第3回論述試験お疲れ様でした。月曜日になって、問題が公表されましたので、私も50分かけてやってみました。
まず、JCDAからです。問題を見ると、おっ、1問増えている。事例が2つ、これは一緒ですね。予想通りです。親切にも共通部分を示してくれています。これは有り難い。手間が省けました。
問い1は、従来通り。対応の違いにより展開が変わっているという設定です。中身を見れば、大体分かりますね。傾向は今までと一緒のようですから、「過去問分析」(『論述基礎講座』)をしっかりやっていた方は戸惑わなかったと思います。
指定語句が出てきたのも予想通りでした。「予想問題」(『論述対策講座』)とも近い設定です。やはり、主訴・問題の把握は外せない基本中の基本ですね。
高得点を狙うなら事例となった逐語から具体的な「主訴」を読み取り、解答に反映したいですね。それに「経験」や「意味」についての理解が加われば言うことなしだと思います。
問い2は、また「相応しいか、相応しくないか」問題。ここも予想通りです。ん~、わたしは、ひとつ目、ふたつ目は「相応しくない」、三つ目は「相応しい」にしました。皆さんはいかがですか? 点数は「理由」次第だと思いますからどこに着目したかがポイントですね。
問い3、「問題」が出てきました。やはり主訴・問題の把握は重要です。ここでの「相談者の問題」は、JCDAのカウンセリング観に沿って答える必要があります。技能士や協議会が捉える「問題」とはちょっと違いますので、混乱しないでください。
さあ、最後の問い4。出ました、今後の展開です。ここも予想問題通り。問い3と同じく、JCDAのカウンセリングにおけるプロセスに当てはめて答えればいいと思います。
全体的に振り返ってみると、事例Ⅱから主訴、問題の見立てが基本になり、プロセスが問われた良い問題だったのではないかと思います。この点は、来るべき面接試験でも大事な点ですから、しっかり整理しておいてください。それにしても、解答時間はぎりぎりでした。
協議会の方もやりましたよ。こちらの設問は3つで、小問を入れると4つ、従来通りです。事例記録や空欄も前回と同じですね。
設問1。はい、空欄Aの応答です。これも「過去問分析」(『論述基礎講座』)でバッチリやりました。前後をしっかり確認して答えればOKだと思います。
設問2は「相談者の問題」で、これも予想通り、定番の質問でしたので、ご準備されていた方は確実に書けたのではないかと思います。勿論、ここでは協議会が捉えている「相談者の問題」ですから、JCDAとは違いますね。
設問3は、小問ふたつに分かれていました。最初が、情報提供を問う設問です。逐語から判断し、何を求めているのか、何が不安なのか、そのあたりをしっかり読み取れれば答は書けると思います。
小問のふたつ目は、助言・教示です。逐語の「どうやって調べたらいいんですか?」の質問に対して答えてあげる内容を書くことになります。難しく考えず、落ち着いて考えれば方策は浮かんできたのではないかと思います。
設問3も、前回の形式と同じでしたね。前回は「職業能力開発に関する目標」でしたが、今回は「情報提供」だけで、どんな情報か、どこから入手するかを考えさせるようになっていました。
さて、いよいよ面接試験ですね。論述試験は、過去2回の例では平均点が70%前後ですから、ある程度書けていればそれなりの点数がもらえるのではないかと考えて、これからは面接試験に集中していただければと思います。
面接試験では最初の信頼関係構築がポイントです。傾聴をしっかり行い、来談目的/相談者が相談したい問題を受け止めましょう。そこからは、JCDA/協議会、それぞれのプロセスに沿って進めてください。
但し、無理に進めてはいけませんし、ただ付いていくだけでもいけません。相談者のペースに沿って進めることが大事です。
また、口頭試問をおろそかにしないでくださいね。「主訴や問題」(JCDA)/「CCが考える相談者の問題」(協議会)は必ず問われますので、『テキスト』等でもう一度しっかり整理しておいてください。
「今後の展開」はプロセスの基本を押さえてください。そして、最後まで諦めずに! 合格は、論述+面接+口頭試問の総合点で決まりますので、がんばってくださいね。
