日曜日に理論講座を開催しました。最近は、会場やスケジュールの関係から、全体的に日程の確保が厳しく、理論、傾聴、論述、口頭試問等の講座は1回限りの開催です。今後もこんなペースになってしまうのかもしれません。

 ※ しかしながら、極力日程等を調整し、逐次お席の拡大に努めていますので、頻繁に「ホームページ」をご確認頂ければと思います。

 ※ 理論講座は終わりましたが、講座内容は『テキスト』(A4/87頁)でご確認頂けます。よろしければお手にとって下さい。

講座ではテキスト、サブテキストを使って説明をしていきますが、詳しくやろうとすると、90分では説明しきれません。

ですが、そこを何とか、時間内に、分かり易く、ご説明するようにします。限られた時間だからこそ、大事なところが際立ってくるはずですから。

考えてみたら、試験は15分の中で如何に良いパフォーマンスを示すかということですね。「制約」にこそ意味があると思えてきます。


時々、ロープレ練習をやっていて、複数のオブザーバーからいろいろなことを言われて混乱することがありますね。でも、そうしたご指摘を全部やるなんて出来ませんよ~。大事なことは、見立てに沿って必要なことだけをやることだと思います。

余計なことはやらない。そもそも、何かをやろうとすること自体が何かを犠牲にしていることになりますから、本筋は何か?ということをきちんと捉えていないと、練習すればするほど迷いは深まってしまいます。

そこで、基礎、基本の重要性を改めて感じ、テキストにまとめ、理論講座でお話するのですが、スタートは「受容」にあるのではないかと思います。そう、無条件の肯定的配慮ですね。

ですが、「受容」だけではなかなか真に意味するところまでたどり着けない。真の意味を捉える事が出来ないまま、「受容」は理解したと思いこんでしまう・・・。

是非、受験される方は、今、この時期に、「受容とは?」を考えてみてください。そこから、背骨をしっかり意識することができ、進むべき道のセンターラインが見えてくるのではないかと思います。