第5回キャリアコンサルタント試験。JCDAの面接試験、直前となりました。今日やることは、よく寝て、明日、頭をスッキリした状態で試験に臨むことです。

とは言うものの、ちょっとだけ・・・、

緊張するのは最初の「ことば掛け」ですね。「緊張しないで」と言っても無理なので、「多少緊張しても大丈夫。」と暗示をかけましょう。

緊張してはいけないからと、面談開始の言葉を呪文の様に暗誦し、その通り出来たとしても、それが機械的だったら、相談者には伝わりません。逆に、馬鹿にしないで!と反感を買ってしまうかもしれませんよ。

だから、少し緊張して多少噛んだりしても、”素直な気持ち”で、お話を聴かせて下さいという姿勢さえあれば、返ってスンナリいったりすることもあります。

だけど、不幸?にして伝わらなかったら・・・、

(例えば、「え? どういうこと?」的な返答があったら、)まず、謝ることですね。「失礼しました。申し訳ございません。」そして、意図したことをゆっくりお話すればいいと思います。

一番いけないのは、慌てること、頭が真っ白になって、その状態を引きずってしまうことです。

緊張してはいけないと思っていると、緊張してしまった時に「あ、いけない!失敗した!」と負の感情を刷り込んでしまいます。だから、「多少緊張するけど、大丈夫」くらいで考えておくのが良いということになります。

実際、試験委員が見ているのは、緊張するか否か、失敗するか否かではないと思います。緊張したり、失敗したりした時に、「どう対応するか」です。

ひとは誰でも緊張し、失敗します。(人生は、緊張と失敗の連続ですね。)そうしたピンチに陥り、どうしたらいいか分からなくなって来られた方が、相談者です。そうした相談者の前で、キャリアコンサルタントが同じ状況に陥ってしまったら、勇気は与えられませんね。


お話が続いたら、最初の5分は信頼関係の構築です。どうやって信頼関係を構築するか?

大事なことは、「質問で信頼関係を築くのは難しい」ということです。

では、どうやって信頼関係を築くのかというと、「応答」ですね。お話されたことをどう「伝え返す」かにかかっていると言えます。

ここでのポイントは「正確に」ということになりますから、解釈や評価を交えると大変危険です。安易に「言い換え」ないようにしてくださいね。当会のロープレ講座では重要チェックポイントです。

こうしたことを考えると、最初の5分では質問をメインにするのではなく、応答を主体にするのがいいのではないかと思います。


面談も中盤になってくると、JCDAでは「自己探索」の場面になってきます。「自分を知る、自分に向き合う」というステップですね。自分の考えや価値観について、もう一度ゆっくり向き合ってみます。

ここでのポイントは「意味」です。人生には「意味」が必要なんですね。それぞれの「意味」。だから、一般的価値観で接したらキャリアコンサルタント失格ということになります。

考え・価値観が出てきたら、その「意味」を問い掛けてみましょう。但し、やり方には十分注意してください。面談のハイライトでもありますので、慎重にアプローチしてくださいね。(当会『テキスト』参照)

「意味」ができ上がるには何らかの経験が影響している筈です。その意味はどこから来ているのか? そこが分かればスッキリします。スッキリすれば、正常な思考ができるようになり、自分で進路を選べるようになっていきます。

「意味を問う」とは、決して哲学的、論理的に解明をするということでは無いんですね。だからリラックスしてください。面談しながら相談者を観察し、自己探索段階で、気づきが得られたら(従って、スッキリした表情になったら)十分です。

どうか、上手くやろうとせず、素直な気持ちで相談者のお話を聴いてみてください。

(ご参考)
キャリコン実践研究会のホームページ
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