まず、JCDAからです。問題を見ると、おっ、1問増えている。事例が2つ、これは一緒ですね。予想通りです。親切にも共通部分を示してくれています。これは有り難い。手間が省けました。
問い1は、従来通り。対応の違いにより展開が変わっているという設定です。中身を見れば、大体分かりますね。傾向は今までと一緒のようですから、「過去問分析」(『論述基礎講座』)をしっかりやっていた方は戸惑わなかったと思います。
指定語句が出てきたのも予想通りでした。「予想問題」(『論述対策講座』)とも近い設定です。やはり、主訴・問題の把握は外せない基本中の基本ですね。
高得点を狙うなら事例となった逐語から具体的な「主訴」を読み取り、解答に反映したいですね。それに「経験」や「意味」についての理解が加われば言うことなしだと思います。
問い2は、また「相応しいか、相応しくないか」問題。ここも予想通りです。ん~、わたしは、ひとつ目、ふたつ目は「相応しくない」、三つ目は「相応しい」にしました。皆さんはいかがですか? 点数は「理由」次第だと思いますからどこに着目したかがポイントですね。
問い3、「問題」が出てきました。やはり主訴・問題の把握は重要です。ここでの「相談者の問題」は、JCDAのカウンセリング観に沿って答える必要があります。技能士や協議会が捉える「問題」とはちょっと違いますので、混乱しないでください。
さあ、最後の問い4。出ました、今後の展開です。ここも予想問題通り。問い3と同じく、JCDAのカウンセリングにおけるプロセスに当てはめて答えればいいと思います。
全体的に振り返ってみると、事例Ⅱから主訴、問題の見立てが基本になり、プロセスが問われた良い問題だったのではないかと思います。この点は、来るべき面接試験でも大事な点ですから、しっかり整理しておいてください。それにしても、解答時間はぎりぎりでした。
協議会の方もやりましたよ。こちらの設問は3つで、小問を入れると4つ、従来通りです。事例記録や空欄も前回と同じですね。
設問1。はい、空欄Aの応答です。これも「過去問分析」(『論述基礎講座』)でバッチリやりました。前後をしっかり確認して答えればOKだと思います。
設問2は「相談者の問題」で、これも予想通り、定番の質問でしたので、ご準備されていた方は確実に書けたのではないかと思います。勿論、ここでは協議会が捉えている「相談者の問題」ですから、JCDAとは違いますね。
設問3は、小問ふたつに分かれていました。最初が、情報提供を問う設問です。逐語から判断し、何を求めているのか、何が不安なのか、そのあたりをしっかり読み取れれば答は書けると思います。
小問のふたつ目は、助言・教示です。逐語の「どうやって調べたらいいんですか?」の質問に対して答えてあげる内容を書くことになります。難しく考えず、落ち着いて考えれば方策は浮かんできたのではないかと思います。
設問3も、前回の形式と同じでしたね。前回は「職業能力開発に関する目標」でしたが、今回は「情報提供」だけで、どんな情報か、どこから入手するかを考えさせるようになっていました。
さて、いよいよ面接試験ですね。論述試験は、過去2回の例では平均点が70%前後ですから、ある程度書けていればそれなりの点数がもらえるのではないかと考えて、これからは面接試験に集中していただければと思います。
面接試験では最初の信頼関係構築がポイントです。傾聴をしっかり行い、来談目的/相談者が相談したい問題を受け止めましょう。そこからは、JCDA/協議会、それぞれのプロセスに沿って進めてください。
但し、無理に進めてはいけませんし、ただ付いていくだけでもいけません。相談者のペースに沿って進めることが大事です。
また、口頭試問をおろそかにしないでくださいね。「主訴や問題」(JCDA)/「CCが考える相談者の問題」(協議会)は必ず問われますので、『テキスト』等でもう一度しっかり整理しておいてください。
「今後の展開」はプロセスの基本を押さえてください。そして、最後まで諦めずに! 合格は、論述+面接+口頭試問の総合点で決まりますので、がんばってくださいね。