第13回キャリコン試験が終わり、結果が発表されました。

両試験機関とも第11回試験に比べて大幅に合格率が低下しています。但し、第10回に比べると、JCDAは第10回のレベルに戻ったとも言えます。ですが、協議会については、第10回から△15ポイントも下がっていますので、驚きです。

そこで、協議会の平均点に着目してみると、面接試験よりも論述試験の方が、より低下している。つまり、難しくなっているということになります。

ついでに、協議会の論述問題を見てみると、出題形式は変わっていません。では、内容についてはどうでしょうか?

なぜZさんは正社員の打診に躊躇しているのでしょう? それは・・・、前職の正社員での経験が影響しているんですね。言わばトラウマになっている。そこに気づかないと、表面的な問題解決に陥ってしまうかもしれません。

このネガティブな経験が健全な判断にブレーキを掛けているという視点はJCDAが得意とするもので、出題事例に変化が出てきたような気もします。ですので、協議会の視点に立って受験準備してきた方には少し難しかったかもしれませんね。

また、「空欄A」の後にすぐ「(中略)」が来るのも始めてです。CC2とCL2の間にいくつかのやり取りがあったという意味の「(中略)」だと思うのですが・・・。(この「(中略)」のとり方によって、空欄Aのフレーズが変わってきますよね。)


以前は、JCDAが協議会的なアプローチ要素を取り入れる傾向が見られました。今回の協議会の論述はその逆を行くケースなのかもしれません。そうだとすると、両試験機関は違ったアプローチを持ちつつも、お互いの良い面を取り入れるような新しい動きが出てきたということが言えるかもしれません。

昔のCDA資格では、合格率が下がり、40%に近づくに従って受験者の研鑽が進み、合格者のレベルが上がっていきました。キャリコン試験もこれから同じような傾向をたどるのではないかと思います。

今回の協議会における論述試験の変化は、そうした方向性を示唆していると思えてなりません。

第14回で受験を目指す方は、是非このへんの傾向をご理解頂き、試験機関に依存するのではなく、どんなケースにも対応できる真の実力を身につけていただければと思います。


(ご参考)
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