キャリアコンサルタント Days of Life

キャリコン実践研究会

2017年09月

第6回キャリコン試験に向けて

第5回キャリアコンサルタント試験が終わって2週間余りが経ちました。そして、来週には合格発表ですね。あっと言う間です。受験された方は落ち着かない日々を過ごされているのかもしれません。

合格発表がまだですので、第6回の合格率や平均点は分かりませんが、論述試験の第5回分析と第6回対策を盛り込んだ『論述対策講座用サブテキスト』が出来あがりました。これで、「キャリコン実践研究会」の第6回向けラインナップが全て出揃ったことになります。

第5回論述試験は、JCDAもCC協議会も共に前回の形式を踏襲した出題でしたので、「論述対策講座」にご参加頂いた方、あるいは「論述対策講座用サブテキスト」をお持ちだった方は、迷わず解答出来たのではないかと思います。

形式が変わらなかったので、時間的にも前回に比べて余裕があった?かもしれませんね。併せて解答の視点や答え方も触れましたので、参考になったのではないかと思います。

さて、来週合否が決まると、いよいよ第6回の受験が本格化してきますが、改めて国家資格キャリアコンサルタント試験について考えさせられます。

例えば、従来のCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)試験は、年に3回の実施でした。インターバルは4カ月。キャリコンは3カ月です。 合格率も20%上がりました。

合格率が上がった分、短期間での促成栽培でも花が咲く・・・。キャリコン10万人化という国家構想も背景にあるかと思いますが、果たしてこれでいいのかと考えてしまうこともあります。

ですが、環境は環境として受け入れていくことも実務家としては必要ですね。環境を受け入れた上で、改めて思うのは「質の確保」です。単なる資格取得だけでなく、実践に役立つキャリアコンサルティングにつなげていくことの大切さです。

そう言った意味で、われわれキャリコン実践研究会の存在価値は、”学び” にあるのではないかと思います。毎回毎回、受験生と共に一歩先を探求していく。

なかなか「お手本」が見つからないこの分野においては、問題意識、探究心といったものがとても大事だと思います。それは、教えられるものだけではなく、自ら学ぶ姿勢ですね。学ぶ姿勢さえあれば、講師であれ受講生であれ何からでも学ぶことができる。ですから、学びのパートナーとしての受講生はとても貴重な存在だと思っています。

講座に参加できる方のみならず、北海道から沖縄まで、『テキスト』『サブテキスト』を通じて、学びのパートナーが大勢いらっしゃいます。そして、これからもそうした機会を増やしていければと思います。

まずは、スタート地点を確認しましたので、改めて一緒に学んで頂ける方を募集します。

お近くの方は、是非『理論講座』をご受講ください。お席が確定しましたら教材としての『テキスト』をお送りしますので、事前学習に努めてください。
◆『理論講座
日時:10月22日(日) 12:10~13:40
場所:東京(新宿)
費用:7,000円
申込:上記「講座名」をクリックしてください。

また、遠隔地の方でご参加が叶わない方は、理論講座の教材『テキスト』をお分けしています。
◆『テキスト
費用:7,000円
申込:上記、太字の「テキスト」をクリックしてください。

◇尚、詳しくは「キャリコン実践研究会ホームページ」でご確認ください。

以上、よろしくお願い致します。

素直な気持ちで2

第5回キャリアコンサルタント試験。JCDAの面接試験、直前となりました。今日やることは、よく寝て、明日、頭をスッキリした状態で試験に臨むことです。

とは言うものの、ちょっとだけ・・・、

緊張するのは最初の「ことば掛け」ですね。「緊張しないで」と言っても無理なので、「多少緊張しても大丈夫。」と暗示をかけましょう。

緊張してはいけないからと、面談開始の言葉を呪文の様に暗誦し、その通り出来たとしても、それが機械的だったら、相談者には伝わりません。逆に、馬鹿にしないで!と反感を買ってしまうかもしれませんよ。

だから、少し緊張して多少噛んだりしても、”素直な気持ち”で、お話を聴かせて下さいという姿勢さえあれば、返ってスンナリいったりすることもあります。

だけど、不幸?にして伝わらなかったら・・・、

(例えば、「え? どういうこと?」的な返答があったら、)まず、謝ることですね。「失礼しました。申し訳ございません。」そして、意図したことをゆっくりお話すればいいと思います。

一番いけないのは、慌てること、頭が真っ白になって、その状態を引きずってしまうことです。

緊張してはいけないと思っていると、緊張してしまった時に「あ、いけない!失敗した!」と負の感情を刷り込んでしまいます。だから、「多少緊張するけど、大丈夫」くらいで考えておくのが良いということになります。

実際、試験委員が見ているのは、緊張するか否か、失敗するか否かではないと思います。緊張したり、失敗したりした時に、「どう対応するか」です。

ひとは誰でも緊張し、失敗します。(人生は、緊張と失敗の連続ですね。)そうしたピンチに陥り、どうしたらいいか分からなくなって来られた方が、相談者です。そうした相談者の前で、キャリアコンサルタントが同じ状況に陥ってしまったら、勇気は与えられませんね。


お話が続いたら、最初の5分は信頼関係の構築です。どうやって信頼関係を構築するか?

