンもある筈ですから、油断すると大変なことになります。

そこで、本気になって”論述試験対策”を考えてみました。

IMG_0765まず、考えなければいけないのが、学科試験との違いです。

学科試験は、キャリアコンサルティング全般の知識を問うもの、論述試験は、実務としての広義の手法(スキル)についての考え方や姿勢を問うものと考えられます。

面接試験は、流動的なものです。相談者(役)が居て、事例が設定されていて、応答・展開が生まれ、試験官二人が評価する。それぞれの頭の中は見えませんので、下された評価に戸惑うこともあったのではないかと思います。

こうした流動的な要素をカバーするのが口頭試問ですが、対象が今行われた”面接”に限定されますので、果たして他の事例ではどうなのかと言う点が不明です。論述試験はこうした点を補うものと考えれば理解し易いですね。

『テキスト』には、技能向上の3本柱として「理論」「手法」「自己理解」を上げておきましたが、しっかりした理論や考え方、姿勢を保持した上で面接に向き合う段階に来たのではないかと思います。

さて、論述対策ですが、まずやるべきことは「過去問」分析です。ネットで公開されていますので、もう一度しっかり中身を分析してください。細かく分析していくといろいろなことが分かってきます。

キャリコン実践研究会でも徹底的に過去問分析を行いましたので、『論述基礎講座A』としてご参加の皆様と共有したいと思います。『理論講座』または『テキスト』のお申込が前提となりますが、面接試験対策を含めて、きっとヒントが見つかると思いますので、是非、ご参加ください。

また、過去問分析が終わりましたら、『論述対策講座B』で予想問題も含めて対策の仕上げを行います。過去問分析の内容とは重複しませんので、是非、A⇒Bとご受講頂ければと思います。

前回、第一回の論述対策には多くの方にご参加頂きましたが、ご参加いただいた方の多くが、それ以降のロープレ講座で大きく成長しました。やはり、キャリアコンサルティングは総合力だという気がします。

さまざまな機会を活用して、ご自身のコンサルティング能力を磨いてください。すでにプロの道は始まっていますし、合格後も学びの道は続いていきますので。
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