第5回キャリアコンサルタント試験が終わって2週間余りが経ちました。そして、来週には合格発表ですね。あっと言う間です。受験された方は落ち着かない日々を過ごされているのかもしれません。

合格発表がまだですので、第6回の合格率や平均点は分かりませんが、論述試験の第5回分析と第6回対策を盛り込んだ『論述対策講座用サブテキスト』が出来あがりました。これで、「キャリコン実践研究会」の第6回向けラインナップが全て出揃ったことになります。

第5回論述試験は、JCDAもCC協議会も共に前回の形式を踏襲した出題でしたので、「論述対策講座」にご参加頂いた方、あるいは「論述対策講座用サブテキスト」をお持ちだった方は、迷わず解答出来たのではないかと思います。

形式が変わらなかったので、時間的にも前回に比べて余裕があった?かもしれませんね。併せて解答の視点や答え方も触れましたので、参考になったのではないかと思います。

さて、来週合否が決まると、いよいよ第6回の受験が本格化してきますが、改めて国家資格キャリアコンサルタント試験について考えさせられます。

例えば、従来のCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)試験は、年に3回の実施でした。インターバルは4カ月。キャリコンは3カ月です。 合格率も20%上がりました。

合格率が上がった分、短期間での促成栽培でも花が咲く・・・。キャリコン10万人化という国家構想も背景にあるかと思いますが、果たしてこれでいいのかと考えてしまうこともあります。

ですが、環境は環境として受け入れていくことも実務家としては必要ですね。環境を受け入れた上で、改めて思うのは「質の確保」です。単なる資格取得だけでなく、実践に役立つキャリアコンサルティングにつなげていくことの大切さです。

そう言った意味で、われわれキャリコン実践研究会の存在価値は、”学び” にあるのではないかと思います。毎回毎回、受験生と共に一歩先を探求していく。

なかなか「お手本」が見つからないこの分野においては、問題意識、探究心といったものがとても大事だと思います。それは、教えられるものだけではなく、自ら学ぶ姿勢ですね。学ぶ姿勢さえあれば、講師であれ受講生であれ何からでも学ぶことができる。ですから、学びのパートナーとしての受講生はとても貴重な存在だと思っています。

講座に参加できる方のみならず、北海道から沖縄まで、『テキスト』『サブテキスト』を通じて、学びのパートナーが大勢いらっしゃいます。そして、これからもそうした機会を増やしていければと思います。

まずは、スタート地点を確認しましたので、改めて一緒に学んで頂ける方を募集します。

お近くの方は、是非『理論講座』をご受講ください。お席が確定しましたら教材としての『テキスト』をお送りしますので、事前学習に努めてください。
◆『理論講座
日時:10月22日(日) 12:10~13:40
場所:東京(新宿)
費用:7,000円
申込:上記「講座名」をクリックしてください。

また、遠隔地の方でご参加が叶わない方は、理論講座の教材『テキスト』をお分けしています。
◆『テキスト
費用:7,000円
申込:上記、太字の「テキスト」をクリックしてください。

◇尚、詳しくは「キャリコン実践研究会ホームページ」でご確認ください。

以上、よろしくお願い致します。