大事なことは、「質問で信頼関係を築くのは難しい」ということです。

では、どうやって信頼関係を築くのかというと、「応答」ですね。お話されたことをどう「伝え返す」かにかかっていると言えます。

ここでのポイントは「正確に」ということになりますから、解釈や評価を交えると大変危険です。安易に「言い換え」ないようにしてくださいね。当会のロープレ講座では重要チェックポイントです。

こうしたことを考えると、最初の5分では質問をメインにするのではなく、応答を主体にするのがいいのではないかと思います。


面談も中盤になってくると、JCDAでは「自己探索」の場面になってきます。「自分を知る、自分に向き合う」というステップですね。自分の考えや価値観について、もう一度ゆっくり向き合ってみます。

ここでのポイントは「意味」です。人生には「意味」が必要なんですね。それぞれの「意味」。だから、一般的価値観で接したらキャリアコンサルタント失格ということになります。

考え・価値観が出てきたら、その「意味」を問い掛けてみましょう。但し、やり方には十分注意してください。面談のハイライトでもありますので、慎重にアプローチしてくださいね。(当会『テキスト』参照)

「意味」ができ上がるには何らかの経験が影響している筈です。その意味はどこから来ているのか? そこが分かればスッキリします。スッキリすれば、正常な思考ができるようになり、自分で進路を選べるようになっていきます。

「意味を問う」とは、決して哲学的、論理的に解明をするということでは無いんですね。だからリラックスしてください。面談しながら相談者を観察し、自己探索段階で、気づきが得られたら(従って、スッキリした表情になったら)十分です。

どうか、上手くやろうとせず、素直な気持ちで相談者のお話を聴いてみてください。

(ご参考)
キャリコン実践研究会のホームページ
*基本ポリシーや受験対策のステップ、各種講座の全容を掲載しています。是非一度ご訪問ください。


素直な気持ちで

第5回のキャリアコンサルタント試験、キャリアコンサルティング協議会の面接試験ですね。

評価区分は「態度」「展開」「自己評価」です。最初のチェックポイントは「態度」。キャリアコンサルタントとして相応しい「態度」で相談者に接することができるか、とっても大事な点です。

言い換えれば、人格が問われるところでもあります。日頃、どんな態度で人に接しているか。人に会ったら挨拶をし、寛容な態度で接する、そして柔軟な受け取り方をする。そこが出来ている人は怖れる必要はありません。いつもの様に、相談者に”丁寧に”接してください。

ムリに、引き出そうとしたり、言葉を拾おうとしたり、深堀しようなんて考えないほうがいいと思います。大事なのは「無条件の肯定的配慮」、つまり「受容」ですね。偏見を交えず素直に受け入れることです。(『理論講座』や『テキスト』の該当箇所を思い出してください。)

メールや手紙が来たら「返事」を出しますよね。普通の会話でも言葉を掛けられたら応答しますよね。それが「伝え返し」です。面接試験では重要ポイントですので、聞きっぱなしにしないでください。解釈を交えず、正確に「返す」ことを心掛けてください。そうすれば、「共感」につながります。

キャリアコンサルティング協議会の試験では、論述試験で準備した「自己理解」と「仕事理解」がポイントです。言い換えれば、相談者を一方向からだけ観るのではなく、多面的に観る視点が求められます。

信頼関係が構築でき、中盤になってお話の核心に入ってきたら、この「二つの理解」を視野に入れて大きく俯瞰的に相談者を観て下さい。(そのチェックポイントは『テキスト』のちょうど真ん中あたりに書いてありますので確認しておいてください。)

「二つの理解」の側面が見えてきたら、きっとお話も一段落ですね。そうすると、「さて、この先どうしようか」と次の「展開」が気になります。

ここで、大事なのは「進める」ことではなく、一旦「立ち止まる」ことです。最初にお伺いした「相談ごと」から始めて、ここまでのお話を「要約」してみることをお奨めします。(勿論、お断りを入れてくださいね。)

その「要約」について「賛同」が得られたら、やっと「お話を進める」準備が出来たことになります。「相談したいこと」を意識し、「目標」を提案してみてもいいでしょう。但し、闇雲にやっては危険ですので、『テキスト』に書いてある注意事項をしっかり守ってください。

面接試験は、相談者という相手がいますので、何が起きるか分かりません。また、自他共に感情をもった生き物という観点からすると、割り切れないことも多々起きます。

そうした事態を乗り越えることができるか、それが試されているんですね。上手くできるかどうかよりも、ひとに対してどのように接しようとしているのか、その基本姿勢が問われていると思われますので、いつでも挽回可能です。(投げ出したら、その時点で終わりです。)

かく言う私も、しょっちゅう怒ったり、投げやりになったりします。そして、勿論、失敗することもたくさんあります。ですが、ひとには丁寧に接しようという心掛けだけは持つようにしています。

最初にも書きましたが、一番大事なのは「人に接する基本的な態度」ではないかと思います。どうしてかという点については『テキスト』にまとめましたが、最後はこの点が勝負になるのではないかと思います。

試験ではがんばり過ぎず、「素直な気持ちで」自然に接してください。「相談者をムリに”理解しよう”とせず、まず、”受け入れる”ようにしてください。」そうすれば、お話は「相談者」がしてくれるはずですし、真の理解につながると思います。ご自分で判断できずに相談に来られた相談者。どうか丁寧に接してあげてください。

(ご参考)
キャリコン実践研究会のホームページ
*基本ポリシーや受験対策のステップ、各種講座の全容を掲載しています。是非一度ご訪問ください。

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