第6回論述試験まで2週間ですね。当会も昨日で論述対策講座を終えました。

ご参加の方からは「どうすればいいのか分からなかったが、何とかなりそうに思えてきた」「難しく考えていたが、シンプルに考えれば良かったんだ」などのお声をいただき、お伝えしたかったことがちゃんと届いていて安堵しました。

実際のところ、論述問題をじっくり読み込んでみると、キャリアコンサルティング協議会、JCDAともに目指すキャリアコンサルティングの姿が見えてきます。試験を考えた場合、こうした点をしっかりとらえることが必勝パターンにつながりますね。

また、単発の分析だけではなく、回を追った分析から見えてくるものもありますので、過去問を是非、遡っていただければと思います。

それに、差がつくのは、書き方、表現ではないかと思います。着眼点はいいけれど、解答表現で損をしている。解答練習とともに、出題分析を徹底的に行ってください。論述試験を得点源にすることが実技試験を優位に進める秘訣です。


さて、学科試験や論述試験に時間を取られ、面接試験がおろそかになっている方が結構いらっしゃるようです。合格率が上がり、ハードルが低くなったとは言え、10人の内3~4人は残念な結果になることを考えると、楽観は禁物です。

われわれが重視するのは「受容」ですが、はじめて来られる方々に共通してみられるいくつか気になる点があります。

1つには、安易に「お気持ちは?」「どんな感じ?」と訊いてしまう点。2つ目に「~とっても楽しそうに思えましたが~」と自らの感想を伝える点。そして、不用意な言い換えです。

これらがどうして気になるのかは、講座やテキストでご説明していますので割愛しますが、背景には面談やカウンセリングに関する基礎、基本の理解不足があるのではないかと思います。

しっかりした理論に基づいた基礎・基本は、自分を守ってくれます。面談やカウンセリングはいろいろな答が考えられることから、時には失敗し、迷い、落ち込むことがあります。その時、自分を守ってくれるのはしっかりした理論に基づいた基礎・基本です。基礎・基本が弱いと、迷ったまま抜け出せず、やり方が分からない状態で、もがき苦しむことになりかねません。

先日受講された方も、自主勉強会でいろいろ迷われ、専門家の戸をいくつかたたいたものの、まだ納得できず、当会にコンタクトされました。そして「テキスト」を手にして「やっと分かった、もっと早く知っていれば!」と仰っていただきました。

勿論、ご本人の資質やご経験からのお話だと思いますので、すべての方に当てはまることではないかもしれませんが、当会としては迷われている方にいくつかのヒントをご提供できるのではないかと思っています。

面接試験まで残り3~4週間。形や進め方にこだわらず、相談者中心の基本をもう一度整理し、良質なロープレ練習を重ねていただければと思います。

(ご参考)
キャリコン実践研究会
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