不合格通知。厳しい現実ですね。中にはその理由すら分からない方もいらっしゃるかと思います。まさに、受け入れがたい事態です。

なぜ?なぜ?と問い掛けても答は見つからない。それどころか、益々迷路に入り込んでしまう。結果として、やらなければよかった、向いていない、自分にはムリ・・・。

外側の世界、つまり、物理的な原因分析であれば、なぜなぜアプローチも有効だと思いますが、内側の世界、こころの世界を対象にする分野では役に立たないのではないかと思います。それどころか、むしろ危険でもありますね。自らの可能性を閉じ込め、自己否定の道を歩むことにもなりかねませんから。

こうしたケースは、クライエントとキャリコンという関係で見ればよくお分かり頂けるかと思います。ところが、クライエントのイベントがまさに自分自身に起きてみると・・・、冒頭の事態に陥ってしまう。キャリコンを目指す方であれば、今、ここに、まさに” 真の学び ”の場があるというのに。

どうしますか?

やり方は2つあると思います。

1つは、第三者の支援を受けること。つまり、カウンセリングを受けてみることですね。カウンセリグによって、この「厳しい現実」に向き合うことです。

もう1つは、自分で対処する。大変ですが。それで、まずは通常のカウンセリングと同じようになぜ?なぜ?と問い詰めないことです。大切なのは・・・? そう、「受容」ですね。「無条件で」受容する。不合格という事実をまず受け入れる。それは自己受容の道です。降りかかった試練、自分はこの試練を受け止めることが出来るし、克服することもできると。

受け入れてみると、思考が前に進んでいく。その結果、足りなかったものも見えてくるという訳です。なぜ?なぜ?と対岸から問い掛けても答は返ってきにくいものです。まずは不合格という場に同席し、受容・共感する姿勢が大切ですね。これはカウンセリングの極意そのものです。

不合格通知を受け取った方には、こうした特典が付いてくる訳です。この特典を活かさない手はありません。こうした学びの機会はこれから何度も経験することでしょう。その対処法を今、身に着けておく。これは豊かな人生を送る上でとても大切なことではないかと思います。

(オマケ)
質問グセがある方は特にこの迷路に入りやすい気がします。だから、本試験でもそのペースで進めてしまい不合格となった? もしそうだとすると、質問型から受容型に変えるだけで面談はとても楽になると思うのですがどうでしょうか。但し、自己受容を強制することはできませんのでご本人がその勇気を持てるかですね。不合格通知の「意味」を決めるのはご本人しかありませんから。