国家資格キャリアコンサルタント試験で、CDA試験との大きな違いは、論述試験があることですね。

そこで、なぜ論述試験があるのかを考えてみました。

参考になるのが技能士検定ですが、技能士でも論述試験は実技試験に含まれています。

論述試験と言うと答案用紙に解答を書くわけですから(しかも試験日も一緒ですので)学科試験と一緒にしても良いと思うのですが、そうではない。ここに出題者側の意図があるように思われます。

考えられるのは、面接試験と表裏一体ということですね。論述試験は「逐語」による出題ですから、「面接」に関連している。

それを、外的に試験するのが「面接試験」、内的に試験するのが「論述試験」と考えてもいいのかもしれません。

外的というのは、面接を試験官が外から見て、流れなり姿勢なりを評価していく。但し、受験生が何を考えているのか”頭の中は見えない”ので、その点を記述してもらい、内的な評価をする、ということかと思われますがどうでしょうか。

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試験要項を見ると、足切り点があります。満点の40%未満だと不合格。そうなると、面接が如何に上手くいっても資格には手が届かないことになります。

ですから、決して論述試験を軽視しないようにしてください。それどころか、50分間落ち着いて自分だけで対応できますので、むしろ得意科目にして頂きたいと思います。

さて、漠然と論述試験に臨んではいけませんよ。

論述は自分の考え方を理路整然と具体的に記述しなければいけませんので、スタート地点をしっかり押さえておきましょう。

では、理路整然と・・・と言うと、理論的な背景が明確で、その理論と言う基準に沿って、筋道を立てた記述が・・・・・(ん~紛らわしいですね!)要するに、根拠が明確になっっているか、と言うことです。

そして、基準となる理論とは、

理論と言うと難しいことを考えがちですが、国家資格ということですから、国家、つまり厚生労働省は何を考えているか、ということです。

厚生労働省のサイト」を注意深く見ていくと分かりますが、特に「キャリア形成のための6つのステップ」がポイントになってきます。

ここを基準にして論理的に解答していくことを目標に準備されるといいでしょう。その中で、「自己理解」「仕事理解」は欠かせない視点です。十分に整理しておいてください。

また、答案用紙への記載方法も1点で合否が分かれることまで考えると、とても重要です。要点を簡潔に読み易く表現することを心掛けてください。

ともかく、まずは相談ごとは何にか、相談者自身が気づいていない本当の問題は何か、傾聴の中からまずは何を目標にしていくか、その為の方策ははどうするか、などが基本になってきますし、その点さえ押さえておけばどんな設問が来ても怖れることはないと思います。

キャリコン実践研究会」では、論述の重要性を認識し、早くから「論述講座」を開催しています。予想問題を作成し、等案練習もしてもらっていますよ。

また、「学生」「社会人若手」「管理職」「パート・アルバイト」とカテゴリーを分け、階層別のキャリア形成や「多様な働き方」の視点から一歩踏み込んだキャリア理解に努めています。

論述対策からたくさん学ぶことが出来たら、次はその学びを「面接」に活かすことです。この点は、次の機会に触れたいと思いますが、まずはキャリコン実践研究会の考え方をご理解いただければと思いますので、よろしければ「レジュメ」をお手にとって頂ければと思います。

(お断り)本内容は合格を保証したり、唯一の答を示すものではありません。ご活用いただく場合にはご自身の判断でお願い致します。